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夏合宿
2009年08月12日
夏合宿が終わりました。
9月4日(金)の日本ユニシスBULLS戦まであと3週間ほど。
早いですね。
夏合宿といえば長くて、辛いもの、って印象がありますが、
今年は2泊3日。今までで一番短い日数の夏合宿だったので選手にとっては
少し物足りなかったのではないでしょうか。
しかしその分、内容は非常に濃く、いい合宿だったと思います。
写真を撮ったりしながら練習を見ていて、ぼくが目を向けたのは新加入のルーキーとベテランたち。
春はCFL(カナディアンフットボールリーグ)挑戦していたため、この夏から練習に入ったDB#41堀、
KJの後輩でハワイ大のスターターDL#12カール・ノアの実践練習を初めて見ましたが、
「・・・・!?」という感じでした。
なんのことやねん!?って思われるでしょう。
それは9月4日(金)に千葉マリンスタジアムに見に来てください。
▲DL#12カール・ノアです。身長・体重はKJと同じ。詳しいことは
試合まで秘密ですが、KJがもうひとりいるとお考えください
▲DB#41堀。見た目も動きも日本人離れしています。岐阜県出身。
長年主将を務めた元#39遠藤紀彦さんも日本人離れしていましたが、
彼も岐阜県出身でした
AF2(アリーナフットボール2)に挑戦していたLB#9塚田、DB#14長谷川、#16三宅も、
半年間の武者修行を経て相当レベルアップしていますし、CFLに挑戦してたWR#85萩山は
別人かと思うほど巨大化し、なおかつスピードも落ちてないので、
本場アメリカ人の選手のようでした。
▲WR#85萩山。体も頭も肥大化していました
ベテランでははWR#10水口(ぐっさん)、DB#8渡辺(サル)、#19玉ノ井(タマ)。
サルとタマはぼくと同期で、歳は二人とも1コ上。
ぐっさんはぼくの1コ下。
正直心配になるわけですよ。
みんないい歳やし午前は夏の炎天下、午後は大雨の中での練習でしたから。
でも、3人ともキレていましたね。
タマは春はコーチ専任で、半年間プレーしていなかったので特に心配だったのですが、
プレーはキレていました。すぐにでも試合に出られるくらい。
きっと選手にも、奥さんにも内緒でコソトレ(こっそりトレーニングすること)していたんでしょうね。
そんなタマといろいろ話をしていて 、
「エディ(ぼくのこと)にとって、どの合宿が一番印象に残っている?」と聞かれました。
移籍したてで何もかも新鮮だった2000年のハワイ合宿、小笠原の漁師研修を1週間
早く切り上げていきなり合流した2003年の初の習志野合宿、引退生活から復帰したてで
心身ともに不安定な状態で参加した2006年の習志野合宿など、それぞれいろんな想いで
過ごしてきた合宿ばかりですが、ぼくにとって一番印象に残っているのは、
最後となった2007年の合宿です。
ひとことでいうと「覚悟と決断」の合宿でした。
その年で最後にするとシーズンが始まるときから決めていました。
そして春の練習中にアキレス腱を断裂するという大怪我をしてしまいました。
夏からリハビリを始め、9月の復帰を目指していました。
でも最後と決めた年、のんびりなんかしていられません。
再断裂=引退を覚悟して、実戦練習を含む合宿のすべての練習に入ったのを覚えています。
その時の日記が過去のROCKERSに載っていました。⇒その時の日記
きっと、みんなもいろいろな想いを持って、臨んでいるのだと思います。
選手だけでなくスタッフも。
ファンの皆様には試合会場で、それを感じていただけたら、と思っています。