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速報◆パールボウル-富士通を31-10で下し5大会ぶり4度目の優勝

2012年06月26日

6/25(月)、東京ドームで行われたパールボウル(トーナメント決勝)富士通フロンティアーズとの対戦は、同点の3QにWR#18木下(典)による61ヤードTDランで勢いに乗ったオービックが、その後も2TDをたたみかけ、最終スコア【オービック31-10 富士通】で勝利を収めました。

 

先制したのはオービック。敵陣18ヤードで迎えた3rdダウン残り3ヤードの攻撃で、この日先発のQB#6菅原からエンドゾーン左隅でディフェンスを振り切ったWR#10森(健)へTDパスが通り、最高のスタートを切りました。しかしその後は、両チームともディフェンスが粘りを見せます。ランプレーで進まれながらも、要所を抑えるオービック守備。素早いパスラッシュとリアクションで続けてのゲインを許さない富士通守備。互いに1FGずつを加え、得点はオービック10-3富士通となりますが、予断を許さない状況のまま試合は後半へと進みます。

 

第3Q、最初の得点は富士通でした。キックオフ直後の攻撃ではFGを外しますが、執念をみせて再度オービック陣に攻め込み、4分48秒、18ヤードTDラン(キックも成功)で10-10の同点とします。オービックも敵陣6ヤード地点まで攻め込みながらFGを外し、一瞬嫌なムードとなりますが、12分37秒、流れを変えるビッグプレーが飛び出します。自陣39ヤード地点から、リバースプレーで右オープンを駆け上がったWR#18木下(典)が鋭い加速と巧みなステップで相手タックルを次々とかわし、61ヤードTDを決めます。17-10と一歩優位にたったオービックは、4Qに入るとWR#83清水へのヒッチパスと見せたスペシャルプレーからRB#20古谷へのTDパスが決まり、24-10とします。さらに11分46秒にはRB#21中西(頌)が8ヤードを走り切り駄目押しのTD。最終スコア31-10で富士通を下しました。

 

この勝利により、オービックシーガルズは、2005年のパーフェクトシーズン以来となる、5大会ぶり4度目の優勝を果たしました(2007、2011年はW杯参加のため開催されず)。大会MVPには、WR#18木下(典)が選出されました。

 

※スターティングメンバー表はこちら

※公式記録(チーム・個人)はこちら(Xリーグ公式サイト)

 

試合概要
試合日 2012/6/25(月)
試合開始時刻 - 終了時刻 19:00-21:28
試合会場 東京ドーム
天候 晴れ
観衆 13,125人
得点経過
  1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
オービックシーガルズ 7 3 7 14 31
富士通フロンティアーズ 0 3 7 0 10
# チーム 時間 プレー トライ
種類 選手 ヤード 種類 選手 結果
1 オービック 1 08:46 パス #6菅原#10森健 18 キック #1金親 成功
2 富士通 2 02:22 フィールドゴール #11西村 43      
3 オービック 2 14:34 フィールドゴール #1金親 37      
4 富士通 3 04:48 ラン #28進士 7 キック #11西村 成功
5 オービック 3 12:37 ラン #18木下典 61 キック #1金親 成功
6 オービック 4 00:09 パス #83清水#20古谷 40 キック #1金親 成功
7 オービック 4 11:46 ラン #21中西頌 8 キック #1金親 成功
チーム記録
チーム オービック 富士通
ファーストダウン獲得数
内訳(ラン+パス+反則)
18
(8+10+0)
11
(7+4+0)
(攻撃)  回数-獲得ヤード 71回-388ヤード 64回-248ヤード
(ラン)  回数-獲得ヤード 42回-169ヤード 34回-161ヤード
(パス) 回数-成功数-被インターセプト
成功率  獲得ヤード
29-19-0
65.5%  219ヤード
30-12-1
40.0%  87ヤード
(反則)  回数-損失ヤード 4回-20ヤード 3回-10ヤード
(ファンブル)  回数-喪失 1回-0回 1回-1回
(フィールドゴール) 回数-成功 2回-1回 2回-1回
TIME OF POSSESSION (ボール保有時間) 36:34 23:26

 

先制TD、要所でしぶといキャッチが光った

WR#10森(健)選手

勝利を決定づけるインターセプトを決めた

DB#24矢野川選手

新人ながら大活躍した

DB#34丸山選手