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2018開幕(古庄HC)
2018年04月27日
「目標は日本一」。これには、誰も何の疑問もない。
では、「今の自分は、日本一にふさわしい人物なのか」。これはどうだろうか。我々は習志野グラウンドでこれをいつも確認する。
様々な答えが出てくるだろうが、正解・不正解はない。我々が大事にしているのは、自分がやると決めたことは何がなんでもやりきること。反対に、やらないと決めたことは徹底してやらないこと。これだけだ。
あたりまえのことだが、改めて意識してみると、これがなかなか難しい。調子がいいときはできているが、状況が悪くなると細かい部分ができなくなっている。試合と同じだ。だから、毎週確認する。筋力とか、スピードとか、サイズとか、アサイメントといった目に見える部分だけでなく、普段、目には見えていない「心」も一緒に太く強くするために。
今シーズン、ここまでのチームづくりの中で、チームの「根っこ」にあたる、「心」の成長に最も手応えを感じている。
オフシーズンからその予兆はあった。例年、オフシーズンは各々で準備を重ね、2月下旬のシーズンインの日から皆が顔を合わせてユニットづくりがスタートするが、今年は、1月初旬から選手が自らミーティングをスタートさせるユニットが出てきた。最初はランユニット。DL、DB、WRへと飛び火していった。
誰だって、これまで長年やってきた行動を変えるのは難しい。オフシーズンは休むもの。各自で心身の準備を進めるのは、おかしいことでは全くない。それでも、「もっと変わりたい」「まだまだ先に行きたい」「個だけでなく、強いユニットになりたい」というプラスのエネルギーが、選手の行動を「変化」させている。有望な新人選手も加わり、これだけのメンバーが本気で自分たちを変化させようと、毎週もがいてる。
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5月3日(木祝)、春の戦いがいよいよ始まります。今シーズンのチームが楽しみでなりません。ファンの皆さん、これまでで最も期待してください。このメンバーで、オービックシーガルズ史上最高のシーズンにチャレンジします。
初戦の見どころ・ご案内
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