2015年04月09日
GFLは16チームからなるドイツのトップリーグで、北地区・南地区別(各8チーム)のリーグ戦、各上位4チームが進出するプレーオフを経て、「ジャーマンボウル」でチャンピオンを決します。首都ベルリンを本拠地とするベルリンアドラーは、オービックシーガルズが2012、2013年に遠征試合をしたドレスデンモナークス、デュッセルドルフパンサーと同じ北地区に所属し、ジャーマンボウル6度の優勝を誇る強豪です。その活躍は国内にとどまらず、ヨーロッパに昨年新たに発足した「BIG6」(BIG6 European Football league)の一角をなし、決勝の「ユーロボウル」を制して2014ヨーロッパチャンピオンに輝きました。
池井選手は、このBIG6(4/18~5/17、ユーロボウル6/20~21)と並行して4/18~9/6のGFLリーグ戦を戦い、地区4位以内に入れば9/19からのプレーオフ(準々決勝~)に進んで10/10のジャーマンボウル制覇を目指します。チームのシーズンが終了しだい帰国し、オービックシーガルズに復帰する予定です。
「いつもご声援ありがとうございます。この春はオービックシーガルズを離れ、ドイツリーグにチャレンジしています。4月18日のレギュラーシーズン開幕間近です。
3月にこちらに渡り、トライアウトを受けました。アメリカンフットボールを通じて、海外で自分ひとりでどこまでできるのか、外国人選手を相手に自分の技術がどこまで通用するのか、そんな思いがきっかけで、ドイツ行きを決意しました。
ドイツリーグにはアメリカ人選手やヨーロッパ各国の優秀な選手が集まっています。なかでもベルリンアドラーはWR陣がたいへん優秀な選手ばかりで、近くアメリカ人QBも合流する予定です。ヨーロッパの優秀なチームで争うBIG6にも出場しますので、各国の猛者たちと試合ができること、自分より体格のいい選手たちと戦えることも楽しみです。
やるからには、リーグの年間MVPを取るつもりでやります。秋シーズンには、ひと皮ふた皮むけた池井をお見せしますので、楽しみに待っていてください。今後とも応援よろしくお願いします」(WR#7池井勇輝)
シーズン中、定期的にレポートを届けてくれる予定です。遅ければセカンドステージからの復帰になりますが、今回のチャレンジにご理解いただき、ドイツ、ヨーロッパでの活躍と、秋の成長ぶりにご期待ください。
▼チームの練習フィールド、スタッドナポレオン(Stade Napoleon)でエリック(Eric Schramm)ヘッドコーチと握手を交わす池井選手