2008年07月09日
どうもどうも。
オービックシーガルズ事務局員エダです。
潮風日記を担当させてもらってます。
みなさん、よろしくお願いします。
7月最初の土日。ついに夏のチーム練習が始まりました。
グラウンドのある習志野市の天気は晴れ、最高気温30℃、湿度70パーセント、無風。
人工芝の上はそれよりかなり高いはず。体感温度は40℃。
そんな厳しい条件の中で練習はスタートしました。
例年この時期は検見川グラウンドのクロスカントリー場や稲毛海岸を走るのですが、
今年の夏はすべて習志野グラウンドで行うことになりました。
当然、クロスカントリー場や砂浜を走るよりも人工芝のグラウンドを走る方が楽・・・・
ということは、その分、さらにきついトレーニングメニューが用意されるということで・・・・
みんな猛暑の中、えげつないメニューを追いこんでいました。
ぼくも昨年まで選手をしていましたので、わかります。
「日本一のため」 「チームのため」
もちろんそうですが、走っているときはひたすら「自分との戦い」です。
今回の練習も「なんでそこまで追い込めるん?」って思うくらい、みんな追い込んでいました。
練習開始時間になると、いきなり走りまくるわけではありません。
どんな練習でも、まずはストレッチとウォーミングアップから始まります。
▲ストレッチをする清水選手(シミケン)
写真1枚目は#WR83清水選手(シミケン)。
アンケートで人気№1だったので、一番に載せてみました。 ⇒1万人プロジェクトアンケートより
人気投票で下位だった選手も載せますので、あしからず。。
▲池之上選手
OL#76池之上選手はチーム最年長の38歳。
スキンヘッドがトレードマークですが、池ちゃん、髪の毛伸びましたね。
▲松場コーチ(左)と水野さん(右)
伝説のOB水野聡さんが埼玉栄高校アメフト部を引き連れてグラウンドにやってきました。
水野さんは#21玉ノ井選手の師匠であり、 引退後は試合会場でDJ SO(ソウ)として登場したり、
DBコーチをされていたりと多岐にわたって活躍され、数々の伝説を残された方です。
▲庄子選手
ベテランがんばってます。
写真は前主将のDL#52庄子選手35歳。
この練習はタイプライターというドリル。スレッダーと呼ばれるマシーンをヒットする様子が
タイプライターのようなのでこの名が付きました。
端から順にヒットしていくのではなく、ヒットしながら行ったり来たりするので
技術だけでなく筋肉も心肺機能も同時に鍛えられるナイスな練習です。
当然、やっている方はかなりきついです。
防具をつけてないだけ、まだマシですね。
▲小林選手
「エダさん、最近、自分の写真全く載せてもらってないですよね?」
と、ちょっと怖い口調でDL#57小林選手に言われたので、載せます。
これはパスラッシュの練習。
今年は副将を務める小林選手。気合入っています。
▲加藤良選手
オフェンスから今年DLにコンバートしたDL#88加藤良選手。
この春はDLとしてかなり活躍しました。
体、キレてます。
オフェンスを担うOLユニット“ツイスターズ”。
パスプロテクションの姿勢でステップを踏むドリル。
下半身にきます。
小山コーチ(写真左)が持っている棒はしごき用の竹刀ではありません。
練習で使う棒です。
▲橋本選手
LBのタックル練習です。
ルーキーの#44橋本、2年目の#9塚田は共に立命館大学で主将を務めた選手。
プレーだけでなく、リーダーシップも期待大です。
▲中井選手
タックルの練習をする肉体派LB#5中井選手(左)。
右足のでかたがちょっと変・・・。タックルできたのでしょうか??
▲塚田選手
新しく入った綱引きマシーンでトレーニングをするLB#9塚田選手。
乳酸がたまって筋肉がパンパンになった状態で、縄を引っ張り続けます(監視つき)。
▲龍村選手
パスを投げ込むQB#15龍村選手。
QBはポジション内での競争も激しく、秋の試合は誰がスターターになるのか
楽しみです。
▲清水選手
本日2枚目、WR#83清水選手。
シミケンのリターンタッチダウンは1日にしてならず。
彼の派手なプレーも日々の努力があってこそなのです。
▲阿南選手
確実なキャッチが身上のWR#26阿南選手。
この春は捕球回数もかなり多かったです。スナッパーとしても活躍しました。
▲埼玉栄高校のOL選手
練習に参加した埼玉栄高校の選手たち。
クリニックのように、シーガルズコーチの指導をみっちりと受けました。
▲600ヤード走のスタート
▲600ヤード走
もっとも過酷なメニュー「600ヤード走」と「400ヤード走」
短距離と長距離の要素、つまり筋肉系と心肺系を同時に鍛えることができ、
それに加えて「根性」も鍛えられる最もハードなトレーニング。
タイム重視ではなく、「いけるところまで行け!」 という出し切り系。
合計10本走りました。
▲インターバルで水分をとる埼玉栄高校の選手たち
高校生も一緒に走りました。
きつくて下を向いたり膝に手をつくと、「頭下げるな!」と激が飛びます。
▲ケヴィン・ジャクソン選手
巨大化したDL#11KJことケヴィン・ジャクソン選手。
2005年は100キロでしたが、現在なんと120キロ。
髪の毛も伸びました。
▲大橋ヘッドコーチ
「この練習に慣れてしまっては意味がない。
自分の中でこれくらいできたらいいだろうというラインを作らず、
自分で高い目標を決めて、来週はもっと追い込もう」
と、大橋ヘッドコーチ。
▲古庄選手が・・・・
大橋ヘッドコーチが話している時、「アイタタタ」という叫び声が。
#2古庄主将の足が突然つったのです。
限界を超えるまで追い込んだってことです。
さすが、キャプテン!!
埼玉栄高校主将、寺岡選手に練習に参加した感想を聞きました。
埼玉栄高校主将 寺岡君
「Xリーグの選手はやるときはやる、というメリハリがあって
自分がアメフトをやりにきているのだなと感じました。
今日のことを生かして、秋の試合でいい成績を残せるように
がんばります」
▲古庄選手
「全身痙攣にならんでよかった」と、古庄選手。
笑顔で帰還です。
▲水風呂にて
トレーナーが作ってくれた水風呂で火照った筋肉を冷やします。
▲氷のサービス
水風呂はジュニアシーガルズの子たちの「氷を背中にかけてくれるというサービス」つき。
古庄選手、嬉しそうですね。
厳しい夏の練習はまだまだ続きます!!