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【Gulls for Tohoku】仙台でフラッグ体験教室&チアワークショップを開催しました

2015年03月11日

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3/8(日)、仙台市あすと長町のハレオドームで「がんばろう東北! フラッグフットボール体験教室」(主催:東北学生アメリカンフットボール連盟、協力:オービックシーガルズ)を開催しました。

3.11東日本大震災以降、自分たちにできることで東北の復興を応援しようと「Gulls for Tohoku」を立ち上げ、義援金の寄付や学生向けクリニック、フラッグフットボールイベントなどを行ってきました。このイベントは、「フラッグフットボールの普及を通して、東北地区におけるアメリカンフットボールの振興を図る」という活動趣旨に賛同し、2012年から毎年協力させていただいているものです。


今回は東北在住のアメリカンフットボール関係者の皆さんの力をお借りし、事前にPRしていただたいおかげで、過去最高の70名ほどの参加がありました。これには、毎年訪れているDB#8渡辺選手も、「昨年は15名くらいだったので、こんなにたくさん集まるとは」とビックリした様子。大勢の子どもたちとのフラッグフットボールは、大いに盛り上がりました。

フラッグフットボール体験会と並行して、近くのスタジオでSEA-Cheerによる「チアワークショップ」も開催しました。普段チアスクールに通う子どもたち20名ほどが参加し、アメリカンフットボールのチアリーディングを体感。その成果をフラッグフットボール体験会の閉会式で披露してくれました。


オービックシーガルズから参加したのは、DB#8渡辺雄一LB#9塚田昌克RB#32原 卓門OL#77坂口 裕WR#85萩山竜馬TE#89森 章光の6選手と、3名のチアリーダーら。午前中に「学生向けアメリカンフットボールクリニック」、午後に「小学生フラッグフットボール体験教室」「チアワークショップ」を行いました。

 

午前-学生向けアメリカンフットボールクリニック

まず全員でタックルのファンダメンタルを練習。その後、ポジションごとに分かれて、オービックの選手が学生の質問に答えながら、ときには動いてみせてレクチャーしました。

参加した学生からは、「タックリングのレクチャーに衝撃を受けた。自分たちが習っているものとは全く違った」「これまで意識していなかったところが非常に大事だと気づいた」などの感想が聞かれました。時間内に聞けなかったことを、食事中のオービックの選手を直撃して聞こうとする姿も見られました。

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▲WRの選手たちを指導する#85萩山選手

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▲OLを指導するのは#77坂口選手。「様々なテクニックが学べて参考になりました」(OL選手)

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▲ステップ一つひとつの大切さを伝えるDB#8渡辺選手

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▲参加いただいた選手の皆さんと



午後-フラッグフットボール体験教室、チアワークショップ
 
「きてきてアメフト先生」でおなじみのさる先生ことDB#8渡辺選手の仕切りのもと、しっぽ取りやミニゲームで約2時間楽しみました。

多くの子どもたちから「楽しかった」「また参加したい」といった声が聞かれました。仙台に縁のあるWR#85萩山選手は、見学されていた親御さんから、学校でフラッグフットボールの授業をしてほしいと打診されていました。これを機に、東北でもフラッグフットボールチームができるといいですね。


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▲同行した鈴木キッキングコーディネーターの挨拶。
お決まりのつかみ、「ツルツル先生です!」は仙台でも健在でした

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▲しっぽ取りゲームのチャンピオンにさる先生がインタビュー。
「たくさん取れた秘訣は?」「……秘密!」

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▲後半はミニゲーム。低学年チームもみんなで協力してボールを運びます

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▲小さなキックカー誕生! ホルダーはTE#89森(章)選手

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▲チアワークショップは、小学校低学年と高学年に分かれて練習しました
 
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▲フラッグフットボール体験会で練習の成果をさっそく披露。
低学年チームもしっかり踊りました

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▲サインにもすっかり慣れて余裕の表情のTE#89森(章)選手(奥)と、
初参加で真剣な眼差しのOL#77坂口選手(手前)

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▲人気者のRB#32原選手に子どもたちの長蛇の列



一時的な関わりではなく、長くかかる復興を中長期的に応援していこうと立ち上げた「Gulls for Tohoku」。大震災のあったあの日から4年が経ち、時の流れの速さと同時に、風化の速さも感じています。今回の訪問で、スポーツチームである私たちがこの活動を続ける意味と、できることを形にしていく大切さを再認識しました。私たちの活動を通じ、震災後に抱いた「復興への思い」を思い出していただけたら幸いです。本年7月には、沿岸部への訪問を計画しています。