【ラジオ出演】NHK千葉FM「ひるどきトーク」に鈴木コーチと#11KJ選手 (ニュース

▲佐々木里佳キャスターと。佐々木キャスターが手にしているのは、

「ファンブック2012」の「きてきてアメフト先生」レポート記事（PDF）

10/16（火）、鈴木コーチとDL#11ケヴィン・ジャクソン選手がNHK千葉FM「ひるどき情報ちば」（月～金11:00～12:00）内の「ひるどきトーク」にゲスト出演しました。

この日のコーナータイトルは、「アメフトの魅力を伝えたい」。トーク内容をちょっとご紹介しましょう。

Q.今シーズンのチーム雰囲気はいかがですか？

鈴木　　「雰囲気はいいです。しかし、まだまだ課題もあり、コーチ陣も選手に高いレベルのことを要求しています」

KJ　　「チームの調子はいいです。しかし、最初から最後まで僕らが思う通りには、まだ動けていません」

Q.オービックシーガルズは、地域密着のイベントや活動を積極的に行っていますね。そのひとつ、「きてきてアメフト先生」について教えてください。

鈴木　　「本格的に始めたのは2010年頃ですが、2011年度からフラッグフットボールが学習指導要領に加わって教科書にも掲載されるようになり、活動が進みました。フラッグフットボールは、子どもができるアメフトです。僕らは、先生方のお手伝いをしながら、子どもたちに教えていくというプログラムを提供しています。少しでもアメフトのことを知ってもらいたいなという思いもあります。これまで20弱の学校を訪ね、3,000人を超える子どもたちに教えてきました。でっかい選手とコーチが訪問するので、始めはびっくりされますね。子どもたちは、KJの筋肉に触りたくてしょうがないみたいです」（笑）

KJ　　「はい、触られます。それも楽しみのひとつです（笑）。僕はアメリカ生まれなので、7歳くらいからアメリカンフットボールをやっていましたが、日本ではアメフトのボールを触ったことがないという子がほとんどなので、そこからのスタートです」

Q.子どもたちにわかりやすく教えるために、どんなことを工夫しているのですか？

鈴木　　「段階を細かく分けて、見本を見せながら教えています。『手のひらでおにぎりの三角を作るような感じだよ』と、まずはボールに触ってもらって、フラッグを使った鬼ごっこから始め、1対1、2対2と人数を増やしていきます。そのあたりから、チームワークが大切になってきますね。また、授業のなかで大事にしていることが3つあります。『目を見ること』　『話すこと』　『諦めないこと』。気持ちの授業もしています」

KJ　　「コミュニケーションを大切にしています。仲間を作ったり、友達同士のコミュニケーションを増やしたりできるよう心がけています」

鈴木　「1プレーごとに区切りがあるスポーツなので、5対5にもなると、しっかり話し合いをしないとプレーが成り立ちません。だから、コミュニケーションは大事ですね」

Ｑ.子どもたちからはどんな反応がありますか？

鈴木　　「最初に訪問したときは、あまり輪に入ることができなかったり、体育が好きではなかった子が、2回目には大人顔負けのフェイントプレーなどを決めて楽しんでいたりするのを見ると、とてもうれしいです。短期間でも子どもの成長が見えるので、このスポーツは面白いなぁと思います」

Ｑ.教えてみてあらためて感じる、アメフトの魅力はどんなところですか？

KJ　　「仲間が大事なスポーツであること。完全にチームスポーツですね。皆の意見を聞きながらやらないと、なかなか前に進みません」

鈴木　　「役割分担、分業をしているところです。走る人、投げる人など様々な役割があり、それを通じて、子どもたちの得意分野を探せる。たとえば、チームをまとめるのが得意な子は、仮に足が速くなくても、監督的ポジションで指示を出したりして自分を活かすことができる。皆が得意なことを活かせるスポーツです」

Q.ファースト・ステージも残すはあと1試合。対戦相手はともにここまで4戦全勝の富士通フロンティアーズですね。どのように戦いますか？

鈴木　　「準備段階を大切にすること。いかに当日のフィールドで#11KJに気持ちよく暴れてもらうか、を事前にきちんと準備することです」
KJ　　「強い相手です。今シーズンで一番熱い試合のひとつになると思います。絶対勝ちます」

佐々木キャスターはじめ、NHK千葉放送局の皆さん、ありがとうございました。

▲控え室で今日の流れや資料をしっかり確認する鈴木コーチ。