チームブログ“WE ARE”

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WE ARE OBIC SEAGULLS 2016(並河GM)

2016年12月13日

 

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昨日は3年ぶりの日本社会人選手権に本当に本当に大勢駆けつけてくださいまして、誠にありがとうございました。同時に、不甲斐なく完敗してしまい、誠に申し訳ありませんでした。

 

 

昨年、同じ相手にリーグ戦で41-7、準決勝は27-6で敗れ、3度目こそはと、決勝で富士通と対戦することを目指して今年のチームづくりはスタートしました。

 

新ヘッドコーチ古庄が選手に呼びかけた「HARD WORK」は、もう一度覚醒しようという自分たちへの叱咤の言葉でした。3月には、新オフェンス・コーディネーター ダニエル・リンズとジェリー・ニューハイゼルを加え、菅原 俊、畑 卓志郎と3人で新しいQBユニットがスタートし、新しいオフェンスづくりもスタートしました。

 

夏が過ぎ、開幕を迎えると、Xリーグのレベル向上は昨年よりさらにヒートアップ。多くのチームがNCAA卒業の選手をリクルーティングし、2016年のリーグ戦は未曾有の白熱状態となりました。

 

その中、開幕戦のノジマ相模原を1点差、強敵LIXILを2タッチダウン差、IBMをタイブレークで1点差、エレコム神戸を1タッチダウン差、準決勝のパナソニックをタイブレークで3点差としのぎ続けて、決勝進出を果たしました。

 

決勝は、選手たちもコーチも本当に楽しみに準備をして、アドレナリンを放出し続けながら闘いましたが、完敗。改めて、富士通というチームの凄さと私たちの至らなさ、甘さを痛感しました。ここ2年、負け続けるたびに、GMとしての自分の認識を問い直し、チャレンジを続けてきましたが、まだまだ甘い、ということです。

 

 

既に記憶にない方もいらっしゃると思いますが、里見恒平という立命館大出身の選手が活躍してくれていた2006年ごろ、プレーオフでパナソニックに負けるたびに、グラウンドに崩れ落ち泣いている彼の背中に手を置くのが精いっぱいでした。

 

いろいろなものと戦いながらフィールドに立ち続ける選手たちのアメフトへの想いに報いるために、GMとして何を為すべきか。昨夜の3塁側スタンドの皆さんの声、姿、フィールドで戦い続けた選手の姿を脳裏に焼きつけて、来シーズンへと向かいます。

 

最後になりますが、今シーズン参戦していただき、本当にありがとうございました。

 

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ゼネラルマネジャー
並河 研