2012年06月26日
6/25(月)、東京ドームで行われたパールボウル(トーナメント決勝)富士通フロンティアーズとの対戦は、同点の3QにWR#18木下(典)による61ヤードTDランで勢いに乗ったオービックが、その後も2TDをたたみかけ、最終スコア【オービック31-10 富士通】で勝利を収めました。
先制したのはオービック。敵陣18ヤードで迎えた3rdダウン残り3ヤードの攻撃で、この日先発のQB#6菅原からエンドゾーン左隅でディフェンスを振り切ったWR#10森(健)へTDパスが通り、最高のスタートを切りました。しかしその後は、両チームともディフェンスが粘りを見せます。ランプレーで進まれながらも、要所を抑えるオービック守備。素早いパスラッシュとリアクションで続けてのゲインを許さない富士通守備。互いに1FGずつを加え、得点はオービック10-3富士通となりますが、予断を許さない状況のまま試合は後半へと進みます。
第3Q、最初の得点は富士通でした。キックオフ直後の攻撃ではFGを外しますが、執念をみせて再度オービック陣に攻め込み、4分48秒、18ヤードTDラン(キックも成功)で10-10の同点とします。オービックも敵陣6ヤード地点まで攻め込みながらFGを外し、一瞬嫌なムードとなりますが、12分37秒、流れを変えるビッグプレーが飛び出します。自陣39ヤード地点から、リバースプレーで右オープンを駆け上がったWR#18木下(典)が鋭い加速と巧みなステップで相手タックルを次々とかわし、61ヤードTDを決めます。17-10と一歩優位にたったオービックは、4Qに入るとWR#83清水へのヒッチパスと見せたスペシャルプレーからRB#20古谷へのTDパスが決まり、24-10とします。さらに11分46秒にはRB#21中西(頌)が8ヤードを走り切り駄目押しのTD。最終スコア31-10で富士通を下しました。
この勝利により、オービックシーガルズは、2005年のパーフェクトシーズン以来となる、5大会ぶり4度目の優勝を果たしました(2007、2011年はW杯参加のため開催されず)。大会MVPには、WR#18木下(典)が選出されました。
※スターティングメンバー表はこちら
※公式記録(チーム・個人)はこちら(Xリーグ公式サイト)
試合日 | 2012/6/25(月) |
試合開始時刻 - 終了時刻 | 19:00-21:28 |
試合会場 | 東京ドーム |
天候 | 晴れ |
観衆 | 13,125人 |
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
オービックシーガルズ | 7 | 3 | 7 | 14 | 31 |
富士通フロンティアーズ | 0 | 3 | 7 | 0 | 10 |
# | チーム | Q | 時間 | プレー | トライ | ||||
種類 | 選手 | ヤード | 種類 | 選手 | 結果 | ||||
1 | オービック | 1 | 08:46 | パス | #6菅原→#10森健 | 18 | キック | #1金親 | 成功 |
2 | 富士通 | 2 | 02:22 | フィールドゴール | #11西村 | 43 | |||
3 | オービック | 2 | 14:34 | フィールドゴール | #1金親 | 37 | |||
4 | 富士通 | 3 | 04:48 | ラン | #28進士 | 7 | キック | #11西村 | 成功 |
5 | オービック | 3 | 12:37 | ラン | #18木下典 | 61 | キック | #1金親 | 成功 |
6 | オービック | 4 | 00:09 | パス | #83清水→#20古谷 | 40 | キック | #1金親 | 成功 |
7 | オービック | 4 | 11:46 | ラン | #21中西頌 | 8 | キック | #1金親 | 成功 |
チーム | オービック | 富士通 |
ファーストダウン獲得数 内訳(ラン+パス+反則) |
18 (8+10+0) |
11 (7+4+0) |
(攻撃) 回数-獲得ヤード | 71回-388ヤード | 64回-248ヤード |
(ラン) 回数-獲得ヤード | 42回-169ヤード | 34回-161ヤード |
(パス) 回数-成功数-被インターセプト 成功率 獲得ヤード |
29-19-0 65.5% 219ヤード |
30-12-1 40.0% 87ヤード |
(反則) 回数-損失ヤード | 4回-20ヤード | 3回-10ヤード |
(ファンブル) 回数-喪失 | 1回-0回 | 1回-1回 |
(フィールドゴール) 回数-成功 | 2回-1回 | 2回-1回 |
TIME OF POSSESSION (ボール保有時間) | 36:34 | 23:26 |
◆先制TD、要所でしぶといキャッチが光った
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◆勝利を決定づけるインターセプトを決めた
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◆新人ながら大活躍した DB#34丸山選手
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