2008年02月25日
太い腕に刻まれたタトゥー。
闘志むき出しの荒々しいプレー。
フィールドの暴れん坊の異名をとるDB#13里見恒平選手。
しかしチーム内ではトレーニングリーダーを務め、練習中も常に声を出して盛り上げる、
フットボールに対してはいたって真面目な選手だ。
2000年にシーガルズに入部してから、春季はNFLヨーロッパやAFLなどの海外リーグ、
秋季はオービックシーガルズでプレーするというライフスタイルを続ける。
里見恒平にオフシーズンはない。
今年はAF2(アリーナフットボール2)のCENTRAL VALLEY COYOTESと契約が決まっている。
そんな彼にアリーナフットボールリーグに挑戦する心意気を聞いた。
―いつから行くのですか?
「えーっと、ビザが取れ次第です」
―ビザが取れたらすぐ行きますか?
「はい、ビザが取れたらすぐ」
―アリーナとNFLEに挑戦されていますが、大きな違いは?
「フィールドが狭いのと、リャンメン(一人がオフェンスとディフェ
ンスの両方でプレーすること)やね。
アリーナでリャンメンせなあかんってルールはなくなったけれど、
2ウェイ(2つのポジション=リャンメン)でいきますよ!」
―里見選手の持ち味のスピードやヒットは?
「みんなめちゃくちゃでかいからなあ。
腕なんかみんなえらい太さですよ。
スピードはみんな一緒くらいやから、やっぱりテクニックやね」
―シーガルズで学んだテクニックですか?
「そうやね。シーガルズで学んだテクニックがベースになってます。
それと自分で開発したテクニックも使います」
―AF2でのライバルは?
「ライバルは黒人やね。
黒人とプレーするのが好きなんで。
勝負するのも楽しいし、一緒にプレーするのも楽しいですよ」
―どれくらい活躍して帰ってきますか?
「いやあ、想像つかないねえ。
最近AF2も非常にレベルが高いですから。
とにかくゲームに出るようにがんばりますわ。
過去にAF1の練習生までいったんですけど、今年AF2で
アピールして、来年AF1でプレーできるようにがんばります」
―オービックシーガルズファンに向けてメッセージをお願いします
「アメリカから写真と日記を送りますので見てください!」
インタビューのコメントでもあったとおり、里見選手はビザを取得次第、渡米します。
里見選手からの現地レポートは選手ブログ“ROCKERS”にて掲載します。
お楽しみに!