2008年11月07日
投票総数5,599票－9月10日秋季リーグ戦開幕から10月末までホームページで行った
ファン投票により、各ポジションから選ばれたベストイレブンを発表させていただきます。
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＜＜歴代ベストイレブン選考にご協力いただきありがとうございました＞＞
監督 並河 研
みなさん、こんにちは。いつもオービックシーガルズを応援していただきありがとうございます。
チームは先日の鹿島ディアーズ戦で惜敗したものの、2位通過で12回目のファイナル6進出を
果たすことができました。幻のタッチダウン…には憤りも残っていますが、今はしばし、その感情を
封印し、次からの戦いを勝ち抜くエネルギーへ変えていきます。まずは、パナソニック電工戦です！
こちらは、1年ぶりのリベンジ全開！です。
さて、今回は、歴代ベストイレブンの選考にたくさんの方々から投票をいただき、先日の鹿島戦で
発表することができました。まずは、御礼申し上げます。
オービックシーガルズは、選手、スタッフ、皆様をはじめとする多くのサポーターのエネルギーの
集合体として、25年間燃え続けてきました。現役を引退した選手はすでに250名を超えていますが、
「引退はあるけど退部はない」という、今も顧問をしてくださっている神山さんの言葉どおり、オービック
シーガルズファミリーは、どんどん大きくなってきております。
大きくなる、時が積み重なるとともに、少し縁遠くなるのが初心。2005年には、DNAプロジェクトなどを
行いましたが、今回のベストイレブン企画は、井戸を堀り、ボールを繋ぎ続けてくれた選手諸氏に、
もういちど想いを馳せたいという気持ちで行わせていただきました。
ベストイレブンに選ばれた方々はもちろんのこと、今回ノミネートさせていただいた選手諸氏も含めて、
今までユニフォームを着て戦った選手諸氏全員があってこそ今のオービックシーガルズがある。
古谷選手が達成した5,000ヤード突破も、ベストイレブンに選出していただいた河本選手が獲得した
パスの合計距離も、みんなの想いや力の結集であると。
11月2日のハーフタイムは、はなはだ短い時間で、かつ、ベストイレブンに選考された選手諸氏も
諸般の事情（他のチームに移籍して試合中…オービックシーガルズのコーチ、もちろん今も現役 など）
で全員集合というわけにもいかず、結果として、選考に参加していただいた皆様の期待通りのイベント
にはならなかったと猛反省しているのも事実です。
しかし、同じフィールドにかけつけてくれた、初代#83河本選手や、#99安部選手、#19松本選手、
#58篠岡選手たちに、現役選手たちも大きく励まされたようです。古谷選手が、かけつけてくれた
ベストイレブンの方々と握手している光景はなかなか感慨深いものがありました。
ベストイレブンに選ばれた選手諸氏の情報や、データなどについては条件に制限がありますが、
極力集めて、今後このオフィシャルサイトでも紹介できるように準備してまいります。
いよいよ次は、パナソニック電工。オービックシーガルズが初めてパナソニック電工に勝ったのは、
1996年の12月、長居陸上競技場。怪我をものともせず、果敢にQBスクランブルをしてチームを
勝利に導いたのは、#19松本義幸でした。記憶に残り続ける試合のひとつです。
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●オフェンスベストイレブン ★：得票数
★152票QB#19 松本義幸 1992～2001 |
'96、'98年TD誌AJ。'99年日本代表。'96年初の日本一に導いた日大組(松本・安部・根埼)のリーダー的存在。絶対的エースQBとしてチームを牽引した。WR河本とのホットラインは敵なし。 |
★147票WR#83 清水 謙 2002～ |
'06年TD誌AJ。'02、'05、'07年日本代表。河本選手のDNAを引き継ぎ、さらに進化させた現エースWR。スピードとキャッチは秀逸。 |
★144票WR#83 河本 晃 1991～1999 |
'96、'97、'99年TD誌AJ。'98、'99年日本代表。成長期に爆発したオフェンスの象徴的存在。チームの大黒柱として'96年初の日本一の時にも大活躍した。 |
★93票WR#11 堀江信貴 1996～2004 |
'01年TD誌AJ、ALLX。'98、'99年日本代表。相手ディフェンスを一瞬にして抜き去る野生児。新人時代からロングパスのメインターゲットとして相手の脅威となった。 |
★193票TE/SB #99 安部奈知 1992～2001 |
'96～'99年TD誌AJ。'98、'99年日本代表。大学時代はOL（オフェンスライン）だったが、類まれなる運動能力を活かすためTEにコンバート。'96年初の日本一、'98年の日本一にも大きく貢献。“世界のアベナチ”。 |
★238票RB#20 古谷拓也 1999～ |
'01、'03～'07年TD誌AJ。'01～'05、'07年ALLX。 '03、'05、'07年日本代表。言わずと知れた日本のエースRB。'05年ライスボウルMVP。記憶にも記録にも残る大選手。 |
★113票OL#75 宮本 士 2000～ |
'07年日本代表。大学の同好会チーム出身ながら日本代表に。怪力もさることながらプレー理解も深く、どこのポジションもこなせる万能型OL。 |
★94票OL#71 星谷直貴 2001～2005 |
'02、'03年TD誌AJ、ALLX。'03、'05年日本代表。日本を代表するOLとしてワールドカップでも大活躍した。現在、アサヒ飲料に所属。 |
★90票OL#55 小山朋行 1993～2001 |
'97～'00年TD誌AJ。'98、'99年日本代表。シーガルズ史上最強OL。2度の日本一に大きく貢献し、現在もOLコーチとして後進の育成に励む。 |
★63票OL#50 大野 洋 1997～2005 |
'05年TD誌AJ。小柄ながら、猛練習と熱い魂で機動力に破壊力を加えたブロックを身につける。フルバックとしても大活躍した。 |
★63票OL#77 矢部寛之 2002～2005 |
ジャパンエックスボウルで活躍したラインメンに贈られる、初代棚橋賞を'05年に受賞。努力家でもあった。現在、アサヒ飲料に所属。 |
●ディフェンスベストイレブン ★：得票数
★189票DL#11 ケヴィン・ジャクソン 2005～ |
'05～'07年ALLX。'05年完全制覇の立役者。言わずと知れたスーパーDE（ディフェンスエンド）。現在も進化を続ける最終最大兵器だ。 |
★133票DL#76 池之上貴裕 1993～ |
'98年TD誌AJ。'98、'99年日本代表。'96年日本で初めてNFLヨーロッパに参戦した、”アメフトの申し子”。態度で示すキャプテンシー。 |
★124票DL#52 庄子達郎 1996～ |
'02、'05年TD誌AJ。'02～'05年ALLX。'03、'05年日本代表。スタートの鋭さは絶品。'02年、DLとして初めてXリーグMVPにも選出された。2005年パーフェクトシーズンの主将。 |
★85票DL#92 紀平充則 2005～ |
'07年ALLX、'07年日本代表。'07年ワールドカップ決勝・アメリカ戦でTE（タイトエンド）としてタッチダウンパスを捕ったアスリート。卓越した運動神経で、パシュート、ボールへの寄りが秀逸。 |
★257票LB#58 篠岡宏次 1994～2005 |
'05年日本代表。同好会出身ながら、恵まれた体格とセンスで、LB、DL（ディフェンスライン）と幅広く活躍した。'05年完全制覇の精神的支柱。初代キッキングリーダー。 |
★161票LB#2 古庄直樹 2001～ |
'05、'06年TD誌AJ。'04～'07年ALLX。'05、'07年日本代表。'07年から主将。DB（ディフェンスバック）出身でもあり、バックスのスピードとラインのパワーを持つ怪物。タックル数随一のタックル名人だ。 |
★113票LB#39 遠藤紀彦 1993～2005 |
'01年TD誌AJ。'99、'03年日本代表。野人として試合で大暴れ。ボールのある所に常に遠藤あり。'96年初の日本一を奪取した時の主将で、「Great ComeBack」は伝説となった。 |
★148票DB#8 渡辺雄一 1997～ |
'98、'01、'04、'05、'07年TD誌AJ。'07年ALLX。'07年日本代表。真似できないマンツーマンパスディフェンスと鋭いタックルは名人の域。WR（ワイドレシーバー）、R（リターナー）としても活躍するアスリートだ。 |
★142票DB#21 玉ノ井康昌 1997～ |
'03、'05年TD誌AJ。'02、'04、'06年ALLX。'03、'05、'07年日本代表。渡辺選手とともに、オービックシーガルズDB黄金期を築き、チーム全体を盛り上げてきた。 |
★114票DB#13 里見恒平 2000～ |
'05年ALLX。'99、'05年日本代表。NFLヨーロッパやアリーナなど海外での経験豊富な本格派DB。シーガルズDB史上最強のフィジカルを持つ。 |
★93票DB#47 寺田隆将 1998～ |
'98、'00、'02年TD誌AJ。'07年日本代表。クレバーかつアグレッシブなFS（フリーセーフティ）。'07年ワールドカップ決勝・アメリカ戦でインターセプトをみせた。 |
●スペシャルチーム ★：得票数
★163票K#1 金親洋介 2004～ |
'07年TD誌AJ。'07年ALLX。'07年日本代表。'05年ジャパンエックスボウルでの決勝フィールドゴールは感動的だった。勝負どころでの決定力がチームを支える。 |
★96票P#5 松場俊夫 1989～1995 |
学生時代からの豊富な経験と技術力で、ボールを自在に操り、オフェンス不振の時代の陣地挽回に大活躍した。DB（ディフェンスバック）でもノミネート。 |
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★191票 R#83 清水 謙 2002～ |
'02、'07年ALLX。'07年シーズンはリターンで3タッチダウンを獲得。ファイナル6の鹿島戦、松下電工戦でも威力を発揮した。日本で唯一、リターンでお客を呼べる選手。WR（ワイドレシーバー）でもノミネート。 |
▲11/2（日）鹿島戦にかけつけてくれた、ノミネート選手とベストイレブンに選ばれたOBのみなさんをご紹介しました。MCはシーガルズOBの代田昭久さん（左上写真中央/杉並区立和田中学校校長）。 右上写真はベストイレブンに選ばれた方々。左から河本晃さん、安部奈知さん、松本義幸さん、篠岡宏次さん。最後は小宮章敬さんのかけ声で盛り上げていただきました（左下写真）。OBのみなさん、ありがとうございました。
