2012年12月18日
12/17(月)、東京ドームで行われたJAPAN X BOWL(日本社会人選手権)で、オービックシーガルズが27-24で鹿島ディアーズを下し、大会史上初の3連覇、単独最多7度目の優勝を果たしました。国内公式戦連勝記録は、「35」。大会MVPには、要所でビッグゲインを見せたリーディングラッシャー、新人RB#32原 卓門(たくと)選手が選ばれました。
オービックは、オープニングドライブでQB#6菅原がRB#20古谷へTDパスを通して先制。しかし、鹿島にTD、FGを1本ずつ決められ、7-10とリードされて前半を折り返します。後半も、最後の最後まで目が離せない展開。DL#23バイロン・ビーティ・ジュニア(BJ)のインターセプトから得たチャンスを、WR#10森(健)へのTDパスにつなげて逆転すれば、鹿島も負けじとTDパスで再逆転。さらにオービックがWR#85萩山へのパスで再び逆転し、20-17で4Qへ。鹿島のファンブルを奪い取り、RB#21中西(頌)のTDランにつなげて突き放すと、続く鹿島の攻撃もLB#2古庄が値千金のインターセプトで断ち切ります。粘る鹿島が残り1分56秒でTDパスを決め、3点差まで追い上げるも、最後は、鹿島のオンサイドキックをRB#20古谷がしっかりとキープして逃げ切り、厳しい接戦を制しました。
次はいよいよ新春1月3日(木)、ライスボウル(日本選手権/14:00東京ドーム)。対戦相手は、12/16(日)に行われた甲子園ボウルで法政大を20-17で下して連覇を果たした学生王者、関西学院大学です。今年のライスボウルと同じ顔合わせとなりました。目指す日本一まで、あと1勝。2012シーズンを締めくくる最高の舞台を楽しみ、V3の瞬間をともに迎えましょう。
※ライスボウルの優勝回数はこれまで5回で単独最多。目指す3連覇を達成すると、社会人では初、日本大学フェニックス(1988~1990シーズン3連覇)に次いで2チーム目となります。
※ライスボウル当日券(2,500円)よりお得な「3連覇参戦パック」(2,000円/チケット+ファンブック2012)をインターネットで販売しています[事前販売のみ。12/26(水)まで]。
※この試合のTV録画放送予定は以下の通りです。
NHK BS1 12/22(土)【21日深夜】1:00~2:50
TOKYO MX 12/23(日)19:00~21:00
sky A sports+ 12/28(金)14:00~17:00
試合日 | 2012/12/17(月) |
試合開始時刻 - 終了時刻 | 19:00-21:47 |
試合会場 | 東京ドーム |
天候 | 曇り |
観衆 | 2,3126人 |
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
オービックシーガルズ | 7 | 0 | 13 | 7 | 27 |
鹿島ディアーズ | 0 | 10 | 7 | 7 | 24 |
# | チーム | Q | 時間 | プレー | トライ | ||||
種類 | 選手 | ヤード | 種類 | 選手 | 結果 | ||||
1 | オービック | 1 | 04:41 | パス | #6菅原→#20古谷 | 22 | キック | #1金親 | 成功 |
2 | 鹿島 | 2 | 12:06 | ラン | #29丸田 | 4 | キック | #14青木 | 成功 |
3 | 鹿島 | 2 | 14:40 | フィールドゴール | #14青木 | 37 | |||
4 | オービック | 3 | 06:51 | パス | #6菅原→#10森健 | 9 | キック | #1金親 | 成功 |
5 | 鹿島 | 3 | 08:21 | パス | #10山城→#18宮本 | 45 | キック | #14青木 | 成功 |
6 | オービック | 3 | 14:19 | パス | #6菅原→#85萩山 | 4 | キック | #1金親 | 失敗 |
7 | オービック | 4 | 10:46 | ラン | #21中西頌 | 3 | キック | #1金親 | 成功 |
8 | 鹿島 | 4 | 13:04 | パス | #10山城→#11前田 | 24 | パス | #14青木 | 成功 |
チーム | オービック | 鹿島 |
ファーストダウン獲得数 内訳(ラン+パス+反則) |
22 (11+11+0) |
16 (3+13+0) |
(攻撃) 回数-獲得ヤード | 73回-366ヤード | 56回-402ヤード |
(ラン) 回数-獲得ヤード | 40回-172ヤード | 23回-95ヤード |
(パス) 回数-成功数-被インターセプト 成功率 獲得ヤード |
33-23-1 69.7% 194ヤード |
33-25-2 75.8% 307ヤード |
(反則) 回数-損失ヤード | 2回-20ヤード | 3回-10ヤード |
(ファンブル) 回数-喪失 | 2回-2回 | 1回-1回 |
(フィールドゴール) 回数-成功 | 0回-0回 | 2回-1回 |
TIME OF POSSESSION (ボール保有時間) | 34:24 | 25:36 |
(試合後インタビュー)
◆新人ながら大会MVPに輝いた |
◆勝負を分けるインターセプトを決めた |