2011年04月05日
オービックシーガルズの2011シーズンが4月2日(土)に幕を開けました。
例年であれば、ミーティングルームからスタートする新シーズンですが、今年は異例のグラウンド集合。液状化現象により一部を除いて波打つように隆起してしまったフィールドをチーム全員で確認します。事前に報告はされていたものの、想像以上の状態に選手はショックを隠せない様子でした。
「現実を直視するだけでなく、この状態のフィールドで何ができるのか、どんなチャレンジをするのか、各自でアイデアを出してほしい。それに基づいて練習メニューを実行しよう」と大橋ヘッドコーチはあくまでもポジティブ。
グラウンドからミーティングルームに場所を移し、チームコンセプト、スタッフや幹部の体制が大橋ヘッドコーチから発表されます。「今季も『選手が主役+ワクワクするフットボール』を継続し、加えて『自立(Independence)』と『自律(Self-control)』を押し進めたい」。
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【2011コーチ】
●ヘッドコーチ; 大橋 誠(兼ディフェンシブコーディネーター)
●コーディネーター: 富永 一(オフェンス)、鈴木孝昌(キッキング)
●コーチ: 大野 洋(OL)、脇田雅史(TE)、中村敏英(WR)、古谷拓也(RB/兼選手)、紀平充則(DL/兼選手)、古庄直樹(LB/兼選手)、NEW奥村宏仁(LB)、玉ノ井康昌(DB)、NEW渡辺雄一(DB/兼選手)
●アシスタントコーチ: NEW塩田龍太郎
【2011幹部】
●主将: LB#2古庄直樹
●副将: NEWOL#70野々村健志、WR#83清水 謙、DL#11ケヴィン・ジャクソン、NEWLB#9塚田昌克
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再びグラウンドに戻り、いよいよ全体練習がスタート。吉永ヘッドトレーナー考案の股関節トレーニングとランで徹底的に追い込みます。フィールドの状態を理由にスピードを緩めることは許されません。トレーニングの後は、ポジションごとにファンダメンタル(基礎技術)系のメニューを60分間。慣れない起伏に手を焼きながらも、集中力を切らさず練習に励む選手たち。「立ち止まることは許されない。全員でチームをより良い状態にするために努力を続けよう」と副将KJ。
大いなるチャレンジを掲げて臨む2011シーズン。日本一以上の日本一を目指して、さらなるワクワクにご期待ください。今シーズンも参戦よろしくお願いいたします。
▲OLはヒット強化がテーマと大野コーチ
▲奥村コーチ(左から2番目)と渡辺コーチ(右端)が新加入
▲2011新幹部。左からKJ、塚田、古庄、清水、山﨑(副将代行) 選手
▲このときはまだ余裕のKJ
▲クロスカントリー状態のグラウンドをひたすら走る。写真はRB#20古谷選手
▲股関節トレーニングと腹筋を交互に。写真はDL#99吉木選手
▲チーム最年長そして腹筋番長、健在。今季からコーチも務めるDB#8渡辺選手
▲抜群のコンディションが光ったしみけん(WR#83清水選手)