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JXBトーナメント セミファイナル(大橋GM)

2018年11月13日

 

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ワイルドカード・プレーオフ、クォーターファイナルが終了し、Xリーグのポストシーズンは、セミファイナルを迎えます。NFA大会方式が導入されてから3シーズン目になりますが、連続して同じ4チームが顔をそろえることになりました。富士通フロンティアーズ、パナソニックインパルス、IBMビッグブルー、そして、我々オービックシーガルズです。

 

過去2シーズン、これらチームの顔合わせでは、すべてのゲームが1ポゼッション以内の決着となっており、シーズンの中で最も熾烈な戦いがセミファイナルといってもいいでしょう。ボウルゲームとはまたひと味違う、総力戦、緊張感の高いバトルが期待できます。

 

 

緊張感の高いバトルといえば、先日のワイルドカード・プレーオフを経て、来シーズンから導入される新リーグ形式でのSUPER8の8チームが決定しました。かねてより懸案となっていた優勝チーム決定プロセスの分かりにくさが解消され、総当たりで雌雄を決する、文字通りのトップリーグに生まれ変わります。こうなってくると、ポストシーズンを待たずとも、シーズン開幕当初から緊張感は上がらざるを得ません。つまり、来シーズンからは、いま味わっている緊迫が毎試合当たり前となり、それを克服できるチームだけが勝ち残っていくことになります。また、プレーオフでは、同シーズン2度目の対戦を強いられますので、優勝するには、1度の勝敗に引きずられないタフさが必要になるでしょう。いずれにしても、「面白い」リーグになることは間違いありません。

 

「面白い」ことと「難しい」ことは表裏一体で、切り離せないものです。たとえば、クライマーが面白いと思えるには、難易度の高い岩壁が不可欠です。誰でも簡単に登攀できる壁を面白いとは感じることはできません。だから皆、どのルートがより難しいのか、未踏のラインはどこなのか必死に考えるのです。

 

 

さて、今シーズンのオービックシーガルズに話を戻しましょう。いま、まさしく我々は「難しそうな」壁を前に、どうやって踏破してやろうかと考え、準備しているところです。シーズンを通じて我々が変化してきたように、相手も変化を遂げています。前回の対戦とは全く違う戦いが目の前に迫っています。この短い時間で、どちらがさらに変わることができるのか。成長のぶつけ合いです。これ以上「面白い」ことがあるでしょうか。

 

来週末、オービックシーガルズがどんな登り方をするのか、どれほど楽しそうに登るのか、そして登りきってみせるのか、楽しみにしていてください。

 

 

11/25(日)13:00~準決勝

オービックシーガルズ×富士通フロンティアーズ@富士通スタジアム川崎
パナソニックインパルス×IBMビッグブルー@エキスポフラッシュフィールド

 

 

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ゼネラルマネジャー
大橋 誠