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ASSOCIATE OC参戦(大橋GM)

2017年04月10日

 

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▲4/9(日) 雨の中、練習を見守る濱部アソシエイトOCとダンOC

 

 

新年度を迎えた途端に春めいてきて、いよいよ新たな芽吹きを実感できるようになりましたね。我がオービックシーガルズでもフレッシュな新戦力が本格的に躍動し始めています。

 

選手たちの話はヘッドコーチに譲るとして、今回はコーチ陣のお話です。

 

今シーズンは、オフェンスサイドに濱部 昇さん・阿南孝仁・坂本昂大の3名が加わってくれました。阿南は2015シーズンまで選手としてともに戦ってくれていたかつての仲間。坂本は小学生の頃、ジュニアシーガルズとしてフィールドを駆け回っていた生え抜き。チームの文化をよく知った2人は、即戦力としてチームを支えてくれています。

記事「濱部 昇アソシエイトオフェンスコーディネーター就任のお知らせ」(4/1up)

コーチ陣紹介ページ

 

そんな中、どうして濱部さん(チームメンバーではありますが、さん付けにさせてください)が元々ゆかりのない我々のチームに加入してくれたのか。驚いた方も多かったかと思います。これは、不思議と想いは通ずるということでしか説明できません。

 

濱部さんと私は早稲田大学で2学年違いの先輩-後輩で、30年近くのお付き合いになります。もちろん、当時の体育会で2学年も違えば、軽々に口をきくようなことはできませんでしたから、普通に話せるようになったのは、お互いがコーチに就任してからになります。

 

ただ、コーチ同士としてお話するようになってからは、かなり深い会話を交す機会をもらっていました。チームの基礎練習に関して、夜遅くまで互いの意見をぶつけ合うこともありましたし、電話で1時間以上話し込むこともありました。おかげで、私自身は濱部さんの知見に感服しつつ、その人となりを知ることができ、母校に素晴らしいコーチがいることを誇りに思ったものです。濱部さんが高校・大学と学生フットボール界において華々しい戦績を残したときにも、さもありなんと納得しました。

 

そんな特別なコーチですから、「濱部さんがオービックシーガルズをコーチしたらどうなるのだろう」と想像することもしばしば。ただ、それは実現しえない想像の世界と思い込んでおり、そんなことが起こるとは考えもしていませんでした。ところが、濱部さんが大学の監督を勇退されるとの報を聞いた直後にお会いしてみると、Xリーグでコーチをする可能性がないわけではない、とおっしゃるじゃありませんか。そこからは、ただただ愚直に押しの一手で突き進みました。濱部さんにしてみれば、ちょっと口を滑らせてしまったことで、本当に巻き込まれてしまったというのが正直なところかもしれません。でも、そこがオービックシーガルズの怖いところです。

 

濱部さんには、「アソシエイトオフェスンコーディネーター」という、我々にとっても初めての役割を担っていただくことにしました。文字どおり、准オフェンスコーディネーターとして、オフェンス全体を支えていただくことになります。そしてもうひとつ。アソシエイトという言葉の原義、「人と人とを結びつける」にも因んでいます。この不思議なご縁を大切にしたい、ぜひともがっちり結びついた仲間になっていただきたいとの思いを込めて。

 

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ゼネラルマネジャー
    大橋 誠