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初のオンラインクリニック「在宅鴎道場2020」を開催しました

2020年05月31日

5/30(土) 、大学生フットボーラーを対象に、チームとして初の試みとなるオンラインクリニック「在宅鴎道場2020」を開催しました。

毎年夏にグラウンドで開催している「鴎道場」を今年はZoomによるオンラインに変え、各ポジション1時間ずつの計8セッション。全国各地から、24大学・約110ポジションの選手の皆さんに参加いただきました(※1ポジションにつき1アカウント。1アカウントで複数名参加の場合もあり)。
 
 
参加者から事前に質問をいただき、それに対して各ポジションの選手たちが回答を用意したうえで、画面越しに会話しながら説明をしていきます。説明する資料を予め参加者に送っておいたり、ビデオや画像を見せながら解説するなど、各ポジションで工夫が見られました。
 

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▲OLはまず、#75川本選手(最下段中央)がファシリテーターとなって全体の流れを説明。この後、3グループに分かれてのセッションを実施しました。学生からの質問に対し、選手それぞれが意識していることを指導し、選手と学生が会話をしながら知識を高めていました

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▲WR・TEもグループに分かれてセッションを実施。オービックシーガルズの練習ビデオを見ながらのアドバイスもありました。#81水野選手(最下段)がマンツーマンに関して熱く語る場面も

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▲LBはグループに分かれて話し合った内容を各代表者が発表して共有。相手OLといかに対峙するか、#13岩本選手(4段目右から2番目)は目線の配り方など細かいポイントまでレクチャーしていました
 
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▲QBは、今年就任した菅原コーチ(1段目左から2番目)がファシリテーター。新加入の#11ロックレイ選手(2段目左から2番目)は自身のトレーニングやメンタルについて話しました。「今は限られた状況下だからこそできること、柔軟やコア(体幹)トレーニングに集中して取り組めている」。同じく新加入のOL#58庄島選手(2段目中央)が通訳として参加してくれました

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▲スペシャリストのセッションは、キッカーとスナッパーに分かれて実施。LS#53山口選手(2段目左)は、写真のように自身の画像で体の使い方を説明し、事前に参加者から提出された写真を使ってフォームの改善点をアドバイスしました
 

どのセッションでも、参加者は選手の指導を自分のものにしようとしっかりメモを取り、真剣な表情で臨んでいました。選手も、画面越しで苦戦しながらも身振り手振りを交えて一生懸命に指導し、学生それぞれの考え方を聞くことで新たな気づきもあり、勉強になっていました。

6月からは、いよいよグラウンドでのトレーニングが段階的に始まります。この日の経験も糧に、活動休止の間に培ってきた思いや考えを体現していきます。成長したオービックシーガルズの姿をご覧いただける日を、ぜひ楽しみにしていてください。