2012年03月13日
3/11(日)、仙台市で開催された「がんばろう東北! “絆”づくりフラッグフットボール」(東北学生アメリカンフットボール連盟主催)に選手・コーチ7名が指導役として参加してきました。
昨年、Gulls for Tohokuで皆様からいただいた義援金(53万円)を、今後の普及活動にと同連盟に寄付させていただいており、「フラッグフットボールの普及を通して、東北地区におけるアメリカンフットボールの振興を図る」という活動趣旨に賛同し、協力させていただいたものです。
仙台市太白区にあるFUT MESSE仙台長町店のフットサル場を会場に、午前中は「指導者講習会」、続いて午後に「小学生体験教室」が行われました。オービックシーガルズからDB#8渡辺選手、LB#9塚田選手、DL#11ケヴィン・ジャクソン選手、WR#18木下(典)選手、WR#85萩山選手、鈴木コーチ、鹿島ディアーズからOL笠井選手が参加しました。
指導者講習会には、小学校の先生、大学のアメフト選手やマネジャーなど約100名が集まってくださいました。教習テキストも準備していましたが、フィールドで体を動かして実際に体験してもらいながら進めることに。「しっぽ取り」「しっぽ取り信号」「手をつないでしっぽ取り」などのメニューについて、子どもたちに教えるうえでの注意点や私たちの経験を交えながら、細かいところまでレクチャーさせていただきました。実際に授業でフラッグフットボールに取り組んでいる先生も参加されていて、熱心にメモをとる方もたくさんいらっしゃいました。
続く体験教室には、7名の小学生に、お父さんたちも加わってくださいました。仙台にはフラッグフットボールのチームもまだなく、初めてフラッグフットボールをする子がほとんどでしたが、大きな選手たちと一緒になって元気に頑張ってくれました。
東日本大震災が発生した14時46分にはプレーを一時中断し、全員で黙祷を捧げました。被災された皆様にあらためて心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興を願います。
今回の現地サポートで、Gulls for Tohokuはようやく端緒についたという感じです。今後は、指導者講習会に集まってくださった方々を中心にお声がけさせていただき、東北地方でのフラッグフットボール体験=子供たちの笑顔を増やすことを広げていく予定です。これからも、何度か東北に足を運ぶつもりでいますので、東北の皆さん、その際はどうぞよろしくお願いします。
▲東北学生アメリカンフットボール連盟フラッグフットボール担当理事の
星さん(左)、同連盟小野理事長(中央)が開会の言葉を述べられました
▲指導者講習会は約100名もの参加を得て盛会に
▲「きてきてアメフト先生」で経験を積んだ2人が進行します。
鈴木コーチ(左)と渡辺選手
▲メモをとりながら熱心に聞いてくれています
▲手をつないで2人組でしっぽ取り。学生と組んだ木下選手
▲見本で2対1のカニブロック(鈴木コーチ)を披露。萩山選手が走ります
▲受講生もさっそく2対1にチャレンジ
▲パス競争は、大人も子どもと同じように盛り上がります
▲午前の部終了。同連盟の佐藤理事(中央)が締めます
▲午後は体験教室。子供たちとの顔合わせは、自己紹介から
▲鹿島ディアーズの笠井選手と子どもが相撲対決!簡単に持ち上げられてしまいました。
笠井選手、オービックの塚田選手、KJ選手は、前日10(土)に行われた
大学生クリニック(同連盟主催、日本社会人アメリカンフットボール協会協力)にも
講師として参加しました
▲KJ選手と笠井選手の相撲対決。軍配は?!
▲2人組でしっぽ取り。渡辺選手と萩山選手が子どもたちを追いかけます
▲1対1。木下選手がディフェンスです
▲2対1。カニブロックされているKJ選手
▲作戦タイム!
▲塚田選手の作戦はうまくいくかな
▲オープンプレーも上手にできました
▲最後に記念撮影。 「来年また一緒にしよう。1人3人のお友だちを
連れてきてね」と約束してお別れしました
▲番外編は、大学生とのフラッグ対決
▲このあとKJ(右端)がボールをカットすると大騒ぎに!