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2008潮風日記VOL.4~スピードとクイックネスで勝負~

2008年02月26日

 

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週末は猛烈な風が吹き、習志野グラウンドがある茜浜の海は大荒れとなった。

この海を越え、今年もアメリカで挑戦をする熱い男がいる。

 

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オービックシーガルズ7年目、DB#31中西類だ。

アスリートがそろうAIR KILLERSの中でもトップクラスの運動能力を持つ中西選手。

今年はAF2(アリーナフットボール2)のOKLAHOMA CITY YARD DAWGSと契約。

さらなる飛躍の場をアメリカに求める彼に、アメリカに挑戦する意気込みを聞いた。

 

―今年でアリーナ挑戦は何年目になりますか?

 

 「3年目です。2005年から挑戦していて、2006年はビザが取得できず参戦できませんでした」

 

―アリーナとアメフトとの違いは?

 

 「違いとしては、アリーナはフィールドがすごく狭い。アメフトの4分の1くらいです。
 狭い分、一歩の細かさとか、一歩のタイミングがすごく重要になってきます。

 アメフトだったら1ヤードの間合いで考えていることを、アリーナだと0.5ヤードの間合いで

 考えなくてはいけないし、ちょっとでも間があくと簡単にパスを通されてしまいますね」

 

―ではテクニックも重要になってくるわけですね?

 

 「そうです。ベースの部分はシーガルズで教わった部分がすごく大きいと思います。

 むこうでは、コーチはあまり教えてくれないし、自分で気にしないといけません。

 できない人は落ちていくっていう世界なんです。コーチングで育てるって環境じゃありません」

 

―アリーナでのポジションは?

 

 「今まではリャンメン(一人の選手がオフェンスとディフェンスの両方でプレーすること)しないといけない

 というルールがありましたが、それが一昨年くらいからなくなったんです。
 だからキッキングだけでも出られるし、オフェンスとディフェンスのどっちかだけでも出ることも可能です。
 ただ、ベンチ入りして試合に出たいなら、いろいろできたほうが絶対有利なので、

 どっちもやりたいなって思って、今レシーバーの練習をしています」

 

―中西選手のアピールポイントは?

 

 「アメリカに行くとぼくが一番小さい。 かといって、不利だとは全然思っていなくて、

 クイックネスやスピードでは勝ってると思います。
 だから、それを最大限に生かして勝負していきたい」

 

―意気込みを聞かせてください

 

 「今年で3シーズン目です。 もうルーキーではないし、

 試合にはでてないですけどAF1も経験したので、
 今年は結果を出すっていうところにフォーカスしたいと思っています。
 インターナショナルプレーヤーオブザイヤーというのがあって、今年はそれをとりたい。
 その結果をもって、来年以降、AF1に挑戦したいですね」

 

―オービックシーガルズファンにメッセージをお願いします

 

 「今年からインターネットテレビでAF2が見られるようになると思うんで、

 ぜひ探して見てください!
 アメフトもおもしろいけど、それ以外にもこんなスポーツもあるんだよってのを

 知ってもらえたらうれしいです。

 今年は価値のあるシーズンにしたい。

 アリーナで得たものを持ち帰って、シーガルズで生かして日本一になりたいです!」

 

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▲WRの練習をする中西選手(左はパスキャッチ、右はブロックのドリル

 

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▲ウエイトトレーニングをする中西選手

 

中西選手は里見選手と同様、ビザを取得次第、渡米します。

中西選手の現地からのレポートは選手ブログ“ROCKERS”にて掲載します。

お楽しみに!!