チームブログ“WE ARE”

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2018年11月

2018年11月26日

2018シーズンを終えて(大橋GM)

 

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昨日の富士通フロンティアーズ戦を最後に、オービックシーガルズの2018シーズンが終了しました。

昨シーズンに続き、準決勝での敗退。実に5シーズン連続で同じ相手にシーズンエンドを強いられることになりました。皆さんのご期待に応えられなかったうえに、「またか……」という思いをさせてしまい、申し訳ありません。皆さんのオービックシーガルズへ寄せてくださる思いが熱いだけに、申し訳なさが募ります。昨日、私はスタンド最上段にいて、皆さんの熱気を肌で感じていました。本気の参戦、本当にありがとうございました。もちろん、試合会場での参戦が叶わないながらも、それぞれの場所から参戦いただいた方々にも、感謝しています。

 

これほど愛されているチームだからこそ、結果をつかみ取って、皆さんと喜びを分かち合いたい、その思いはますます強くなりました。ただ、その機会は来シーズンに持ち越しです。今はまず、来シーズン成したいことを成すためにどんなチーム強化ができるか、何が違っていたのか、何が欠けているのか、また問い直すところから始めます。できる限り視野を広げ、凝り固まった常識を捨て、自分たちの原点に立ち返って。

 

繰り返しになりますが、2018シーズンの参戦・応援、本当にありがとうございました。これからもオービックシーガルズをよろしくお願いいたします。

 

 

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ゼネラルマネジャー
大橋 誠

 

2018年11月13日

JXBトーナメント セミファイナル(大橋GM)

 

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ワイルドカード・プレーオフ、クォーターファイナルが終了し、Xリーグのポストシーズンは、セミファイナルを迎えます。NFA大会方式が導入されてから3シーズン目になりますが、連続して同じ4チームが顔をそろえることになりました。富士通フロンティアーズ、パナソニックインパルス、IBMビッグブルー、そして、我々オービックシーガルズです。

 

過去2シーズン、これらチームの顔合わせでは、すべてのゲームが1ポゼッション以内の決着となっており、シーズンの中で最も熾烈な戦いがセミファイナルといってもいいでしょう。ボウルゲームとはまたひと味違う、総力戦、緊張感の高いバトルが期待できます。

 

 

緊張感の高いバトルといえば、先日のワイルドカード・プレーオフを経て、来シーズンから導入される新リーグ形式でのSUPER8の8チームが決定しました。かねてより懸案となっていた優勝チーム決定プロセスの分かりにくさが解消され、総当たりで雌雄を決する、文字通りのトップリーグに生まれ変わります。こうなってくると、ポストシーズンを待たずとも、シーズン開幕当初から緊張感は上がらざるを得ません。つまり、来シーズンからは、いま味わっている緊迫が毎試合当たり前となり、それを克服できるチームだけが勝ち残っていくことになります。また、プレーオフでは、同シーズン2度目の対戦を強いられますので、優勝するには、1度の勝敗に引きずられないタフさが必要になるでしょう。いずれにしても、「面白い」リーグになることは間違いありません。

 

「面白い」ことと「難しい」ことは表裏一体で、切り離せないものです。たとえば、クライマーが面白いと思えるには、難易度の高い岩壁が不可欠です。誰でも簡単に登攀できる壁を面白いとは感じることはできません。だから皆、どのルートがより難しいのか、未踏のラインはどこなのか必死に考えるのです。

 

 

さて、今シーズンのオービックシーガルズに話を戻しましょう。いま、まさしく我々は「難しそうな」壁を前に、どうやって踏破してやろうかと考え、準備しているところです。シーズンを通じて我々が変化してきたように、相手も変化を遂げています。前回の対戦とは全く違う戦いが目の前に迫っています。この短い時間で、どちらがさらに変わることができるのか。成長のぶつけ合いです。これ以上「面白い」ことがあるでしょうか。

 

来週末、オービックシーガルズがどんな登り方をするのか、どれほど楽しそうに登るのか、そして登りきってみせるのか、楽しみにしていてください。

 

 

11/25(日)13:00~準決勝

オービックシーガルズ×富士通フロンティアーズ@富士通スタジアム川崎
パナソニックインパルス×IBMビッグブルー@エキスポフラッシュフィールド

 

 

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ゼネラルマネジャー
大橋 誠

 

2018年11月02日

ポストシーズン(古庄HC)

 

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パールボウルが終わったら、、秋の開幕戦前には、、開幕3連戦が終わったら、、と自分の中でこのブログを書く決断を遅らせてるうちにリーグ戦が終了してしまったことを、まずお詫びいたします。

 

 

本題に入りますと、やはり「フットボールは面白い」、これを今シーズンは例年以上に強く感じています。

 

ご存知の通り、我々のリーグ戦の結果は、決して望むものではありませんでした。しかし、どの試合からも真摯に学ぶことができています。

 

毎試合、どうやったら今より強くなれるかを考えていたら、どうやったら今より面白くなるかを考えていたら、これまでになかった新しい文化もチーム内に生まれてきました。平日の使い方、週末の使い方、練習の仕方。考えれば考えるほど、やればやるほど、チームが変わっていくのを感じています。

 

もちろん、まだ完璧ではありません。ただ我々にとっては、毎日少しでも目指すフットボールに近づいていくことが最も大事で、いつも言っている「『勝つから面白い』のではなく、『面白いから勝つ』」とはそういうことなのだと、改めて確信しています。

 

 

来たるポストシーズン、目の前には、楽しむための最高の素材が用意されました。これをどう活かせるかは、我々次第。これまで同様にハードワークを続けられるのか、仲間と同じ絵を見ながら目の前の1プレーをExecution(遂行)できるのか。

 

目標は明確。やることも明確。誰も迷いはありません。皆、早く暴れたくてウズウズしています。

 

まずはノジマ相模原ライズ戦。我々の持つ力をすべて出し切ります。ぜひとも熱い参戦をよろしくお願いします。

 

*****

    

準々決勝・ノジマ相模原ライズ戦の見どころ・ご案内
11/10(土)11:00キックオフ@横浜スタジアム


 

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ヘッドコーチ
古庄直樹