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富士通戦
2009年06月06日
富士通戦、勝ちました。
いつもはスタンドで冷静に写真やメモを撮ってるのですが、
終盤の追い上げには熱くなりました。
スコアは20-17ですが、実はディフェンスで取られたのは3点。
1本は富士通にファンブルリカバーされてのTD、もう1本はキックオフリターンTD、
3点の失点もファンブルのターンオーバー後きっちり止め、その地点から決められたFG。
ディフェンスとしては完封したと言っても過言ではないと思います。
前回のブログでモメンタムの話を書きましたが、何度も富士通にモメンタムが行きそうな場面で
オービックディフェンスはきっちり止めた。これはすばらしいことだと思います。
所詮モメンタムというものは、精神的なものにすぎず、
「いつ、どんな状況でも自分たちのプレーをする」
ということを実行した結果だと思います。言うのは簡単ですが、やるのは簡単ではない。
絶対に止めたる!って意志を全員で持ち続けた結果。
ほんまにええディフェンスやった!と言いたいです。
▲守り切ったディフェンス。あんたらほんま最高や!!
オフェンスは失点につながる大きなミスをしたものの、きっちりプレーをやりきり、
ディフェンスが回したボールを得点につなげた。
最後の追い上げは2005年のジャパンXボウル(対松下電工)を思い出しましたね。
鳥肌立ちました。
オフェンスで試合を通して印象的だったのは今春RBの中心として活躍している#36白木と
この試合が今年初出場となった#20古谷拓也のベテランRBコンビ。
ふたりとも経験豊かで実力はあるのですが、それより1ヤードでも、1インチでも前に行くっていう
意思がプレーににじみ出ていて、毎プレー「おお!」って思わずにはいられませんでした。
タックルされても足をかいてる、ひっかけられ空中に浮いてるときも足をかいてる、
ヘルメットが脱げても走りつづけてる、それをほんまに徹底してた。
ただ単に「力強い走り」といえない、意志のこもった走りに感動しました。
▲暴走機関車というあだ名をつけたくなる白木のラン
さて、いつまでも富士通戦の勝利の余韻にひたっている暇はありません。
次はパールボウル決勝、相手は鹿島です。
2005シーズンのライスボウル以来のボウルゲーム。
相手は宿敵鹿島、舞台としては申し分ないですね。
あとはやるだけです。
東京ドーム6月19日(金)、19時キックオフです。
19日、最高の夜になるよう、一緒に戦いましょう!!