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12人目の選手
2009年10月06日
ぼくが高校生くらいの時でしょうか。
阪神タイガースにパチョレックというアメリカ人選手がいました。
「闘志たぎらせ、パチョレック今こそ~♪強く雄々しく未来へはばたけー!」
甲子園球場で彼が打席に入ったら大声をあげて応援したものです。
パチョレックはヒーローインタビューでいつものように言いました。
「阪神ファンの応援が一番です。この応援が背中を押してくれる。阪神ファンは10人目の野手です!」
今でもそれを覚えているというのはよっぽど印象が深かったのでしょう。
アメリカの野球は鳴物を使った応援がありません。
集中する打席でラッパ音と大声を出され、外国人選手は気が散るのかな、って考えたことも
ありましたが、パチョレックの言葉は応援している側にとってすごくうれしいものでした。
高校生(中学生?)だった当時は多くのファンの前でプレーするというのはどういうことなのか、
プレーする側の気持ちはよくわかりませんでしたが、大学、社会人選手になって多くの観客の前で
試合をするようになり、パチョレックの言っていたことがよくわかりました。
大歓声の中でプレーするのは興奮します。自分のプレーで歓声があがったときなんかは最高です!
プレー中はプレーに集中しているのですが、プレーが終わった瞬間、「ワァー!!!」って声が聞こえてくるんです。
その感覚ったら、言葉で表現できません。
パチョレックの言葉を借りるようですが、「ファンの皆さんは12人目の選手」だと思っています。
なので、お願いする、というわけではないのですが、試合を見てる皆さん、遠慮せずに声をあげて
応援してくださいね。
テニスやゴルフなどは静かに見るのがマナーですが、アメフトはおもいっきり盛り上がってOK。
もちろん静かに見たいと思われる方もいるでしょうし、それはそれでもちろんOKです。
盛り上がりたい人は遠慮せずにどんどん盛り上がってください!
選手も喜ぶはずです。
18年間選手をしていたぼくが言うのですから間違いありません!!
オービックシーガルズの応援は言うまでもなくチアリーダー“SEA-cheer”が盛り上げています。
選手の時はわからなかったのですが、引退してスタンドからチアを見ていて思うのは、
シーガルズの応援は本当に楽しいということ。
個人的にはピンクレディー、ドリフなどの昭和ソングが多いところが好きですね。
ダンスや音楽もカッコいいものから楽しいものまですごく多彩。
いつも見に来てくれるぼくの友人たちも「いつまででも見ていられる」と言っています。
この楽しい雰囲気はSEA-cheerだけで作れるものではありません。
熱く応援してくださるオービックシーガルズファンの皆さんあってのことです。
応援グッズは今までのチアスティックに代わって、今年の秋からはガルセンが登場しました。
みなさんガルセンどうですか?
ガルセンとは⇒チアニュース
スティックに比べて音は小さいという声もありますが、ただ叩くだけでなくていろんな使い方もできます。
バブル期を思わせるジュリアナ東京ドームも楽しかったですね(若い方はしっくりこないですね、すみません)。
1つ100円と有料ですが、是非みなさんガルセン買ってくださいね。
ガルセンで埋まったスタンド、見てみたいです(ずうずうしくてすみません)。
何度も言いますが、みなさんの応援が選手たちの力になります。
オール三菱戦(10/11・日)、アサヒビール戦(10/24・土)と川崎球場での試合が続きますが、
応援でも相手を圧勝しましょう。