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オービック創立40周年おめでとうございます
2008年04月09日
志をはたして、いつの日にか帰らん
4月8日、
メインスポンサーのオービックが創立40周年を迎えられた。
2003年にオービックシーガルズとなって以来、
早くも5年が経ち、何か自分の会社のことのようにも思える
今日この頃である。
昨日の4月8日は、都内のホテルで大勢のお客様、企業の経営者を
ご招待しての40周年記念パーティーが開催され、
私は、スタッフとして出席させていただいた。
印象深かったのは、
冒頭の40周年の年表ビデオのあとに、
招待されたお客様も、オービックの社員の皆さんも
その場に居た全員で「ふるさと」を合唱したことである。
頭にちらほら白いものが混じった、経営幹部や経営者の方々が、
スクリーンに映った歌詞を見つめながら
「ふるさと」を大合唱する場面には、何故かジーンと来るものがあった。
事前に「ふるさとをみんなで歌う」と
オービックシーガルズのオーナーでもある
野田オービック会長からは聞かされていたものの、
さすがに、全員が歌ってくださるとは想像していなかったので
まず、そのことに少なからず驚いた。
「ふるさと」
兎(うさぎ)追いし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて、
忘れがたき 故郷(ふるさと)
如何(いか)に在(い)ます 父母
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思い出(い)ずる 故郷
志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷
高野辰之作詞・岡野貞一作曲/文部省唱歌(六年)
「3番の、志をはたして、いつの日にか帰らん。というところが良いのだ」
と会長がおっしゃっていたが、、、
パーティーに来場された経営者の皆さんも、
少なからず、野田会長と同じような思いで、
自分が起業した頃や、会社が小さく苦労された頃の場面が
蘇ったのではないだろうか。
1ヶ月ほど前に家族で観た映画『明日への遺言』の中でも、
岡田資(たすく)元中将とその元部下が、
拘置所のお風呂の中で「ふるさと」を大合唱をする場面があった。
いつの日にか志をはたして帰る場所、
ふるさと。
オービックシーガルズの面々にとっての
ふるさとは、チームメイトの待つサイドラインか
最後まで声を振り絞って応援していただいたファンが待つ
観客席か、、、母校か。
私にとっては、1996年の初優勝の場面を見ることなく
逝去した父の墓前である。
25周年を迎えるオービックシーガルズ、
必ずや志を果たすと改めて誓った一日であった。