2014年03月13日
▲今年はこの8選手がコーチ役を務めました。フラッグ体験教室に参加してくれた子どもたちと
3/9(日)、仙台市のFUT MESSE仙台長町で開催された「がんばろう東北! フラッグフットボール体験教室」(東北学生アメリカンフットボール連盟主催)に参加してきました。
3.11東日本大震災以降、私たちは自分たちにできることで東北の皆さんを支援・応援しようと「Gulls for Tohoku」を立ち上げ、義援金の寄付や学生向けクリニック、フラッグフットボールイベントなどを行ってきました。このイベントは、「フラッグフットボールの普及を通して、東北地区におけるアメリカンフットボールの振興を図る」という活動趣旨に賛同し、2012年から毎年協力させていただいているものです。
今回参加したのは、DB#8渡辺、DL#11ケビン・ジャクソン、DB#14藤本、LB#52萩野、OL#76藤田、WR#85萩山、TE#89森(章)、DL#91徳間の8名の選手。午前中に「フラッグフットボール指導者講習会」と「学生向けアメリカンフットボールクリニック」、午後に「小学生フラッグフットボール体験教室」が行われました。
●午前-フラッグフットボール指導者講習会、 学生向けクリニック
指導者講習会では、#8渡辺選手が普段の小学校訪問(きてきてアメフト先生)とまったく同じ要領でフラッグフットボールの授業を行い、参加者に体験してもらいました。
▲実際に子どもたちにどう教えるか。学生が相手ながら口調は小学生低学年向け。
「ちょっと恥ずかしい」(笑)と渡辺選手
▲メニューや伝え方などのポイントを説明しながら、体を動かします。
みんな楽しんでプレーしてくれました!
学生向けのクリニックでは、まず全員でタックルのファンダメンタルを練習。その後、ポジションごとに分かれて、オービックの選手が学生の質問に答えながら、ときには動いてみせてレクチャーをしました。
▲#76藤田選手とTE#89森(章)選手がオフェンスのブロックをレクチャー
▲指導者講習会、学生クリニックに参加していただいた皆さん、
ありがとうございました
●午後-小学生フラッグフットボール体験教室
午後の体験会には、16名の子どもたちが参加してくれました。「フラッグフットボールで遊ぶ日」でもお馴染みの#91徳間選手の仕切りのもと、しっぽ取りやミニゲームで約2時間楽しみました。
3年連続で参加してくれた子がいれば、初参加の幼稚園児もいたり。元気な子どもたちのたくさんの笑顔が見られました。
▲徳間隊長がこの日のために用意した“モンキー準備運動”が炸裂!!
▲信号機しっぽ取り! #11KJ選手はフラッグの位置が高いから反則!?
▲1対1。逃げ切れるかな?
▲徳間隊長自ら、カニブロックの見本を見せます。#52萩野選手はブロックをかいくぐれるか?
▲2対2。カニブロックを使って、タッチダウンを目指せ!!
▲パスの練習。#14藤本選手や#11KJ選手からのパスをキャッチできるかな?
▲3対3。#76藤田選手と#89森(章)選手がコーディネーターのチームが対戦。パスは通るか!?
▲プレゼントにもらったボールにサインをもらおうと、選手の周りに子どもたちが集まりました
今年で3回目の訪問になりました。大震災のあったあの日から3年が経ち、時の流れの速さを感じます。今回の訪問は、私たちは震災直後に抱いた復興への思いを今も変わることなく持ち続けることができているか、自らに問いかける機会にもなりました。参加してくれた子どもの中には、毎年この日を楽しみにしてくれている子もいます。未来ある子どもたちのためにも、自分たちができる形での復興支援をこの先もずっと継続していきたいと思います。