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1,000人に1人の誇りと技
2010年04月06日
今年の春の三寒四温は、いつもの年より波が大きい。
コートをしまいこむタイミングが難しそうだ。
練習のほうは、日本代表の練習がある週だったり、
ない週だったりとこちらもなかなかテンポがつかめない。
日本代表には、オービックシーガルズから、
デイフェンス…古庄、藤本、渡辺、塚田、紀平
オフェンス…古谷、宮本、清水
と合計8名の選手を選んでいただいた。
24日のジャーマン・ジャパンボウルでは、
思いっきり暴れてくれるであろう。
さて、1,000分の1という数字。
これは、よく私が例えにだすのだが、
サッカーの競技人口を仮に、日本サッカー協会に登録して
いる選手の数とすると100万人と言われている。
で、トップリーグであるJ(J1、J2)が約1,000人いるから、
日本のサッカー選手の1,000人に1人がプロ選手という計算になる。
本当はもっと分母が大きいかもしれないが。
アメフトはどうかというと、競技人口は2万人。
それもヘルメットを被るコンタクトがあるアメフトが2万人。
日本代表のオフェンス、ディフェンスのスタメンが22人(+α)
なので、こちらも1,000人に1人。という計算になる。
ものは、考えようであるが、
日本のアメフトのプロ化は、かつてのラグビーの
オールブラックスのように、まず日本代表をプロ化する。
という手もあるのではないか。
競技者の1,000人に1人という確率で言えば、サッカーとも同じである。
決して批判するものではないが、
今回のジャーマンジャパンボウルのための渡航費は、
選抜された選手たちにも個人負担があると聞いた。
オービックシーガルズの8人には、
チームからきちんと補助はする。
そして彼らには胸をはって、
1,000人に1人=日本代表=プロレベルの
技と誇りでドイツで戦い、勝利してきて欲しい。と思う。
そしてその戦いぶりを、応援してくれているフラッグチームの
ジュニアのみんなや、先日川崎のイベントで知り合ったチームの
みんなにも伝えていきたい。
今日、そして、明日のために。