藤田義生ブログ“エダ散歩”

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2009年12月

2009年12月22日

JXB

ジャパンエックスボウル見てきました。
鹿島、富士通と関東の企業チーム対決とあってか、すごいたくさんの観客が入ってました。
ニッカポッカはいている人とかもいて、「ああー、建設現場の人たちも応援きてるんやなー」なんて思いました。

 

試合の感想は・・・・おもしろくないですね。

 

一見地味に見える試合ですが、両チームともオフェンス、ディフェンスで随所にいいプレーがあったし、
おお!って唸るようなプレーもあった。

両チーム、実力は均衡してたと思いますが、勝負所で確実にプレー決めた鹿島が勝った。
逆に富士通は決められなかったというところが大きかったと思います。
鹿島はパナソニック電工戦同様、勝負強さを見せました。

3ターンオーバーを奪ったディフェンスもすばらしかった。
あと、後半ランプレーが進んでいたのも大きい。
こう考えると、やはり鹿島が勝つ要因が多いですね。

 

富士通は最初のシリーズでTDを取って、予想外に点の取り合いになるのか?!と期待しましたが
鹿島ディフェンスにアジャストされ、攻めあぐねていたように思います。

 

なんや、おもしろい試合やんけ、と思われるかもしれません。
そりゃ応援してる人にとってはおもしろ試合だったでしょう。

おもしろくないというのは、よそのチームの晴れ舞台を見てもつまらんということです。
自分たちが出ないとおもしろくない。
ま、当然ですが。。。

 

印象に残ったのは鹿島の森ヘッドコーチの試合後インタビュー。
試合会場で聞いただけなので、定かではないですが
「1点差でもぶさいくな試合でもとにかく勝ったことに意味がある」というようなことをおっしゃってました。
重みのある言葉です。

 

さて、悔しい悔しい言うても何も始りません。
オービックシーガルズの選手たちは来シーズンにむけて始動しています。

2009年12月16日

LEGEND

日曜日、#11KJ#12カール#93シャック(福原)、OBの木村君らとたこ焼きをしました。

シャックはたこ焼きの名人です。KJは・・・・。

 

さて、みんなでわいわいたこ焼きを食べながら、みんなで大学日本一決定戦「甲子園ボウル」を

見ていたんですが、 関西大学やりましたね。
甲子園ボウル常連の法政大学に50-38で勝利。
見事です。

 

今までリーグ戦でも下位にいることが多かった関西大学。
立命、関学の2強を倒し、関東の常勝チーム法政にも勝利。
すごいですよ。

でも、試合を見ているとなるほどなあ、と思いました。

関大が勝ったのは奇跡でもなんでもなく、実力です。
選手もプレーもすばらしかった。
学生フットボール界に新しい歴史を刻んだ関大、すばらしいですね。
グレイト。

 

IMG_5042-1.JPG

▲たこ焼きパーティー

 

さてNFLでもすごい記録がでました。
コルツがブロンコスに勝ってレギュラーシーズン22連勝(昨シーズンからの連勝)で

NFL新記録を達成したんです。
すごいことですよ。

 

QBマニング率いるオフェンスはすごいし、ディフェンスもDEフリーニーやマシスをはじめめちゃくちゃ強い。
でも、コルツって圧勝ばかりじゃないんですよね。
後半はマニングも不調だったし、圧倒的な強さは感じなかった。
でも、勝負を決めるところではすごい集中力できっちり決める。
そんな印象でした。

 

しかしNFLで22連勝って半端なくすごいことですよ。
ただ強いだけじゃあここまで勝てない。セインツも今年は全勝ですが、
勝ちつづけることって本当に難しいと思います。

他のチームと何が違うのか。
我々オービックシーガルズが日本一になるためのヒントがこれらのチームに
あるような気がします。
 

しかしここ数年レギュラーシーズンを圧倒的な強さを見せているコルツも
2年前にスーパーボウルで勝ったけど、ほとんどプレーオフで負けています。
ライバル視されるペイトリオッツと比べて全然スーパーボウルに出てないんですよね。
これも不思議なことであり、強いチームでも勝てないときがあるというのもまたフットボールの

おもしろみでもあります。

 

記録といえばもうひとつ。
コルツに敗れはしましたが、この試合でブロンコスのWRマーシャルが1試合で21キャッチの

NFL新記録を達成しました。
1試合21キャッチですよ!!考えられません。
他のWRがかわいそうなくらい、ブロンコスのパスはマーシャルばっかり。
もちろん厳しくマークされるのですが、でもパスが通る。
すごかったです。

 

NFLはもうすぐプレーオフに入りますが、ますますおもしろくなってきますね。
それより、来週21日(月)はいよいよジャパンXボウル。
じっくり見てこようと思います。
 

2009年12月07日

ファイナル・ステージ

週末に行われたファイナルステージで鹿島がパナソニック電工に、富士通がアサヒビールに勝ち、
ジャパンXボウルの対戦は鹿島対富士通に決まりました。

鹿島はパナソニック電工の3連覇を阻止。
ぼくたちが3連敗しているパナソニック電工に見事勝利しました。

 

試合は見ていませんが、スタッツを見てみると、パナソニックの総獲得ヤードはなんと520ヤード。
鹿島は293ヤード。

パナソニックのQB#8高田選手はパスを29回投げて23回成功、343ヤードを稼ぎだしました。
でも負けた。

 

高田選手のパス失敗はたったの6回。しかしそのうちの3回はインターセプトをされていて、

1本は鹿島の#4山本選手にリターンTDをされています。
ファンブルロストも1回。
キッキングでも鹿島の#18前田選手がキックオフリターンTDを決めています。

 

一方、鹿島オフェンスはインターセプトやファブルでターンオーバーがなかった。
パナソニックは攻撃で1.5倍近くも進んでおきながら、ターンオーバーとキッキングが負ける

大きな要因になった、と言えるのではないでしょうか。
(あくまでもスタッツを見ただけでの判断です)

 

このスタッツ、オービックシーガルズがリーグ戦でアサヒビールシルバースターに負けた試合と

似ているところがあります。

 

アメリカンフットボールはオフェンスやディフェンスが強くても負けることがある、ということですね。
そして前回書きましたが、強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強いのです。

 

鹿島は17点を先制されてからの逆転勝利。
見事だと思います。

 

鹿島と富士通はリーグ戦でも熱戦を繰り広げただけに(富士通22-20鹿島、試合残り0秒で

富士通がFGを決めて逆転勝利)、決勝もいい試合になると思います。
双方のヘッドコーチ(HC)は、京都大学全盛期の元オフェンスコーディネーター(富士通・藤田HC)

対 ディフェンスコーディネーター(鹿島・森HC)の対戦ということでも注目の一戦です。

 

来年は相手チームの決勝の紹介なんて書かず、みなさん見に来てください!って書きたいものです。