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2016 Spring Training Camp-米トレーニング研修に4選手を派遣します

2016年01月29日

2/13(土)~2/21(日)、チーム初の試みとしてアメリカ・ロサンゼルスでのトレーニング研修「2016 OBIC SEAGULLS Spring Training Camp」を企画し、参加希望選手から選抜した下記の4名を派遣することを決定しました。
 
 
チーム強化を目的としたグローバルチャレンジとして、これまで20122013年にドイツ、2014年にはアメリカ(アラバマ州タスカルーサ市)にチームで遠征し、クラブチームや選抜チームと国際親善試合を行ってきました。個人でも、最近ではK#47丸田喬仁選手(2014年/アメリカ)、WR#7池井勇輝選手(2015年/ドイツ)が海外での活動やプレーを果たしています。今回の研修派遣は、チームを代表して本場のトレーニング・メソッドを学び、その成果をチームにも還元することを期待するものです。

トレーニングを受ける施設ベロシティ・スポーツ・パフォーマンス(Velocity Sports Performance)は、プロアスリートのトレーニングやコンバイン(選抜テスト)テクニックの指導を行う草分け的な団体のひとつです。特にこの時期は、NFLのプロ・デー(各大学がNFLの球団向けに行う記録会)やコンバインに備えて、選手たちがコンディショニングやトレーニングに通います。そういった選手の隣りで、同様のアプローチで最先端のトレーニングを学んできます。
 

トレーニングは5日間。午前はムーブメントトレーニング、午後はポジション別に、スキルコーチによるスキルトレーニングを行います。トレーニング期間中は毎日、選手から届いたレポートを選手ブログに掲載しますので、どうぞご注目ください。


2016 OBIC SEAGULLS Spring Training Camp
日程 :
2/13(土)~21(日) [9日間]  ※飛行機の欠航により、14(日)の出発となりました。(2/14追記)
  13(土)出国
  [現地]15(月)~19(金)トレーニング [5日間]
  21 (日) 帰国      ※チームの2016シーズンインは2/20(土)

トレーニング施設 :
ベロシティ・スポーツ・パフォーマンス(Velocity Sports Performance)
(VSP SouthBay-カリフォルニア州ロサンゼルス郡レドンドビーチ市)

派遣選手(4名):
QB#12畑 卓志郎 (2014年~/関西学院大学)
TE#89森 章光 (2011年~/名城大学)
DL#31三井勇洋 (2013年~/京都大学)
DL#68清家拓也 (2014年~/関西大学)
 
 
roster14_hata12.gif 「Xリーグではアメリカ人QBが主流になってきており、アメリカ人QBが率いるチームが年々強くなっています。そんな中、昨シーズンのオービックシーガルズはオフェンス力の低さを露呈してしまいました。日本一になるには、オフェンスのレベルアップが欠かせません。個々のレベルアップはもちろんのこと、QBのレベルアップ、他チームのQBに負けないQBになることが、オフェンスチームの底上げにつながると考え、今回の参加を希望しました。これまで以上にスムーズなスローイング(体の使い方)やQBテクニックなど、本場で学べるものはすべて自分のものにし、チームにも還元していきます。上手くなって帰ってきます!」(QB#12畑)

 
 
roster14_mori89.gif 「いろいろな変化を求めて挑んだ昨シーズンでしたが、それでも勝ち切れませんでした。2016シーズンはなんとしても勝たねばなりません。そんな状況のオフ期間の今、選手それぞれが新たなチャレンジをしています。自分は、その中のひとつのチャレンジとして、このキャンプへの参加を選びました。5日間という短い期間ですが、チームが日本一になるために、自分がベストな活躍をするために、このトレーニングが良いキッカケになるよう、4人で積極的に取り組んできます。2016シーズンは強いオービックシーガルズ、勝つオービックシーガルズをお見せできるよう頑張ります!」(TE#89森章)

 
 
roster14_mitsui31.gif 「Xリーグでもアメリカ人選手が増え、彼らをひとつの目標に、自分でも考えてトレーニングをしてきました。これまでやってきたことに一定の成果はありましたが、彼らを上回れたかというとそうではありませんでした。今回、アメリカで本場のトレーニング、ムーブメントを学べると聞き、是非とも彼らの動きの原理、秘密を学びたいと思い、行くことにしました。身体の構造や筋肉のつき方などの知識はそれなりにあるので、それらを活かし、彼らが動くことをどう捉え、考えているのかといった部分から学んできたいと思っています。自分が体現できるようになること、それをチームに伝えられるようになることを目標にして取り組みます」(DL#31三井)

 
 
roster14_seike68.gif 「昨年、世界選手権の日本代表としてアメリカ代表と戦い、通用するところもありましたが、自分に足りないものがたくさんあることを改めて痛感しました。そこから改善できたこともありますが、昨シーズンは自分では納得できないパフォーマンスだったと、このオフシーズンに入って考えていました。何かきっかけがほしいと思っていたときに今回の話があり、チャンスだと思って立候補しました。こんなチャンスは日本ではなかなかありません。もうひとつ上のステージに上がるきっかけをつかんで、2016年シーズンはチームを引っ張る存在になります。期待してください」(DL#68清家)

 
   

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▲全米に多くの施設をもつベロシティのなかでも、今回お世話になるVSP SouthBayは
特にアスリートに特化したプログラムを提供している施設です。
昨夏、DL#11ケビン・ジャクソン選手とチームスタッフが現地を訪れ、準備を進めてきました