2013年01月29日
1/16(水)、DB#8渡辺雄一選手が母校である群馬県高崎市立南八幡(やわた)中学校を訪問し、「ようこそ先輩 講演会」として講演をさせていただきました。
今回ご依頼をいただいたのは、星野校長が一昨年に赴任された際、校内に掲示されている「陸上競技大会 校内記録一覧」(歴代トップの記録保持者一覧)に唯一、昭和時代(S63)の記録が破られずに残っているのを発見して、「この”ワタナベ”という人は誰なんだ?」と思われたことが、そもそものきっかけだったそうです。
昨年11月にご依頼をいただきましたが、「ライスボウルに出て、日本一の報告も兼ねて訪問したい」という渡辺選手の意向を汲んでいただき、この日の訪問となりました。
▲校内の掲示板には、1/4付朝日新聞『ひと』に掲載された渡辺選手の記事と「オービック3連覇」の新聞記事
▲歴代トップの記録保持者が名を連ねる「陸上競技大会校内記録一覧」。3年生の「100m」(13秒11)と「1500m」(4分49秒0)に「渡辺雄一(S63)」と。こんな一覧を代々共有している南八幡中学校、24年を経てもなお最速の渡辺選手、ともに素晴らしいですね
▲講演前には、2年生が地域の方との交流授業でつくった上州名物「おきりこみうどん」をご馳走になりました。材料は全て地元で調達した、地産地消です
講演会は、いただいた2時限分(90分)の時間を2部構成にさせていただきました。
同校では部活動をしている生徒が多いので、前半は、オービックシーガルズでいつも行っている股関節メニューを紹介して生徒に体験してもらい、後半は、これまでにアメフトや社会で学んだこと、自分が大切にしていることをお話させていただきました。
▲ユニフォームで登場。初めて見るアメフトのスタイルに、歓声があがりました
▲急に指名されてやってくれたみんな、ありがとう! 強くなるぞ!!
▲いただいたお題は、「私が歩んできた道」。「たいした道ではありませんが……」と言いつつも、後輩たちに熱く語りかけ、楽しい時間を共有することができました
▲全校生徒180名に加え、ご父兄や地域の方など50名ほどがいらっしゃっていて、渡辺選手も驚いていました
「卒業して24年。久しぶりに訪ねた母校は、懐かしさとともに、時間の経過が感じられないほど校内がきれいで、新鮮に感じました。同級生の子どもが生徒にいたり、お母さんになった後輩と久しぶりに会えたりと、楽しい時間を過ごしました。 本当に素晴らしい機会をいただき、貴重な経験をさせていただきました。星野校長はじめ南八幡中学校の先生方、地域の方々、学校との連絡や調整をしてくださった幼なじみの清水家の皆さん、ありがとうございました。
そして最後に、後輩のみんなへ-講演でも話しましたが、『一度だけの人生。自分で決断。自分で責任。自分の気持ちに正直に』、楽しい毎日を送ってください。あと、早く俺の記録を破れよ~^^」(渡辺選手)