藤田義生ブログ“エダ散歩”

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逆境

2009年05月03日

もうすぐ2009年の初試合です。
楽しみですね。

 

練習前のミーティングで主将の#2古庄選手が、今横浜アリーナで行われている世界卓球で
ベスト8進出を果たした16歳の石川佳純選手の話をしました。

 

石川選手は世界ランク99位ですが、ランク10位、37位、33位と世界の強豪を次々と倒して
ベスト8を果たしたのです。どんな状況でも強気で攻めた結果だと思います。
もちろん気力だけで結果を残せる世界ではなく、緻密な戦略を実行しての結果だと思います。
古庄選手は石川選手の奮闘にえらく心を打たれたようです。

 

「どんな状況でも、特に逆境であるとか、ここぞという勝負時に勝つチームが日本一になれる。
それを今日の練習、次の試合で実行していこう」と古庄選手。
気合い入っていましたよ!

 

逆境といえば、2008年のFinal6での鹿島戦、松下電工(現パナソニック電工)戦は
みなさんの記憶に新しいと思います。
鹿島戦は試合終了間際に#83清水選手のキックオフリターンTDで同点に追いつきタイブレークで勝利。
松下電工戦は3Q終盤に清水選手のキックオフリターンTD、4Qに2本のTD、最後は2点コンバージョンを

決めて同点に。タイブレークではインターセプトされて負けてしまいましたが、逆境からどんどん攻めていく

姿は、多くの人に感動を与えたことと思います。

 

最近では野球でこんなシーンもありましたね。
WBC決勝のアメリカ戦で、ずっと不調に陥ってたイチロー選手が逆転打を放って勝利した姿には日本中が

感動しましたし、プロ野球・4月30日の阪神対横浜では阪神が0-2で負けていて、9回2アウトとまさに

「後がない」ところから4連続安打で同点に。最後はアニキ金本選手のヒットでサヨナラ勝ちをした試合は

本当に感動しました。こんなことってあるんか!?って思いましたよ。

 

逆転劇というのは本当に感動を与えるんですね。

まあ圧勝するに越したことはないのですが、「ここぞ」という時に魅せるチームって
本当にかっこいいですよね。


2009オービックシーガルズは春からそんなプレーを見せてくれるはずです!
日本ユニシスBULLS戦は5月5日(祝・火)、川崎球場で14時キックオフです。
みなさん、是非見に来てくださいね。