2013年09月16日
東日本大震災から2年5ヵ月経った8月の末に、硯(すずり)の産地である宮城県石巻市雄勝町を訪問し、震災ボランティア活動に参加しました。参加したのは、ジュニアシーガルズ(中学生)でプレーする本田選手とお父様、そしてオービックシーガルズからはDB#8渡辺選手ら。本田選手のお父様が仙台で仕事をされている関係で、今回、雄勝町でのボランティア活動をご紹介いただきました。
「震災以降、Gulls for Tohokuの活動として仙台市界隈を中心に訪問し、子どもたちとフラッグフットボールを行う活動などをしてきました。そのなかで、ものすごいスピードで復興が進む都市部がある一方で、今なお震災の爪あとが残り、復興まで長い年月を要する地域があることにも気づきました。我々オービックシーガルズができることがもっとあるのでは?とボランティア先などを探していたところ、この活動に参加することができました。今回の体験を今後の復興応援活動Gulls for Tohokuにつなげ、継続していきます」(渡辺選手)
微力ながら、これからも様々な形で東北地方の復興に貢献していきたいと考えています。
Gulls for Tohoku オービックシーガルズ復興応援プロジェクト
▲いくつもの建物があった海岸沿い。地震から約2年半が経っても、辺り一体は震災後のまま
▲「津波襲来の地」-10mを超える津波が押し寄せたそうです。写真右の工事エリアは庁舎跡。津波で流され再建中です
▲今回のボランティア活動は、屋根に使われていたスレートの掃除。津波などで汚れた石をきれいに磨いて再利用するそうです。結構な力作業でしたが、みんな黙々と磨き続けました
▲ビフォー・アフター。ジュニアシーガルズの本田選手
▲この日の成果。350枚ほどの石が再利用可能になりました。渡辺選手
▲腕や肩、腰の痛みと戦いながら、やりきりました!