2011年01月31日
自主トレ本格化◇プロ陸上選手を招いて「速く走る講座」
チームジャパンがアジア選手権に向けて始動した1/29(土)、オービック習志野グラウンドでは、自主トレの一環として、プロ陸上選手の秋本真吾さんを講師に招いて「速く走る講座」を行いました。
秋本プロは、400mハードラーにして200mハードル(非公式種目)のアジア記録保持者。2012年ロンドン五輪を目指す傍ら、子ども向け陸上教室を開催したり、他競技のアスリートに走り方を指導しています(この1月にはプロ野球オリックスバッファローズを指導)。
今回は、玉ノ井DBコーチが自身で走り方を学びたいと秋本プロに打診したところ快諾いただき、せっかくなのでみんなで学ぼうと、グラウンドにお越しいただいたものです。オービックシーガルズの選手、トレーナー、コーチなど30名ほどが参加。【座学】から始まり、【フィールドトレーニング】【ウエイトトレーニング】と約2時間、プロの極意を伝授していただきました。
▲講座前に集中自主トレを敢行しました。日本代表候補を辞退したばかりのLB#2古庄選手の誘いに15名が集まり、下半身を中心に一時間半。「短時間ながら皆非常に意識高く参加してくれたので、かなり追い込めた」と古庄選手
【1.座学】
大学院の修士論文も走ることに関してだったという秋本プロ。速く走ることをひたすら考え続けてきた専門家のプレゼンテーションは説得力があります。走ることに特化した講義を受けたことのない選手たちには、相当刺激的だったようです。
▲アメフト選手に必要な「スタート」「加速」に関する質問が集中しました。子どもの頃の夢は「100m金メダリスト」だったという俊足・RB#21杉原選手から専門的な質問も。「あんなに質問が飛び交うとは。 選手の学ぼうとする姿勢に感動しました」(秋本プロ)
【2.フィールドトレーニング】
選手の質問が多く、時間が押してフィールド講座へ。肩甲骨、股関節、腹筋の使い方、意識するポイントなどを、お手本を見せていただきながら体感しました。秋本プロが走るたびに、参加者から「オーッ」とため息と歓声が入り交じった声。それぐらい、走ることを突き詰めた選手の走りは美しいものでした。
▲さっそくトライするRB#35山﨑選手(右写真)。来シーズンの走りに注目ですね
【3.ウエイトトレーニング】
最後に、速く走るためのトレーニング法を教えてもらいました。普段私たちが行っていることも、速く走ることにつながっているんですね。秋本プロは、さらに突き詰めて鍛えているという印象でした。ことトレーニングに関しては、秋本プロも選手たちの“強さ”に驚いていました。
▲率先して腹筋をする古庄選手(左)と杉原選手(右)。「刺激だらけでめっちゃ楽しかった。今度お会いするときには成長した姿を見せたい」 (古庄選手)
▲トレーニングの手本を見せる秋本プロ。「日本一の情熱を感じ、純粋に皆さんのお力になりたいと思いました。そして、シーガルズがなぜ日本で一番になれるかがわかりました。選手のポテンシャルもありますが、チームワークの良さですね。これからも応援させていただきます」 と心強い感想をいただきました。秋本プロ、ありがとうございました!
→秋本プロもブログ「405 ARIGATO レストラン」に本講座のことを書いてくださいました。
◇参加選手から
「自分が悩んでいたことをプロに聞けて、プロの知識も教えていただけたので、必ず今後につなげたい。体幹と可動域、かかとの意識、足のもっていく位置の重要性に気づかされました」(LB#52藤井選手)
「プロ選手の競技やトレーニングに対する考え方を聞くことを目標に参加したので、学ぶことがたいへん多い一日でした。自分の考えにぶれない軸を持つ、効率的に体を使う、毎日グラウンドに出る(毎日何かをやる)、特にこの3点が勉強になったので、実践していきたい」(OL#76藤田選手)
「非常に貴重で有意義な時間を過ごせて、モチベーションがグッと上がりました。秋本さんの細部に渡るこだわりは、僕たちが大切にしているファンダメンタルに通じる気がして、非常に好感を持ちました。来シーズンは、もっと細部に落とし込んだ『腱』の伸縮まで意識できるようフォーカスします」(WR#28須賀選手)
2011年01月28日
【雑誌記事】『ラグビーマガジン』誌にTE#39木下剛選手
「ふたつめの山頂。」 -1/25(火)発売『ラグビーマガジン』3月号の「巻末インタビュー No rugby, No life」(P.178)にマリオことTE#39木下剛選手のインタビュー記事が掲載されています。
ラグビーとアメフト、“2つの楕円形のスポーツで日本一になった最初の選手”として、NECでのラグビー日本一、そしてアメフト転向1年目にしてライスボウルに出場し日本一になるまでの道のりが紹介されています。どうぞ本誌をご覧ください。
☆関連記事 「ラグビー元日本代表、アメフト挑戦」(2010/6/25日経新聞)
「マリオこと#39木下 剛です」(2010/6/22選手ブログROCKERS)
#2古庄選手、アジア選手権日本代表候補を辞退
古庄直樹選手は、2/26(土)に予定されているアジア選手権(韓国との世界選手権予選)の日本代表候補選手に選出されておりますが、その日は資格取得を目指している鍼灸マッサージ師の国家試験と重なるため、1/29(土)から始まる代表強化練習を前に、辞退することといたしました。
ワールドカップ(2011/7 @オーストリア)の日本代表をあらためて目指す所存ですので、ご理解いただけますようよろしくお願いいたします。
【ラジオ出演】2/1(火)朝、bayfmに大橋ヘッドコーチが出演します
ライスボウル前・後にK/P#1金親、RB#35山﨑選手が出演させていただいたbayfm(ベイエフエム)「POWER BAY MORNING」(パワーベイモーニング)に、今度は2/1(火)、大橋ヘッドコーチが日本代表チームのコーチとして生出演します。
2/26(土)に開催されるアジア選手権(vs.韓国代表@川崎球場)に向け、日本代表候補選手の強化練習がいよいよ1/29(土)からスタート。チームジャパンのコーチとして、日韓戦~7月のワールドカップ本選@オーストリアに向けての活動や抱負、アメリカンフットボールの魅力などについて語ります。
→アジア選手権日本代表候補選手/強化スケジュール(日本アメリカンフットボール協会PDF)
番組名:bayfm「POWER BAY MORNING」(毎週月~金 5:00~8:51)
周波数:78.0MHz
出演日時:2/1(火)8:25頃~
2011年新人選手募集! 3/20(日)トライアウト
オービックシーガルズ2011年トライアウトを3/20(日)に開催します。 フットボール選手としてまだまだ成長したい、強くなりたい、本気になりたいと強く思っている方、私たちのチームで一緒に日本一を目指しましょう。 下記要領をご確認のうえ、3/14(月)までにご応募ください。 (過去のトライアウトの模様→2010年 2009年 2008年)
●2010シーズンは、トライアウト等を経て、13名の新加入選手を登録しました。
◇challenge -QB#6菅原 俊選手(2010年移籍)
「入部当初一番印象に残っているのは、全員が日本一になるために日々『challenge』していることです。自分自身、プレースタイルを模索中でしたが、この一年間、意識の高いチームメイトとともに格段に成長することができました。このチームの良いところは『発信』。自分のやりたいこと、悩んでいることをまっすぐぶつけ、みんなで共有する。こんなに本気で語り合えるチームメイト・コーチ・スタッフがいるチームはオービックシーガルズしかないですね。トライアウトへのご参加お待ちしています。一緒に力を合わせ、連覇を目指しましょう。大舞台でプレーすること……しびれます!心の底から力が湧き出ます。一緒にプレーできることを願っています」
JAPAN X BOWL、ライスボウルの両大会のMVP受賞と昨年の活躍は周知の通り。移籍初年度からチームの中心でオフェンスを指揮しました。2009年は3部でプレーしていましたが、QBとして上達する環境を求め、日本一になるために、このチームを選んでくれました。週末の練習に備えて金曜からグラウンドに泊まるなど努力し、この一年でかなり上達しています。(古庄主将)
◇熱い気持ちは誰にも負けない -LB#44斎藤孝弘選手(2010年国士舘大学から新加入)
「オービックシーガルズとの出合いは『鴎道場』でした。そのときの雰囲気から、自分が成長でき、日本一になれるチームだと確信。大学時代は日本一には程遠く、このまま日本一にならずにアメフトを引退するわけにはいかないと入部を決意しました。今回、応募を考えていらっしゃる皆さんは大きな可能性を秘めています。自分は足も速くなければ、体も決して大きいわけではありません。ただ唯一、熱い気持ちは誰よりもあると思います。どんなことでもひとつ、人より誇れるものがあるなら、オービックシーガルズでチャレンジしてほしい。トライアウトへの参加、お待ちしています!!」
とにかく日本一になりたいと、このチームにチャレンジしてくれました。学生最後の試合で怪我をし、万全の状態での入部ではありませんでしたが、熱いハートが前面に出るプレーで春からチームを盛り上げ、秋にはローテーションメンバーに入り、全試合に出場。いま、LBで一番思い切りのいいプレーをする選手です。(同上)
◇努力は報われる -WR#10森 健太郎選手(2010年法政大学から新加入)
「大学4年の甲子園ボウルで敗れ、このままじゃフットボール人生を終わらせることはできないと、日本一になるためにオービックシーガルズに入りました。 昨シーズンは自分ができることを考え、行動しました。私はビッグプレーメーカーではないので、小さなことの積み重ねを大切にしました。その結果、スターターになることができ、努力すれば報われることを実感しました。誰にでもチャンスがあるチームです。上手い下手ではなく、やるかやらないか。2011シーズンは一緒に東京ドームのフィールドに立って、日本一になりましょう!」
仕事とフットボールの両立に高い意識を持ってチャレンジしてくれました。平日にグラウンドに来たり、練習後も遅くまで残ってアフター練習を続け、チームからの信頼を勝ち取った真面目な選手です。トライアウトの時も高いパフォーマンスで他の選手を驚かせていました。ルーキーながら、いぶし銀の活躍で勝利に貢献しました。(同上)
●2011トライアウト実施要領------------------------------------------------------------
開催日時 2011年3月20日(日) 12:00集合、13:00開始
開催場所 オービック習志野グラウンド(千葉県習志野市)
*最寄り駅:JR京葉線「新習志野駅」⇒MAP・アクセス
応募条件
・首都圏在住者(現在、首都圏以外にお住まいの方は、事前にお知らせください)
・オービックシーガルズの練習、試合、その他の活動に参加できる方
・社会人協会規約およびオービックシーガルズ選手規約を遵守できる方
★外国籍の方は、以下も条件となります。
・シーズンを通じて日本国内(首都圏)に在住している方
-It's best to stay in Japan “Tokyo area” for the whole season.
・日本国内で、生計を立てる職業に従事している方
-It’s required to have a job in Japan.
・プロ選手としてフットボールをプレーしたことがある方は除きます
-The player shall not have played in professional football.
・登録は4名、オンフィールドは2名まで
-We allow to keep for four international players,
but only two can be on the field at one time.
・フットボールプレーヤーとしてのプロ契約はいたしません
-We cannot offer professional contract.
トライアウト内容
・40ヤード走
・20ヤードシャトル
・3コーンドリル
・ポジション毎のスキルチェック
・コーチからのインタビュー
*実技は2時間程度。その後、コーチのインタビュー終了者から解散となります。
*当日はハーフスタイルです。
*メッシュはこちらでご用意します。
*防具、スパイク、運動靴、ウエア(短パン)などはご自身でご用意ください。
*フィールドはモンドターフ(ロングパイル人工芝)を使用しています。
*交通費はご自身でご負担願います(車での来場も可能)。
●応募方法---------------------------------------------------------------------------------
「トライアウト応募フォーム」に必要事項を記入のうえ、送信してください。
(記入いただく内容)
氏名(ふりがな) 、年齢・生年月日、身長、体重、住所、携帯電話番号
携帯メールアドレス、パソコンメールアドレス、大学名または勤務先名
所属チーム名、フットボール歴・スポーツ歴、希望ポジション、志望動機・自己PR
内容を確認次第、こちらからご連絡させていただきます。
ご質問などありましたら、お問い合わせフォームから、またはTELにてご連絡ください。
TEL:03-5568-0004(平日10:00~17:00)
担当:古庄
オービックシーガルズに関するFAQはこちら
<<応募締切>>2011年3月14日(月)17:00
2011年01月20日
【ラジオ出演】1/26(水)NHK千葉FMに#2古庄・#85萩山選手
来週1/26(水)、NHK千葉-FM「まるごと千葉60分」(18:00~19:00放送)に、LB#2古庄主将、WR#85萩山選手がチーム代表としてゲスト出演し、日本一までの道のりなどを語ります。
昨秋、千葉マリンスタジアムでの開幕戦後、K/P#1金親選手、RB#35山﨑選手が同番組に「習志野を拠点にアメフトを地域で広めたい」 というテーマで出演しており、“千葉から日本一”となって、再度お招きいただきました。どうぞお楽しみに。
番組名:「まるごと千葉60分」 →NHK千葉/千葉県内ラジオ番組情報
放送日時:1/26(水)18:00~19:00(出演予定:18:00~18:45くらい)
周波数:千葉80.7MHz、白浜82.9MHz、勝浦83.7MHz、館山79.0MHz、銚子83.9MHz
★NHK千葉放送局「アナウンサー・キャスター日記」 でご紹介いただいています。
「千葉から日本一に! アメフト社会人チーム『オービックシーガルズ』」
(ライスボウルのレポート、試合後の選手インタビュー、1/26番組告知)
2011年01月14日
【TV出演】1/30(日)2010シーズンレビュー特番(MX)に大橋HC、古庄主将
1/30(日)、TOKYO MXにて、2010Xリーグ「SEASON REVIEW」としてシーズンを振り返る1時間番組が放送予定です。同番組に、日本一となったチームとして大橋ヘッドコーチ、古庄主将がインタビュー出演します。どうぞご覧ください。
放送予定:TOKYO MX 1/30(日)19:00~20:00
※番組の正式タイトル等は同局HPの情報をお待ちください。
個人記録年間ランキング【最終版】をアップしました(秋季全10試合)
2010レギュラーシーズン(秋季全10試合)の個人記録ランキングは以下の通りとなりました。
(※ビッグプレーポイントはチーム独自の認定ポイント)
【オフェンス】 オフェンスランキング表
●パス
1 QB#6 菅原 俊 (156回)1,766ヤード、成功率71.9%
●レシーブ
1 WR#85 萩山竜馬 41回(671ヤード)
●ラン
1 RB#20 古谷拓也 (106回)521ヤード
●チーム認定ビッグプレーポイント
1 OL#53 木村裕二 51ポイント
【ディフェンス】 ディフェンスランキング表
●タックル
1 DL#12 カール・ノア 28回(うちQBサック5回)
●パスカット
1 DB#16 三宅剛司 4回
●インターセプト
1 DB#4 町 健太郎 4回
●チーム認定ビッグプレーポイント
1 DL#92 紀平充則 15ポイント
【キッキング】 キッキングランキング表
●キックオフリターン
1 WR#83 清水 謙 (13回)391ヤード
●パントリターン
1 WR#83 清水 謙 (14回)187ヤード
●チーム認定ビッグプレーポイント
1 RB#34 太田尚希 LB#44齋藤孝弘 DB#14 藤本将司 10ポイント
2011年01月13日
【雑誌記事】『Number』誌にQB#6菅原選手
「逆境から日本一を掴んだエースQB菅原の道のり。」 -本日1/13(木)発売の『Number』770号の「NUMBER EYES」(P.9)にQB#6菅原選手の取材記事が掲載されています。
法政大時代から数えて3度目のライスボウルでつかんだ日本一までの道のりが、相模原ライズからの移籍の決断なども交え語られています。どうぞ本誌をご覧ください。
【新聞記事】読売新聞千葉地域ページに大橋ヘッドコーチ
「意識変化 粘り強く -ライスボウルで優勝したオービックのヘッドコーチ 大橋 誠さん」
1/12(水)付 読売新聞の千葉地域ページ「スポーツ」コラムに大橋ヘッドコーチのインタビューが掲載されました。
2011年01月05日
MOTTO!MOTTO!◆進化する鉄人 RB#20古谷(拓)選手
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.12 進化する鉄人 RB#20古谷拓也選手 |
オービックシーガルズ日本一達成!! 応援してくださった皆様、12人目として参戦してくださった皆様、本当にありがとうございました。そして、おめでとうございます。皆様の力なくしては絶対にできない優勝です。2010シーズンは終わってしまいましたが、これからまだまだ私たちは前進し続けます。
さて、2010シーズンのMMO最終回は、お待ちかねのRB#20古谷拓也選手のインタビューです。内容を濃いめにしたので、サクッと始めたいと思います。
東京ドームでのお祭り騒ぎも終わって、選手たちは祝勝会へ。盛り上がりは祝勝会でも止まることを知らず、大盛況でとても楽しい会でした。そんな中、拓也選手に少し時間をいただいてお話を伺いました。
「ライスボウルはとにかく勝ててうれしい。オフェンスが若干優れなかったけれども、素直に喜んでいる」
と、今日の感想をひと言。
2005シーズン以来、自身2回目の日本一。シーズン全般に関しては、
「今まで悔しい思いをさせられてきたチーム(富士通、鹿島、パナソニック電工)に借りを返せたシーズンだった。前の日本一の後、2006年にシーガルズに入ってきたメンバー、たとえば#35山﨑や#26阿南、#22晋也たちとチームを作ってきて、一緒に喜べたのが本当によかった」
勝って終えた2010シーズンは充実したものだったようです。今季のチームの好調さについては、
「成長が肌で感じ取れた。特に、追い込まれてから得点できるようになったのが大きい。面白いシーズンだった」
毎プレーごとにRB同士でコミュニケーションを取り合うという拓也選手。走路の取り方やOLとの連携にはこだわりがあるそうです。
「入団当初からずっと言われてきたのは、OLを押すこと。DLとOLがぶつかって走路が開けるまでには少し時間がかかる。そこで外に逃げてしまってはいけない。RBが我慢してレーンを取り続けることによってOLはブロックしやすくなる。逃げない走りをするよう心がけている」
RBコーチも兼任している拓也選手は、次代を担うランナーが現れてほしいと思っているそうです。そうすると、拓也選手はそろそろ引退するのかと思いきや、まだまだ現役を続けるそうで、
「パスプロテクションのブロックやパスキャッチ、インサイドのランプレーなど、まだまだ向上させるべきところはたくさんある。コーチとして自分が実践することによって、山﨑や#21杉原に教えていきたい」
そして最後にひと言。
「頼もしい声援をいただいた。スタンドの皆さんが一緒に喜んでくれることが何よりも幸せ。次に向かって進もうというモチベーションになる。本当にありがとうございます」
今までMMOをご愛読いただいた皆様、また、試合直後の慌ただしい中お話をしてくださった選手の皆様、本当にありがとうございました。皆様のご協力なくして、このMMOをシーズン通して続けることはできませんでした。また、機会があればお会いしましょう。
(RICE BOWL・立命館大学戦後、東京ドームにて聞く
事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)
2011年01月04日
RICE BOWL MVP受賞者コメント(QB#6菅原)
●RICE BOWL MVP(ポール・ラッシュ杯) QB#6菅原 俊
日本一。すべてが報われた瞬間でした。
最後、ニーダウンをしたとき、様々なことが頭をよぎりました。
パールボウル……様々な期待を裏切りました。
夏の勝浦合宿……地獄のランメニューをクリアしました。
9月下旬……本気でチームについて話し合いました。
強豪チームとの対戦……紙一重の勝負を越えました。
そうして、「絶対に勝つ!」-この言葉を腹の底から叫ぶことができるようになりました。
カウントダウンのときにフィールドで感じた、オービックスタンドからのパワー。このパワーを、今シーズン何度自分のパワーにしてきたことか……。「OUR TIME」。 みなさんと一緒に勝ち取った日本一、本当にうれしいです!
まとまりのない文章ですいません。正直、まだ実感がありません。これからもっと実感して、さらなる成長につなげていきます!
【新聞記事】朝日新聞2面「ひと」欄に古庄主将
「ライスボウルを制したオービックの主将 古庄直樹さん(32)」
ライスボウル明けの本日1/4(火)、朝日新聞2面、旬の人が登場するコラム「ひと」欄にてLB#2古庄選手が紹介されました。
▲主将就任4季目に手にした日本一。母校に完勝し「法政大に勝った5年前よりうれしい」
【TV出演】1/5(水)TBS「朝ズバッ!」でSEA-Cheer密着レポが放送されます
1/5(水)、TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」でSEA-Cheerの密着取材映像が放送されます。
6年連続で「チームワーク賞」を受賞した秘訣は? 試合中どのように選手や観客を盛り上げているか?-年末年始の最終調整の模様やライスボウル当日を密着取材してくださったものです。ぜひご覧ください。
番組名:「みのもんたの朝ズバッ!」(TBS系列 月~金5:30~8:30)
放送予定日:1/5(水)6:30~6:40 スポーツコーナー内
▲キックオフ直前に“密着”中
大橋ヘッドコーチ談話◆RICE BOWL 立命館大学戦後
(記者との一問一答より)
-早いうちにTDできたことで選手の硬さが取れたか。 |
「そうかもしれません。ただ、今シーズン、いろいろな形の苦しい場面を乗り越えてきたチームなので、先制点を取れたからリラックスしてプレーできるとか、点差が開いたから楽にプレーできるとかいうことはなかったと思います」 |
-最初の萩山選手のタッチダウンに関しては。 |
「最初のタッチダウンは見ていないんですよ、(ディフェンスコーディネーターとして)ディフェンスにかかりっきりだったので。オフェンスのコーチがいいボールだったと言っていたので、なるほど、という感じでした」 |
-菅原選手のプレーに関しては。 |
「シーズンを通していいプレーと悪いプレーの差はありましたが、最終的にスコアしたいシチュエーションでスコアできるという意味では、安定して力を出したと思います」 |
-菅原選手は序盤は安定感を欠いていたようだが。 |
「あえて聞きませんでしたが、ちょっと緊張していたかもしれません。ボールが少し上ずったりしたケースもありましたから。でも、どこかで腹をくくるんだろうと思って見ていました」 |
-ディフェンスは完璧だったか。 |
「結果的にはそうですね。各々がアサインメントをきっちり遂行し切ることだけ徹底しました。それ以外のことはあまり考えないでいいと。RBをマークする人間はRBをマークする。QBをマークする人間はQBをマークする。それが徹底できたことが一番良かった。まあ今日はDLが頑張りました」 |
-完封できたことに関しては。 |
「意外ですね。ディフェンスの目標としては、10点で抑えれば勝てると思っていました」 |
-オフェンスに関しては。 |
「24点以上は取りたいと考えていました。毎Qタッチダウンを取れればいいなと」 |
-菅原選手のランで2本めのTDがとれてすごく楽になったと思うが。 |
「今日の菅原は第2Qぐらいからやんちゃな感じでやっていたので、あのTDはその象徴のプレーのひとつだったと思います。ようやりおったなぁという感じでした」 |
-あのプレーも準備していたと。LBがどんどん攻めてくるという状況も意識していたのか。 |
「ハイプレッシャーを受けることはある程度予想していましたので。ただ、どういう感じのプレッシャーになるかは読みづらかったので、立命館さんのディフェンスにうまくコントロールされる時間もありましたし、戦前から思っていた通り、非常に速いディフェンスでした」 |
-今までのチームをぶち壊して、選手とコーチを融合させてここまでもってきたことに関しては。 |
「勝負の世界は結果論。正解不正解はない中で、何を選択したかというよりは、選択の過程や選択した後に、みんなであがいたことが一番の勝因で、一番の財産です。今後も、どんな選択をしても、あがいてやるということだけは忘れずにやっていきたい」 |
-この大一番で、あがいた成果は見えたか。 |
「選手はすごくタフになったし、腹くくりのレベルが非常に上がったなと思います。チームのことを我がことと捉えられる人間が圧倒的に増えました」 |
-この試合を受けて修正するところは。 |
「正直、今何も考えていません。2010年シーズンがやっと収束したところなので。2011年は全く新しいチーム作りになると思います。今日勝てたのでこの延長線上で、いうことにはならない。今日一日くらい何も考えないで、明日から考えようかなと思います」 |
-4回の優勝は史上最多だが。 |
「実感がありません。ただ、優勝するシーズンはいつもそうなんですが、特に今シーズンはいろいろな方に支えられました。いろいろな方に信じていただけたなと。それが非常に力になったと思います。僕らが勝ち取った4回目の優勝というよりは、この2011年1月3日の勝利は、みんなで勝ち取った勝利です。本当にファンの皆さんにも、おめでとうございますと言いたいです」 |
【ラジオ出演】1/4(火)朝 bayfmにK/P#1金親、RB#35山﨑選手が出演します
先に「ライスボウルに勝てば2週連続出演」とお知らせしていましたとおり、1/4(火)朝、bayfm(ベイエフエム)の「POWER BAY MORNING」(パワーベイモーニング)で、K/P#1金親、RB#35山﨑選手のインタビューが放送されます。
年末、同番組の「千葉のスポーツを応援しよう」という企画に両選手が生出演し、ライスボウルの抱負を語りました。今回は、ライスボウル当日、試合後のフィールドでインタビュー収録をしていただいたものです。日本一を勝ち取った直後の、熱いメッセージにご期待ください。
番組名:bayfm「POWER BAY MORNING」(毎週月~金 5:00~8:51)
周波数:78.0MHz
放送日時:1/4(火)8:30頃
出演選手:K/P#1金親、RB#35山﨑
第1回アジア大会 日本代表候補選手にオービックから13名選出
1/3(月)、日本アメリカンフットボール協会より、第4回ワールドカップ[7/8(金)~@オーストリア]のアジア予選を兼ねた「第1回アジア選手権[2/26(土)13:00 vs.韓国代表@川崎球場]」のための日本代表候補選手69名が発表されました。
オービックシーガルズからは、オフェンス5名、ディフェンス7名、キッキングスペシャリスト1名の計13名が選出されました。
この後、1/29(土)から始まる強化練習を経て、45名の最終メンバーが発表される予定です。
【日本代表候補選手 13名】
QB#6菅原、RB#20古谷(拓)、OL#75宮本、WR#83清水、WR#85萩山
LB#2古庄、DB#3滝澤、LB#9塚田、DB#14藤本、DB#16三宅、DL#43武知、DL#92紀平
※1/28追記:古庄選手はアジア選手権日本代表候補を辞退しました。→記事
【日本代表チームスケジュール】
1/29(土)~2/20(日) 4回の強化練習
2/26(土)13:00 第1回アジア選手権(W杯予選)vs韓国代表@川崎球場
7/8(金)~17(日) 第4回ワールドカップ@オーストリア
2011年01月03日
Twitter実況レビュー◆RICE BOWL 立命館大学戦
【 1Q 】------------------------------------------------------------------------------------
●コイントスの結果、前半、オービックのキックオフレシーブで試合開始。
●第1Q開始。立命館のキックはタッチバック。攻撃権はオービック。
●先発QBは#6菅原。
●オービック、4thダウンの攻撃はパント。攻撃権は立命館。
●立命館、1stダウン更新できず。4thダウンはパント。攻撃権はオービック。
●オービック、WR#85萩山へのTDパス成功!!キックも成功。オービック7-0立命館。
●立命館、自陣15ヤードから2stダウン。
●立命館、ランプレーで1stダウン獲得。自陣32ヤード。
●立命館、4thダウンでパントを選択。攻撃権はオービックへ。
●オービック、自陣48ヤードで3rdダウン13。
●3rdダウンのパスは不成功。4thダウンはパントを選択。攻撃権は立命館へ。
●立命館、1stダウン獲得できず。現在、攻撃権はオービック。
●オービック、自陣22ヤードからの攻撃は1stダウン獲得できず。4thダウンでパントを選択。
●立命館、相手陣39ヤードから3rdダウン。
●立命館の4thダウンはパント。攻撃権はオービック。
●QB#7木下へ代わりました。
●オービック、1stダウン獲得できず。4thダウンはパント。
●立命館、4thダウンギャンブルに成功。相手陣31ヤードで1stダウン10。
●第1Q終了。オービック7-0立命館。
【 2Q 】------------------------------------------------------------------------------------
●第2Q開始。
●立命館、40ヤードのFGトライは不成功。オービック7-0立命館。
●オービック、3rdダウンでQBサックを受ける。4thダウンの攻撃へ。
●DL#12カール・ノアのQBサック!立命館を4thダウンパントへ追い込んだ。
●オービック、自陣37ヤードから1stダウン。
●オービック、RB#20古谷(拓)へのパス成功。現在、相手陣38ヤードで2ndダウン9。
●オービック、再び1stダウン獲得。現在相手陣28ヤード。
●オービック、4thダウンギャンブル成功。相手陣17ヤードで1stダウン。
●QB#6菅原のTDラン!!キックも成功。オービック14-0立命館。
●攻撃権は立命館。現在相手陣49ヤードで3rdダウン10。
●オービックディフェンス、立命館の攻撃を4thダウンパントに追い込んだ。
●攻撃権はオービック。現在、自陣47ヤードで1stダウン10。
●WR#83清水へのパス成功。相手陣14ヤード。
●第2Q残り22秒。
●オービックにフォルススタートの反則。5ヤード罰退し3rdダウン。
●オービック、#1金親の28ヤードFG成功。ここで前半終了。オービック17-0立命館。
【 3Q 】------------------------------------------------------------------------------------
●第3Q、立命館のキックオフレシーブで開始。自陣34ヤードから1stダウン。
●立命館、ランプレーで1stダウン獲得。現在相手陣48ヤード。
●立命館、再び1stダウン獲得。現在相手陣35ヤード。
●オービックディフェンス、FG圏内へのゲインは許さず。現在攻撃権はオービック。
●WR#83清水へのロングパス成功で1stダウン獲得。現在相手陣46ヤード。
●オービック、4thダウンはパント。立命館は自陣18ヤードから1stダウン。
●立命館は1stダウン獲得できず。4thダウンでパントを選択。
●RB#21杉原のランでビッグゲイン!相手陣32ヤードで1stダウン。
●オービック、4thダウンギャンブルを試みるが失敗。攻撃権は立命館へ。
●第3Q残り時間3分10秒。立命館、自陣30ヤードで3rdダウン7。
●WR#22古谷(晋)のビッグリターン!相手陣残り1ヤード。
●RB#20古谷(拓)のTDラン!!!キックも成功。オービック24-0立命館。
●攻撃権は立命館。自陣39ヤードで1stダウン。
●第3Q終了。オービック24-0立命館。
【 4Q 】------------------------------------------------------------------------------------
●立命館、相手陣47ヤードで1stダウン10。
●立命館の3rdダウンコンバージョン成功。相手陣30ヤードで1stダウン。
●立命館、4thダウンギャンブル失敗。攻撃権はオービックへ。
●オービックオフェンスにホールディングの反則。10ヤード罰退。
●オービック、1stダウン獲得できず。4thダウンでパントを選択。
●立命館、1stダウンを獲得。現在相手陣44ヤード。
●DL#97小澤がパスカットし弾いたボールをDL#11ケビン・ジャンクソンがキャッチし攻守交代!!
●オービック、4thダウンの攻撃はパント。攻撃権は立命館へ。
●DL#12カール・ノアのQBサック!!
●立命館の4thダウンはパント。オービックは相手陣45ヤードで1stダウン。
●第4Q残り時間3分42秒。攻撃権はオービック。
●QB#15龍村に代わっています。
●オービック、相手陣残り5ヤードで4thダウンギャンブルを試みるが失敗。攻撃権は立命館へ。
●第4Q残り時間2分6秒。攻撃権は立命館。
●立命館、4thダウンギャンブル成功。自陣22ヤードから1stダウン。
●DB#4町のパスインターセプト!攻撃権はオービックへ。
●第4Q残り時間1分22秒。攻撃権はオービック。相手陣残り10ヤード。
●オービック、4thダウンギャンブルでTDとれず。攻撃権は立命館。
●試合残り時間52秒。
●オービック、QB#6菅原がニーダウンで時計を進める。
●試合終了。オービック24-0立命館。「千葉から日本一」達成となりました!!
5年ぶり4度目の日本一です!本当に熱い応援ありがとうございました!!
●最優秀選手はQB#6菅原です。
オービックシーガルズ公式Twitter オービックシーガルズTwitterポータル「がるなう」
ライスボウル速報◆立命館大を完封で下し日本一。大会MVPにQB#6菅原選手
1/3(月)、東京ドームでで行われたRICE BOWL(日本選手権)・立命館大学パンサーズとの対戦は、 24-0 でオービックが完封勝利を収めました。これにより、1996、98、2005年シーズンに次ぐ、5年ぶり4度目の日本一となりました。
4度の日本一は、社会人チームとしては最多で、京大・日大と並ぶタイ記録。 完封は、(日本選手権となった83年シーズン以降、)97年シーズンに鹿島が法政大を39―0で破って以来13年ぶり2度目の快挙です。
大会MVP(ポール・ラッシュ杯)は、先のJAPAN X BOWL(社会人選手権)に続いてQB#6菅原選手が受賞しました。
試合日 | 2011/1/3(月) |
試合開始時刻 - 終了時刻 | 14:00-16:46 |
試合会場 | 東京ドーム |
天候 | 晴れ |
観衆 | 35,750人 |
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
オービックシーガルズ | 7 | 10 | 7 | 0 | 24 |
立命館大学パンサーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
# | チーム | Q | 時間 | プレー | トライ | ||||
種類 | 選手 | ヤード | 種類 | 選手 | 結果 | ||||
1 | オービック | 1 | 2:57 | パス | #6菅原→#85萩山 | 49 | キック | #1金親 | 成功 |
2 | オービック | 2 | 9:58 | ラン | #6菅原 | 11 | キック | #1金親 | 成功 |
3 | オービック | 2 | 15:00 | フィールドゴール | #1金親 | 28 | |||
4 | オービック | 3 | 13:47 | ラン | #20古谷(拓) | 1 | キック | #1金親 | 成功 |
チーム | オービック | 立命館大学 |
ファーストダウン獲得数 内訳(ラン+パス+反則) |
13 (5+8+0) |
9 (6+3+0) |
(攻撃) 回数-獲得ヤード | 70回-319ヤード | 69回-138ヤード |
(パス) 回数-成功数-被インターセプト 成功率 獲得ヤード |
28-15-0 53.6% 199ヤード |
38-9-3 23.7% 69ヤード |
(ラン) 回数-獲得ヤード | 42回-120ヤード | 31回-69ヤード |
(反則) 回数-損失ヤード | 6回-40ヤード | 1回-5ヤード |
(ファンブル) 回数-喪失 | 2回-1回 | 0回-0回 |
(フィールドゴール) 回数-成功 | 1回-1回 | 1回-0回 |
TIME OF POSSESSION (ボール保有時間) | 32:38 | 27:22 |
◆JAPAN X BOWLに続いて大会MVPを 獲得したQB#6菅原選手 |
◆大会史上13年ぶり2度目の完封! 鉄壁ディフェンスを率いたLB#2古庄選手 |
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2011年01月01日
「RICE BOWLまでにさらに20万回」達成!-腹筋ミリオンプロジェクト
12/11(土)ミリオン達成、12/18(土)「JXBまでにさらに10万回」を達成し、次に「RICE BOWLまでにさらに20万回」を目指した腹筋ミリオンプロジェクト(#fmpnow)。
「13日間で20万回」という高い目標でしたが、RICE BOWLまで2日を残した元旦にみごと達成しました! これまでご参加いただいた皆様、おめでとうございます。そして日々のツイート申告、ありがとうございました。
この勢いで1月3日、快勝しましょう。