« WE ARE OBIC SEAGULLS 2016(並河GM) | メイン | 約束(砂川副将) »
特別な思い(坂口副将)
2016年12月14日
2年前の春、オービックシーガルズに加入してすぐに迎えたパールボウル。会場は東京ドーム。相手は富士通。
一昨日のJAPAN X BOWLと全く同じ環境での試合でした。あんなに大勢のファンが応援してくれている中での試合は初めてで、全く良いパフォーマンスができませんでした。試合には勝ちましたが、私はこれまで、あの日のことが頭から離れることはありませんでした。個人として、富士通を圧倒したい。そういう気持ちでいっぱいでした。
そして、今シーズンが始まりました。私は副将としてオフェンスのリーダーになり、「今年はオフェンスで勝つ」というテーマのもと、日々の練習やトレーニングに励んできました。仲間たちと徐々に気持ちがひとつになっていく感覚は、たいへん心地いいものでした。このメンバーで勝ちたい、と心から思いました。
迎えたJAPAN X BOWL。相手は富士通。最高の舞台でした。1年目の雪辱を果たしたい。このメンバーで勝ちたい。2つの想いを持って挑んだ試合は、私にとって特別なものでした。
個人としても、オフェンスとしても、去年、一昨年と比べ、全く違う自信を持って臨めたと思います。しかし、結果は完敗。ディフェンスのメンバーとキッキングのメンバーに申し訳ない気持ちと、負けた悔しさでいっぱいです。
正直、いまも整理はついていません。ですが、この舞台に必ず戻ってきて、来シーズンこそは絶対に日本一になってやります。
来シーズンはゼロからのスタートではありません。今年積み上げてきたものから、良いところはもっと伸ばし、ダメなところは改善していく。そういう取り組みをしていきます。そして、来シーズンはオフェンスで勝ちます。
ここまで支えてくれたコーチや仲間たちには本当に感謝しています。ありがとうございます。
そして何より、オービックシーガルズファミリーの皆さん、今シーズンも熱い参戦ありがとうございました。皆さんの声援があったからこそ、ここまでこられたと思っています。来シーズンは、全員で笑って泣けるシーズンに必ずしましょう!
”We are OBIC SEAGULLS”
|