チームブログ“WE ARE”

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日本一になって得たもの(地村主将)

2021年01月14日

 

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日頃から私たちの活動にご支援、ご声援いただいている皆さま、ご無沙汰しておりました、RB#30地村です。

 

まず初めに、2020年シーズンを「日本一」という最高の形で締めくくれたことをうれしく思います。このような状況下にも関わらず応援してくださった皆さまに、選手を代表してあらためて感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。

 

せっかくの機会なので、少しばかり、シーズンの振り返りをさせていただきます。

 

前年の準決勝パナソニック戦に敗北し、始まった2020年シーズン。様々な方面から「企業チームの壁」と言われ、非常に悔しい思いをした半面、自分たちが置かれている状況をあらためて理解し、新たなシーズンを迎えて「ワクワク」したことを今でも覚えています。

一方で、新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し始め、練習を再開したかと思えば、緊急事態宣言の発令によって集まることすら許されない状況が続き、私自身としても、もどかしい時間が続きました。

 

しかし、選手・スタッフ・コーチは前を向き続けました。今できないことにフォーカスするのではなく、「今だからできること」にフォーカスし、リモートでミーティングやトレーニングを行うなど、チームビルディングを続けました。トレーナー主導で行うトレーニングが中心の中、選手主導で行うトレーニング(DBの「ランジ1万回チャレンジ」など)が出てくるなど、「WE ARE OBIC SEGULLS」である前に、「I AM OBIC SEAGULLS」であることの大切さを、この時期のリモートでの活動を通じて再確認できた気がします。

 

 

皆さまと様々な困難を乗り越えて戦い抜いた2020年シーズンは、私の人生の中で忘れられない年になりました。

応援していただいている皆さま含めチーム関係者は、「日本一」になるために時間やお金など様々なものを費やし、あるいは犠牲にしてこのチームにいます。「日本一」になってあらためて感じたことは、そういった犠牲を払って得られたものは、お金でも名誉でもなく、皆の「笑顔」だったということです。優勝を決めたときの皆の笑顔、優勝を喜んでくれた家族・仲間の笑顔、そして何よりファンの皆さまの笑顔がうれしかった。日本一奪還まで長い道のりでしたが、困難や悔しさを共有し、ここまで一緒に戦ってくれたことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

オービックシーガルズのファンは日本一! 心からそう思います。

 

 

2021年シーズンは、現状維持ではなく、自分たちをより理解し、連覇に向けて精進していきます。来シーズンも熱いご声援をよろしくお願いします。

 

最後に、医療従事者をはじめ、フロントラインで私たちのために誰よりも体を張って戦ってくださっている方々に感謝と敬意を表すとともに、感染が1日でも早く終息するよう切に願っています。

 

WE ARE OBIC SEAGULLS

 

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主将 RB#30
地村知樹