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オービックシーガルズ、西へ(大橋GM)
2017年10月13日
のっけから「ウルトラ警備隊、西へ」みたいな題名になってしまいましたが、ウルトラセブン世代以外の方はご興味ないでしょうからスルーしてください(キングジョーの話とかですね)。
今週末、オービックシーガルズは数少ない遠征試合に臨みます。それにしても、日本のフットボールは遠征試合の機会がほとんどありません。Xリーグでは、昨シーズンよりその機会が多少増えたものの、それでも大半は遠征を伴わない試合です。ホーム&アウェーではなく、いわばセントラル開催の興行形式をとっている以上、仕方のない部分もあるのですが、この形式であるからこそ、いろいろな土地でフットボールを見ていただく機会をつくれれば良いのになあと考えてしまいます。
たとえば、大相撲で実施している、本場所を東京・名古屋・大阪・福岡の4都市で開催し、さらに地方巡業するといったやり方は参考になるところではないでしょうか(大相撲の興行方式は、ある方からアドバイスいただいて以降、興味を持って研究中)。
さて、近い将来には遠征が増え、それが当たり前になるかもしれませんが、今のところ、遠征試合は我々にとって特別な試合です。
関西で戦うことのアウェー感は、以前からお話ししている通り、ほとんどありません。むしろホーム気分の選手が多いくらいです。どこに行っても変わらない、皆さんの熱い応援が大きな助けになっています。
ポイントは、移動を含めた遠征先でのコンディショニングということになるでしょう。長距離を移動したうえに、普段と違う場所で、いつもと異なる時間の使い方をしなければならないからです。これらのことを、マイナス要因にしては駄目です。
そもそも、大阪までの移動距離はそんなに長距離でしょうか? 新幹線で2時間30分足らず。ダウンロードしたNFLの試合を見切れない時間です。案外近いですね。さらに、遠征先宿舎ではトレーナーのサポートを受けることができ、同宿のメンバーといつも以上に会話することもできます。むしろ、普段より好環境と言えるかもしれません。ということで、プラスのことが多い特別な試合と受け止めれば、遠征も悪くないということになり、マイナス要素は見当たらなくなりますね。
そして、もうおわかりと思いますが、関西以外から参戦していただく皆さんにとっても、大阪はそう遠くありません。思い立ったら新幹線、飛行機に飛び乗って、ぜひ参戦に向かってください。激戦必至の地、西へ(大阪以西にお住まいの方は東に向かってください)。試合会場でお待ちしています。
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