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アメリカンフットボールに関わるすべての皆さまへ

2018年07月23日


 
アメリカンフットボールに関わるすべての皆さまへ
 

6月28日の第40回パールボウル(アメリカンフットボール東日本社会人選手権)決勝におきまして、オービックシーガルズの選手が「アンスポーツマンライクコンダクト」(スポーツマンらしくない行為)の判定を2度連続で受け、退場処分となりました。また、当該選手が退場する際、対戦相手チームであるIBMビッグブルーおよびその応援席に向かって挑発するようなポーズをとりました。
 
現在すべてのスポーツ競技団体、傘下のチーム、選手、および関係者が「フェアプレー宣言」を掲げて、より多くの方々に支持され、愛されること、何よりもフェアプレーを通じて選手自身が人間として正しく成長し、豊かな人生を送っていこうという活動をされている中で、これらのことが起きたことに対して、あってはならないことであったとたいへん重く受け止めております。
 
対戦していただいたIBMビッグブルーに関わるすべての皆さま、アメリカンフットボール東日本社会人選手権を支えてくださっている皆さま、日ごろからオービックシーガルズを応援していただいている皆さま、またアメリカンフットボールに関わられているすべての皆さまにご迷惑をかけ、不快な思いをさせてしまいましたことを、深くお詫びいたします。
 
また、弊チームは、パールボウル決勝のディフェンスMVPとして当該選手を選出いたしましたが、これは当該選手の7タックル1サックという成績を考慮したものであって、当該選手の「アンスポーツマンライクコンダクト」や退場の際の行為を容認する意図は一切ありませんでした。この点につきましても、弊チームの説明不足から、関係者の皆さまに誤解や不快な思いをさせてしまいましたことを、深くお詫びいたします。
 
当該選手も試合後のチームミーティングやコーチとの面談において、自分の行動を深く振り返り、そして反省し、フェアプレー精神に基づいて行動していくことを改めて表明しております。また、何よりもコーチ、スタッフ、選手、チーム一同が今回のことを強く深く受け止め、フェアプレー精神に基づいた行動をしていくという誓いを新たにいたしました。
 
例年にない猛暑が続く中ではありますが、1カ月後には、2018年のリーグ戦が開幕いたします。開幕に先立ちまして、お詫びとともにチーム一同の決意を表明させていただきます。
 
関係者の皆さまには、今後とも、アメリカンフットボールならびにオービックシーガルズに対するご指導ご鞭撻をお願いする次第です。
 
 
2018年7月23日(月)
チーム代表 並河 研