2013年07月10日
▲コーチングスタッフとして参加した富永オフェンシブコーディネーター(左端)、
大橋ヘッドコーチ(左から2番目)、吉永ヘッドトレーナー(右端)とともに
日本アメリカンフットボール協会(JAFA)が次世代日本代表選手の発掘、育成を目的に創設した「JAFAフットボールアカデミー」が初開催され、オービックシーガルズからは、自身が参加を希望しチームの推薦を受けた12名の若手選手が参加しました。
●JAFAフットボールアカデミー2013
【関西地区 6/29(土)、30(日) @京都大学】 9チーム45名が参加
オービックから1名参加: DL#31三井(新人)
【関東地区 7/6(土)、7(日) @日本IBM八千代台グラウンド】 19チーム73名が参加
オービックから11名参加:DB#3滝澤、WR#7池井、DB#33島津、DB#34丸山、RB#36望月(新人)、
LB#52萩野、DL#54冨田、OL#59山本、OL#76藤田、TE#89森(章)、DL#93鈴木
両地区とも、初日午前中に「トライアウト」が行われ、合格者(※オービックは全員合格)が同日午後と翌日の「キャンプ」に参加。志を同じくする他チームの選手たちとともに、代表チームのコーチ陣の指導を受けました。次の世界選手権は、2年後の2015年開催予定です。今回果敢にチャレンジした選手をはじめ、新たな日本代表選手の誕生をご期待ください。
※これまでの世界選手権(W杯)とオービックシーガルズ日本代表選手数
第1回 1999年 イタリア大会(優勝=日本、準優勝=メキシコ) 7名選出
第2回 2003年 ドイツ大会(優勝=日本、準優勝=メキシコ) 7名選出
第3回 2007年 日本大会(優勝=アメリカ、準優勝=日本) 10名選出
第4回 2011年 オーストリア大会(優勝=アメリカ、準優勝=カナダ、3位=日本) 13名選出
(参加選手コメント)
●DB#3滝澤輝久選手
「W杯までの2年という期間の中で自分自身がやらなければいけないことに気づくことができました。また、普段の練習からもっと意識してこだわっていこうと再確認しました。自分が勝負できる武器をもっと伸ばすこと-夏はこれにフォーカスします。コーチ陣をはじめ,参加された皆さんありがとうございました。このような機会に感謝しています」
●DL#31三井勇洋選手(新人) ※関西地区参加
「今回のアカデミーに参加させていただき、貴重な経験ができました。昔から日本代表になりたいと思っていましたが、今の自分に足りない部分や通用するであろう部分が少し見えてきた気がします。見つけた課題を克服し、もっとすごいプレーヤーとなってチームの勝利に貢献し、2015年には日本代表に選ばれるよう精進していきます」(写真は2013春の試合時)
●DB#33島津慶丞選手
「いつもと違う環境で、レベルの高い選手たちと練習できて、非常に刺激的でした。自分自身に足りないものを見つめ直すことができました。秋シーズンはこの経験を生かして、試合で結果を残し、勝利に貢献します」
●DB#34丸山雄大選手
「日本トップレベルのコーチ陣の方々や、他チームの選手と交流することによって、自分の実力、課題、今後の取り組みについて再確認することができました。この2日間の経験をきっかけにして、まずは秋シーズン、熱い気持ちを持って取り組んでいきます」
●RB#36望月麻樹選手(新人)
「1日目は、身体測定とスキル練習だけでしたが、他の参加選手全員が身体能力が高く、とてもよい刺激になりました。スキル練習でも、各チームのレギュラークラスが参加していることもあり、個々人の個性のある走りやテクニックを見て勉強させていただきました。2日目は、スキル練習以外に、ヒットを多く取り入れた練習や全体でのスクリメージがありました。特にスクリメージの際にとても印象的だったのが、みんな“フットボールを楽しんでいる”ということでした。チームは違えど、共通しているのは、フットボールを楽しんでいること。その中で高いレベルで勝負し合えている点がとても刺激になりました。たったの2日間のアカデミーでしたが、『もっとこうしたほうがいい』とお互い高め合える関係ができたと感じます。高いレベルのフットボール、勝負を楽しむことは、チームでやっていく中でも求められることで、それが一番の自分の力となり、チームのためにもなるのだと今回再確認しました。将来、ぜひ自分が日本代表となり、その中核を担う選手になれるよう、今回の刺激を忘れず、やっていきます!」
●LB#52萩野憲輝選手
「今回のアカデミーに参加して、他チームの方々と練習することで、オービックシーガルズでの練習とは違うとてもよい刺激を受けました。また、前回大会のコーチから、日本代表レベルの選手との差や課題を明確に指導していただき、これからの自分の成長に繋げられるとても良い機会を得られたと思います。今シーズン日本一になるため、また2年後の世界大会に日本代表として出場するために、これからも日々精進します」
●DL#54冨田祥太選手
「今回のアカデミーは、受けた全員に、『日本代表になりたい』、『日本本代表に近づくために』という想いがあったと思います。自分の最高のパフォーマンスを評価してもらおうと、私ももちろんのこと、あの場にいたみんなが全力でした。全力を出した2日間は、今思うと本当に疲れましたが、他のチームの選手や大学の後輩などと一緒に練習し、よい刺激になりました。全力で取り組むのは本当につらく厳しいものですが、自分のチーム=オービックシーガルズでも、みんなが毎週末の練習を全力でやることによって、勝ちたい想い、やりきった疲れ、みんなからもらう刺激を各々がパワーと自信にし、最強のチームになると思います! 日本代表になること、チームが4連覇することは、一人ひとりの『全力』にかかっています」
●TE#89森 章光選手
「今回のアカデミーは、カナダ、アメリカに勝つために日本が取り組んでいかなくてはならないことや、これから自分がどんなことに取り組んでいかなければならないのかを考えるいい機会になりました」
●DL#93鈴木映久選手
「この2日間、フットボールを楽しむことができました。自分も、自分以外の人も、もっとフットボールを楽しみ広めるには、もっと強く上手くならないといけないと改めて思いました。この経験を次のステップに繋げていきます。今回参加させていただき、ありがとうございました」
▲DL選手を指導する大橋ヘッドコーチ(左端)と鈴木コーチ(右奥)