藤田義生ブログ“エダ散歩”

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ルール改正

2009年05月11日

2009シーズンの初試合となった日本ユニシス戦は37-3で勝利できました。
チームとして今年初めての試合だったわけですが、オフェンス、ディフェンスとも新コーディネーター

としての初試合でもあるし、新人たちにとっても初めての試合でした。
多少、固さもありましたが勝利できてよかったです。

 

さて、Xリーグでは毎年ルール改正が行われるのですが、今年は大きくルールが変わり、
新ルールで初めての試合になりました。

 

まず大きく変わったのは25秒計が40秒計に変わったこと。 ※詳しくは⇒Xリーグホームページ
今までは審判のレディ・フォー・プレーの合図から25秒以内にプレーを開始しないといけなかったんですが

(開始しなかった場合はディレイ・オブ・ゲームの反則で5ヤードの罰退)、 新ルールではボールデッドから

40秒以内と変わりました。
わかりやすくいうと、「前のプレーが終わってから40秒以内に次のプレーを始めなあかん」ということです。

 

レディ・フォー・プレーの合図は審判によって差があるので、今までは「え?もう25秒たったの?!」って

こともたびたびあったのですが、新ルールでは平等に40秒間あるので、これはいいルールだと思います。
先日のゲームでも「時間が足りん!」ってこともなく、スムーズにゲーム運びができているように見えました。

 

ただ、タイムアウトやクォータータイムのように一度試合が止まってしまう場合は今まで通り

レディ・フォー・プレーから25秒以内となります。
40秒計と25秒計の2台を設置するのかな?と思っていたのですが、同じ時計を使うようです。
ちょっとややこしいですが、エンドゾーンにあるカチカチ動いてる時計がに0になるまでに

プレーを始めたらOKということです。

 

IMG_1672.JPG

▲右はしに写っているのが40秒計(場合によっては25秒計)です。

この数字が0になるまでにプレーを開始すればOK!

 

もうひとつ、大きくルールが変わったことは、キックオフの時のボールの位置が自陣35ヤードから

30ヤードになったことです。蹴る位置が5ヤード遠くなったわけですね。

これはキック側にとってはだいぶ不利なルールです。


なんで、こんなルール変更があったのか・・・。
それはXリーグはNCAAルール(アメリカの大学のルール)で行ってるからなんです。
アメリカのキッカーはキック力があっていつもタッチバックばかり(蹴ったボールがエンドゾーンまで

飛んでしまう)。だからリターンできないことが多いんです。

それで「5ヤード下げようや」、ってことになったのでしょう。

 

まあ、オービックシーガルズにはアメリカ人なみのキック力のあるW杯日本代表キッカー

#1金親選手がいるのでさほど問題ではないですが、キック力のあるキッカーがいない

チームにはとってはかなり痛いでしょうね。


ということで金親選手、5ヤード下がってもタッチバック見せてくださいよ!
みなさん、タッチバックの際にはスタンディング・オベーション、お願いします(笑)!!