2012年01月03日
1/3(火)、東京ドームで行われたライスボウル(日本選手権) は、38-28でオービックが関西学院大学を下し、ライスボウル2連覇、史上最多5度目の日本一となりました。MVPは、2年連続でQB#6菅原選手が受賞しました。
(試合経過)
関学のオンサイドキック成功で波乱のスタート。スコアこそ許しませんでしたが、ファーストシリーズでQB#6菅原がインターセプトされ、ピンチを迎えます。39ヤードからスタートした関学オフェンスにゲインを連発され、あっさり先制TDを献上。その後も苦しい展開を打破できぬまま、3-14で前半を折り返しました。
後半最初の関学オフェンスをパントに仕留めて攻守交代すると、RB#20古谷へのショベルパスが成功してファーストダウンを獲得。そしてQB菅原が小刻みなパスでつないでWR#10森(健)がフィニッシュ。2ポイントコンバージョンも成功して11-14。しかし、ここで関学に48ヤードのFGを決められ、リードを再び広げられます。
オービックは、QB菅原からWR#83清水へのロングパスなどでゴール前1ヤードに迫り、QB菅原が飛び込んでついに逆転に成功。追いかける関学はランで中央をロングゲインして、ゴール前に迫ると、FGを成功させ再逆転。
一気に関学に傾きかけた流れを断ったのは、やはりQB菅原。WR#18木下(典)への連続パス成功と自身のランで、再逆転TD。追いかける関学がパスを多投しはじめたところをDB#14藤本がパスインターセプト。このチャンスにWR#26阿南へTDパスを決めてオービックがリードを広げます。さらにLB#2古庄のインターセプトで攻撃権を奪うと、QB菅原からWR#18木下(典)への鮮やかなTDパスが決まり、関学を突き放します。
残り49秒で粘る関学に8点を返されるも、10点をリードして試合終了となりました。
※スターティングメンバー表はこちら
試合日 | 2012/1/3(火) |
試合開始時刻 - 終了時刻 | 14:09-17:02 |
試合会場 | 東京ドーム |
天候 | 晴れ |
観衆 | 25,280人 |
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
オービックシーガルズ | 0 | 3 | 8 | 27 | 38 |
関西学院大学ファイターズ | 7 | 7 | 3 | 11 | 28 |
# | チーム | Q | 時間 | プレー | トライ | ||||
種類 | 選手 | ヤード | 種類 | 選手 | 結果 | ||||
1 | 関学 | 1 | 05:40 | ラン | #43望月 | 4 | キック | #3大西 | 成功 |
2 | オービック | 2 | 02:00 | フィールドゴール | #1金親 | 22 | |||
3 | 関学 | 2 | 07:40 | ラン | #18畑 | 15 | キック | #3大西 | 成功 |
4 | オービック | 3 | 06:24 | パス | #6菅原→#10森健 | 5 | パス | #20古谷→#88安東 | 成功 |
5 | 関学 | 3 | 14:30 | フィールドゴール | #3大西 | 48 | |||
6 | オービック | 4 | 00:05 | ラン | #6菅原 | 4 | キック | #1金親 | 成功 |
7 | 関学 | 4 | 05:00 | フィールドゴール | #3大西 | 29 | |||
8 | オービック | 4 | 08:41 | ラン | #6菅原 | 14 | パス | #6菅原 | 失敗 |
9 | オービック | 4 | 10:38 | パス | #6菅原→#26阿南 | 25 | キック | #1金親 | 成功 |
10 | オービック | 4 | 13:09 | パス | #6菅原→#18木下典 | 19 | キック | #1金親 | 成功 |
11 | 関学 | 4 | 14:11 | パス | #11糟谷→#80南本 | 9 | パス | #7松岡→#80南本 | 成功 |
チーム | オービック | 関西学院大学 |
ファーストダウン獲得数 内訳(ラン+パス+反則) |
18 (9+8+1) |
19 (8+11+0) |
(攻撃) 回数-獲得ヤード | 59回-325ヤード | 74回-352ヤード |
(ラン) 回数-獲得ヤード | 37回-122ヤード | 37回-148ヤード |
(パス) 回数-成功数-被インターセプト 成功率 獲得ヤード |
22-15-1 68.2% 203ヤード |
37-20-2 54.1% 204ヤード |
(反則) 回数-損失ヤード | 5回-38ヤード | 4回-25ヤード |
(ファンブル) 回数-喪失 | 0回-0回 | 1回-0回 |
(フィールドゴール) 回数-成功 | 1回-1回 | 3回-2回 |
TIME OF POSSESSION (ボール保有時間) | 28:22 | 31:38 |
◆みんなで日本一、達成!
|