藤田義生ブログ“エダ散歩”

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2009年03月

2009年03月28日

フラッグ大会【子供たちとの触れ合い】

今回のフラッグフットボール大会にはオービックシーガルズの選手たちもたくさん参加しました。
各チームに2~3名ついたのですが、フラッグフットボールの経験豊かなチームばかりなので

コーチ役というよりむしろ盛り上げ役といった感じです。

 

選手の中には小学生とどう接したらいいのかわからない、子供が少し苦手という者もいるかもしれない

と思ってました。ぼくも、子供の目線で接すればいいのか、大人として接すればいいのか、迷ってしまう

こともありましたし。。

 

しかし、選手たちの様子を見てるとそんなことはなかったようです。

昨年の夏のイベントでは、子供たちと楽しそうに接している#33小島選手が特に印象的でした。
小島選手はもちろん今回のイベントにも参加。
子供たちと一緒にはしゃぎまくってました。

 

小島選手に「ほんま楽しそうやね。子供好き?」と聞くと、

「好きですよ。本当にダメなことをしたときはしっかり注意はしますけど、あとは楽しく遊んでますよ」

と笑顔で回答。

同じ目線、とかいうのではなく、本当に自然体で接している姿が印象的でした。

 

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▲子どもと2オン1をする小島選手

 

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▲子供たちも小島選手も本当に楽しそう。自然体ですね

 

まわりを見ると、選手と子供が楽しそうに接している姿がそこらじゅうで見られました。

子供たちがフラッグフットボールを楽しむことはもちろんですが、こうやってXリーグの選手と

楽しそうに触れ合えるって最高ですよね。

 

一緒に遊んだ選手たちがスタジアムで戦っている姿を子供たちに是非見に来てもらいたいものです。

 

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▲肩車をしてVサインの#6越田選手 

 

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▲ハイタッチでたたえ合う#35山崎選手 

 

2009年03月26日

フラッグ大会 【スターの卵!?】

3月22日(日)に行われたフラッグフットボール大会は大人、子供合わせて約200名の大イベントと

なりました。体験会などでは、楕円形のボールでキャッチボールをしたり、腰につけたフラッグを取る、

というようなことから始めるのですが、今回参加したチームはフラッグフットボールのクラブばかりなので、

ウォーミングアップの後にすぐに試合、という流れで行うことができました。

 

各クラブで練習しているだけあって、プレーのレベルは非常に高い。
会場がドヨメクほどのスーパープレーも数多く見られ、それを見ていた選手やコーチは
「●●よりうまい」とか「●●にあれ教えよう」といった声が密かに聞かれたほどです。

 

今回の試合でぼくがおもしろいと思ったのは、高学年も低学年も混合で試合を行ったこと。
低学年の子たちは物怖じせずに高学年の子に立ち向かいますし、高学年の子も手を抜くことは

ありません。優勝した酒井根東小チームは関東大会上位常連、かつ6年生ばかりということで

ダントツの強さで優勝したわけですが、高学年相手に大活躍していた子もいました。

 

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▲みんな本気!体格差なんで関係なし! 

 

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▲他チームの試合を見る酒井根東小メンバーと担当コーチ役の松下選手。

なんか余裕の表情ですね

 

とくに下の写真の21番の彼の走りは素晴らしい、なんてレベルのものではありませんでした。
俗語を使いますと「超ハンパねえ!」といったレベルです。
天性の能力なのでしょうか。カットバックのキレ、ホールを見つける眼、フラッグを取られず走る技術、

そして独走するスピード。

小さい体で大きなディフェンダーの間すりを抜けて独走する彼のプレーを何度も見て、

かつてのNFLの名選手バリー・サンダースのプレーを髣髴とさせられました。

実写版のアイシールド21ですね。
大橋ヘッドコーチも「あれはすごい!あれはやばい!」と彼のプレーを絶賛するほど。
このままフラッグフット、そしてアメフトを続けると、将来は日本を代表する選手になるやろな、

そんなことを写真を撮りながら考えていました。
学年を聞くと、なんとまだ2年生!! ほんと将来が楽しみです。

 

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▲2年生ながら何度も独走して会場を沸かせた21番のちびっこスーパーRB

 

この春、卒業する酒井根東小チームの子たちに「フラッグを続けるの?」と聞くと、

みんな口をそろえて、「フラッグを続けたい」「アメフトをやりたい」と言っていました。

なんか嬉しくなりましたね。


少しずつではありますが、こういったフラッグフットボールの活動を通じて、

もっともっとアメフト界が盛り上がればと思います。

 

2009年03月18日

2009トライアウト

先週末、2009年度のトライアウトが行われました。

今年は30人が受けたのですが、例年以上にレベルの高い選手が集まったように思えました。

 

昔は企業チームが多かったせいか新人枠は15名と決められていて、その決まりは今もかわりません。
選手数が少ないチームでも15人以上新人登録ができないのです。
まあ、そういう決まりがあるので、どの選手をチームに迎え入れるのか、コーチ陣は悩んでいるに

違いないでしょう。

 

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▲大橋ヘッドコーチから説明を受けるトラウアウト受験者たち

 

ぼくはシーガルズがクラブチームになった翌年、2000年に行われた第一期のトライアウト生なんです。
とはいっても、ぼくはNFLEのトライアウトで肉離れを起こしてしまったので、シーガルズのトライアウトは

受けることはなかったのですが、その時に受けた同期ではOL#75宮本選手DL#97福永選手

今年も現役選手として練習にに励んでいます。
宮本選手は同好会出身、福永選手は四国リーグ出身と二人とも無名選手だったのですが、

今や両選手とも大ベテランでチームの大黒柱。
なんか時の経過を感じますね。
宮本選手はOLのトライアウトを見守り、福永選手はなんと1オン1に参加していました。

 

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▲1オン1を見る宮本選手 

 

トライアウト合格者は春シーズンの試合や練習を通じて、夏のロスター入りを目指すことになります。
春のパールボウルトーナメントの日程も発表されましたが、試合会場でトライアウトを合格した新人の姿が
見られると思います(試合に出場するかどうかはわかりませんが)。
みなさん、楽しみにしていてくださいね。

 

2009年03月03日

大産大出身トリオ

大産大高って聞いたことありますか?
何度も高校日本一になっている大阪の名門校です。
 

ぼくが高3のときは4回対戦して2勝2敗。
勝った2試合は逆転勝ち、負けた2試合はボロ負け。とにかく強かったです。

同じ3年にQB東野(アサヒビール)、WR下川(パナ電)、2年にはLB霊山君(現パナ電TE)、
1年にRB小林君(パナ電)と今でもXリーグで活躍しまくってるメンバーの集まりでした。
パナソニック電工のQB高田君やWR長谷川君、NFLに挑戦している木下君も大産大高出身ですね。
 

もちろんオービックシーガルズにも大産大高出身者がいるのですが、その中の3人が
今春、アメリカのAF2(アリーナフットボール2)に挑戦します。
LB#9塚田DB#14長谷川DB#16三宅の3選手。ともに3年目の若手です。
 

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  • AF2といえば過去に、#8渡辺#13里見#20古谷拓也#31中西などベテラン選手が長年実績を残してきましたが、今回挑戦する3人は全員AF2初挑戦。
  • 3人に「どないやねん?」って聞くと、3人とも関西人らしく少し謙遜気味に答えてくれましたが、言葉にも表情にも、底知れぬ自信が感じられました。 3人とも、その時代のフットボール界で常に名を馳せてきた選手ですからね。


                                                      

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    「ところで英語はどないやねん?」と聞き ました。3人ともKJやジョンと英語で話しているのをあまり見たことがな い。 KJは日本語がペラペラなので、ほとんどの選手が日本語でしゃべっていますけどね。3人とも日本人のいない現地では英語を話すしかないので、なんとかなると思っているようです。 なんというプラス思考!! 

    (※ちゃんと英語の勉強はしているようです)


  • まあ共通して言えるのは、3人とも「プロの世界」で挑戦したいという強い想いがあること。習志野グラウンドのトレーニングでも、
  • 強い意志が感じられました。 IMG_0207.JPG 厳しいプロの世界で本場の選手と凌ぎを

    削って戦い、ひとまわりもふたまわりも成長して帰ってくることでしょう。 
     

    所属チームは以下の通り。                        
                                               
    塚田 :ケンタッキー ホースメン
    長谷川 :テネシー バレー バイパーズ
    三宅 :ストックトン ライトニング

     

    3人とも3月中旬に渡米。
    3/28 ~7/25までリーグ戦16試合を戦います。
    (リーグ戦の後にプレーオフがあります)


  • 現地からの挑戦レポートをROCKERSに掲載する予定です。
    どうぞお楽しみに。                                  
     
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    ▲左から長谷川、塚田、三宅。高校時代を感じさせるポーズで