2011年05月10日
本拠グラウンドが復旧するまで、練習場を転々とする“フットボールキャラバン”中のオービックシーガルズ。4月には千葉大学、早稲田大学、川崎球場(アサヒビールシルバースター)にグラウンドをお借りしました。
そして迎えたゴールデンウイークは、5/3(祝)から3日間、茨城県神栖市波崎(はさき)にある、スポーツ施設が充実した「ジャーニィーロード」で試合前合宿を行ってきました。波崎もまた被災地。液状化の被害に遭ったグラウンドを震災直後から短期間で見事に改修されたオーナーさんの熱意に応えるべく、「がんばろう波崎」の横断幕を用意して現地入りしました。
初日はサッカー用の人工芝フィールドにアメフト用のラインを引き直すところからスタートし、キッキングを中心としたメニューに取り組み、夜はミーティングに充てられるなどフットボール尽くし。2日目は午前と午後の2部構成で本番を見据えた実戦練習を行いました。最終日の調整練習も抜かりなく、最後に横断幕に選手全員がサインをして合宿を打ち上げました。
これも復興支援、+0.01 for Japanと被災地での合宿を敢行しましたが、波崎の皆さんの復興にかける熱い思いに、逆にエネルギーををいただいて帰ってきました。
▲コーチ陣が石灰でライン引き。悪戦苦闘中
▲被災地にエールを。選手自身の心にも響いた横断幕
▲サインを書き慣れた選手もいれば、ぎこちなく書き記す選手も。キャラバンを余儀なくされる中で
日本一に挑む私たちにとって、大きな意味のある合宿となりました