選手ブログ“ROCKERS”

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2016年02月

2016年02月26日

2016LAキャンプを終えて-10問10答 4/4最終回(DL#68清家)

チーム初のLAキャンプが無事終了。最後に総括として、帰国した4人の選手に「10問10答」に答えてもらいました。4人目・最終回は、DL#68清家拓也選手です。2016シーズンは4人の活躍にご注目ください。
 
日程 : 2/14(日)~21(日) [トレーニング:15(月)~19(金)]
協力 : ADM(Athletes Dream Management Inc.)
 

 
<たくぞーに聞きました-10問10答>

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Q1 今回のキャンプはどうでしたか(ひと言で言うと)。
 

しんどかった。

 

Q2 キャンプで向上させたかったことは達成できましたか。
 

自分のいまの体の状態を把握して、使い方を学ぼうと参加しました。達成はできたものの、自分に足りないものがたくさんありました。

 

Q3 自分自身について、いちばんの発見、気づきは。
 

体の使い方がまったくなってなかったことです。

 

Q4 日本でやってきたトレーニングとの最も大きな違いは。
 

いかに動きながら使う筋肉を鍛え、使える体にするか。

 

Q5 まず、チームメートに伝えたいことは。
 

あるものでちょっと工夫してトレーニングするだけで大きく変われると思います。

 

Q6 オービックシーガルズのクラブハウスにもほしいと思ったトレーニング器具は。
 

レッグプレス。クライミング。

 

Q7 オービックシーガルズでぜひ導入したいトレーニングメニューは。
 

体の使い方を一から学べるトレーニングをもっとやるといいと思います。

 

Q8 来季のキャンプに向け、改善点を提案するとしたら。
 

パート練習をもっと実戦向けにしたら、よりよくなると思います。

 

Q9 チャンスがあればまた参加したいですか。
 

参加したいです。

 

Q10 LAライフは満喫できましたか。トレーニング以外で印象に残ったことやエピソードを。
 

一緒に参加した畑選手の英語力がすごくて、僕も英語を話したくなりました。

 
(最後に)

 

いままで苦手なトレーニングから逃げてやらなかったりしていましたが、逃げずに克服して大きく成長し、変わります。

その姿を見にきてください。絶対東京ドームに連れていきます。

 

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2016年02月25日

2016LAキャンプを終えて-10問10答 3/4(TE#89森(章))

チーム初のLAキャンプが無事終了。最後に総括として、帰国した4人の選手に「10問10答」に答えてもらいました。3人目は、TE#89森 章光選手です。
 
日程 : 2/14(日)~21(日) [トレーニング:15(月)~19(金)]
協力 : ADM(Athletes Dream Management Inc.)
 

 
<デカモリに聞きました-10問10答>

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Q1 今回のキャンプはどうでしたか(ひと言で言うと)。
 

「新発見」です。

 

Q2 キャンプで向上させたかったことは達成できましたか。
 

スピード、クイックネスの向上が目標でしたが、とてもいいきっかけをいただけたと思います。

 

Q3 自分自身について、いちばんの発見、気づきは。
 

ただ走るにしても、体の使い方、意識する部分を変えるだけで結果が大きく違ってくるということです。

 

Q4 日本でやってきたトレーニングとの最も大きな違いは。
 

ウエイトをあげる初速を意識したトレーニングです。

 

Q5 まず、チームメートに伝えたいことは。
 

フォームを映像で確認したり、タイムを測ったりすると弱点がわかりやすいと感じました。

 

Q6 オービックシーガルズのクラブハウスにもほしいと思ったトレーニング器具は。
 

チューブトレーニング用の太めのチューブです。

 

Q7 オービックシーガルズでぜひ導入したいトレーニングメニューは。
 

チューブトレーニングです。

 

Q8 来季のキャンプに向け、改善点を提案するとしたら。
 

午前のトレーニングも、ポジションごとに少し違ったメニューがあってもよかったのかなと思いました。

 

Q9 チャンスがあればまた参加したいですか。
 

はい。学生のとき以来の5日間連続の練習は、新たな発見があり楽しかったので。

 

Q10 LAライフは満喫できましたか。トレーニング以外で印象に残ったことやエピソードを。
 

練習以外はほぼホテルにいましたが、最終日に観光地のサンタモニカに行けたのはよかったです。

 
(最後に)

 

チーム初のLAキャンプに参加させていただき、とてもいい経験ができました。ありがとうございました。

社会人になってからここまで自分の体に向き合ってトレーニングをしたのは初めてだったので、自分の弱点、強化しなくてはならない点がはっきりしました。2016シーズンのいいスタートになったと思います。弱点がわかっただけで終わらせず、しっかりと改善して2016シーズンの活躍につなげるよう取り組んでいきます。

今シーズンは必ず日本一になれるように全員で頑張ります! 引き続き熱い参戦よろしくお願いします。

 

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2016年02月24日

2016LAキャンプを終えて-10問10答 2/4(QB#12畑)

チーム初のLAキャンプが無事終了。最後に総括として、帰国した4人の選手に「10問10答」に答えてもらいました。 今日は2人目、QB#12畑 卓志郎選手です。
 
日程 : 2/14(日)~21(日) [トレーニング:15(月)~19(金)]
協力 : ADM(Athletes Dream Management Inc.)
 

 
<たくしろーに聞きました-10問10答>

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Q1 今回のキャンプはどうでしたか(ひと言で言うと)。
 

自分の成長へとつながるトレーニングでした。

 

Q2 キャンプで向上させたかったことは達成できましたか。
 

スムーズかつコンパクトに投げるということが目標でしたが、キャンプ中には完全に向上させることはできませんでした。トレーニングで学んだことを生かし、今後達成していきたい。

 

Q3 自分自身について、いちばんの発見、気づきは。
 

ムーブメント: 走り方によってさらにスピードが伸びるということ。

スローイング: スムーズに投げる投げ方を学びました。

 

Q4 日本でやってきたトレーニングとの最も大きな違いは。
 

時間をかけてゆっくりする日本でのトレーニングに比べ、(時間がなかったこともありますが、)短時間集中型でした。ひとつの動きに対しブレークダウンを行い、改善点を提案してくれます。

スローイングでは、アレンジができなかったら基本に戻って練習するなど、あまり日本ではやらない形でした。また、かなりハイテンポ。試合さながらのハイテンポでした。

 

Q5 まず、チームメートに伝えたいことは。
 

時間をかけてゆっくりせずに、短期間でも同じようなトレーニング効果が期待できるということ。今まで学んできたことも正しいかもしれないけれど、一つひとつに対していろいろな考え方があるということ。

 

Q6 オービックシーガルズのクラブハウスにもほしいと思ったトレーニング器具は。
 

(あまりないですが、)強いて言うならば、赤外線の計測器。

 

Q7 オービックシーガルズでぜひ導入したいトレーニングメニューは。
 

アメリカでは走り方を一から学ぼうとしていたので、オービックでも時間があれば基礎から学んでいきたいと感じました。

 

Q8 来季のキャンプに向け、改善点を提案するとしたら。
 

現地のトッププレーヤーが間近にいる環境(同じ空間)で、あるいはトップレベルのQBと一緒にできれば、もっと刺激を受け、より高いレベルのトレーニングができたと思います。

 

Q9 チャンスがあればまた参加したいですか。
 

はい。

 

Q10 LAライフは満喫できましたか。トレーニング以外で印象に残ったことやエピソードを。
 

往路では飛行機がキャンセルになるなど、どうなるかわかりませんでしたが、いい経験ができました。LAを満喫するほどの時間はありませんでしたが、現地にいる友人と久々に再会できました。エージェントの方にいろいろな店に連れて行っていただき、たいへん助かりました。ありがとうございました。

 
(最後に)

 

このような貴重なキャンプに参加させていただき、この場をお借りして関係者の皆さまに御礼申し上げます。

 

ボールの掴み方や投げ方など、今まで学んだことがなかった点を指摘され、とても新鮮であったと同時に、まだまだ未熟であると痛感しました。また、ひとつのことに対して様々な考え方があると再認識し、視野の狭さに気づかされました。キャンプで学んだことを習得すれば、まだまだ成長できます。

 

アメリカで学んだことを忘れず、自分自身が成長すること、チームに還元して日本一へと導くことが恩返しであると思いますので、より一層頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします。

 

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2016年02月23日

2016LAキャンプを終えて-10問10答 1/4(DL#31三井)

2/14(日)~21(日)の日程で行われた、チーム初のLAキャンプが無事終了しました。現地からの日替わりレポートやfacebookの動画を多くの方にご覧いただき、ありがとうございました。
 
最後に総括として、帰国したばかりの4人の選手に、「10問10答」に答えてもらいました。

まずは、DL#31三井勇洋選手から。
(三井選手は、先日発表された昨シーズンのチーム表彰でディフェンスMVPを受賞しました。)
 
日程 : 2/14(日)~21(日) [トレーニング:15(月)~19(金)]
協力 : ADM(Athletes Dream Management Inc.)
 

 
<みっちーに聞きました-10問10答>

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Q1 今回のキャンプはどうでしたか(ひと言で言うと)。
 

たいへん収穫のあった、いいキャンプでした。

 

Q2 キャンプで向上させたかったことは達成できましたか。
 

40ヤード走では今まででいちばん速いタイムも出せましたし、達成できたかと思います。

 

Q3 自分自身について、いちばんの発見、気づきは。
 

自分の強いところ、弱いところがはっきりとわかりました。そして、どのように鍛えていけばいいのかも。

 

Q4 日本でやってきたトレーニングとの最も大きな違いは。
 

力の発揮の仕方がしっかりと分けられ、そのどこを鍛えていくのかといったところです。

 

Q5 まず、チームメートに伝えたいことは。
 

走り方や止まり方、その考え方をしっかりと伝えていきたいです。

 

Q6 オービックシーガルズのクラブハウスにもほしいと思ったトレーニング器具は。
 

ゴムバンドがあれば、よりいいなと思います。

 

Q7 オービックシーガルズでぜひ導入したいトレーニングメニューは。
 

スピードを上げる体の使い方のトレーニングなど導入したいです。

 

Q8 来季のキャンプに向け、改善点を提案するとしたら。
 

ウォームアップからすべてをビデオでしっかりと撮れる準備があればいいかなと思います。

 

Q9 チャンスがあればまた参加したいですか。
 

ぜひ参加したいです!

 

Q10 LAライフは満喫できましたか。トレーニング以外で印象に残ったことやエピソードを。
 

満喫できました! 4日目、晩ご飯を食べて外に出ると夕焼けがすごく綺麗でした。あの空の綺麗さはなかなかないと思います。

 
(最後に)

 

今回このような貴重な機会を与えていただいたことにたいへん感謝しています。

 

最終日の報告にも書きましたが、このキャンプで教わったことをすべて活かし、結果を出してこそ、成功だったと言えると思います。具体的な話は書ききれませんが、本当にいろいろなことを学ぶことができ、選手としての成長に確実につながると考えています。このキャンプで学んだことを、チームが、個人個人が変わるひとつのきっかけとできるように働きかけていきます。

 

今シーズンは自分たち4人に注目していただければと思います。必ず日本一になります。熱い参戦、応援よろしくお願いします。

 

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2016年02月20日

2016LAキャンプ 5日目(最終日)報告(DL#31三井)

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2/14(日)~2/21(日)の日程で、4人の選手がLA(ロサンゼルス)でのトレーニング研修「2016 OBIC SEAGULLS Spring Training Camp」に参加しています。
 
ハードワークが続いたキャンプもいよいよ5日目最終日。レポーターは一巡して再びDL#31三井選手です。
 
(記事バックナンバー )
    日程 :2/14(日)~21(日) [トレーニング:15(月)~19(金)]
    トレーニング施設 :ベロシティ・スポーツ・パフォーマンス
 
 


 
<現地2/19(金)  LAキャンプ5日目最終日(DL#31三井)>
 
 
【午前】
・ガイダンス
・ウォームアップ
・走行面がカーブしているランニングマシンを用いてのフォームチェック
・メディスンボールを頭の上に持って軸をつくる、膝を上げる動作のトレーニング
・床との接地時間を短くする、足をしっかり引きつけるトレーニング
・40ヤード測定
・ウエイトトレーニング(スクワット、ベンチプレス)
・コンディショニング(クライマー)
【午後:ポジション別練習】
・ウォームアップ
・ラダー、コーンドリル
・パスラッシュテクニック
 
午前のセッション、今日のテーマは「マックススピードを向上させる」。はじめのガイダンスでは、昨日のジャンプの測定によって各自の体の使い方をタイプ分けし、効果的な鍛え方などについて学びました。また、走る動作の中で、加速が終わって体が立ってくる状態でどのように走れば速くなるか、といったことを学びました。大事なポイントは、体を垂直に保つ、腕が後ろに振れている、接地時間が短い、膝が曲がっている状態で引き上げられる、接地する位置は体の真下である、といったことです。
まず、走行面がカーブしているランニングマシンを走り、次にメディスンボールを頭の上に持って体の軸を垂直に保ち、そのままの状態でしっかりと膝を上げるトレーニングを行いました。続いて、膝を曲げた状態で引き上げる、同時に接地時間を短くするようなトレーニングも行いました。そしてもう一度ランニングマシンに戻り、フォームや走る速度のチェックを行いました。
40ヤードの測定では、皆それぞれ、日本でのこれまでの記録よりいい記録が出るなど、この5日間のトレーニングの成果が表れていました。
ウエイトトレーニングでは、自分が上げられるぎりぎりの重さを用いて最大筋力を鍛えるトレーニングを行いました。しんどかったですが、セット数や休みの時間など知らなかったことも多く、面白いことが学べました。
最後に、初日に行ったクライマーを使ってコンディショニングをしました。チームを分けて競い合い、しんどいながらも楽しく追い込めました。

午後のパート別セッションでは、まずはじめにラダーやコーンドリルを行い、そのあとパスラッシュテクニックの練習をしました。パスラッシュの練習では、ハンドテクニックや円の周りを回ったりなど、いろいろな練習を行いました。
メニュー自体は日本でもしたことがあるようなものでしたが、なぜ必要なのか、注意すべき点はどこなのかを明確にしてくれるので、どこに意識を置くのか、自分がどこができていないのかがはっきりとわかり、うまくなる実感が持てました。

今回のキャンプでは、午前中は主にムーブメントトレーニングを行ってきました。40ヤード走を速くすることにポイントを置き、スタート、加速、トップスピードと、日ごとにテーマ分けて取り組みました。また、横の動き(シャッフル、クロスオーバー)やそこから止まることのトレーニングも行いました。
しっかりとポイントが整理されており、何ができていないのか、どこを鍛えていくべきなのかがはっきりとわかりました。日本に帰って自分の課題にどうやって取り組んでいくか、その課題を乗り越えればどうなるかということが明確にイメージできたので、日本でも今までにないぐらい楽しくトレーニングができそうです。
そして、午後は主にスキルの練習を行ってきました。日本でも似たような練習は多くありましたが、それらについての考え方やしっかりとした基礎を確認することができました。

今までなんとなくやってきたことは実際はどうすべきだったのかなど、こちらで得た多くの新しい発見をチームに帰って伝えていきます。本当にいろいろなことを学ぶことができました。ここで終わりではなく、これからどう自分のものにしていくのか、どこまで無意識にできるようにしていくのかといったところを意識して日本でも取り組みたいと思います。このような機会を与えてくださった関係者の皆様に感謝して、より高みを目指していきます。
 
 
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▲速く走るために体を垂直に保つトレーニング。 (左)走行面がカーブしているランニングマシン。前傾すると速くなりすぎて走れなくなります。 (右)メディスンボールを頭上に掲げて軸を垂直に保ち、膝を上げる
 
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▲"最大筋力"鍛え中
 
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▲最後のパート別練習
 
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▲打ち上げも、肉。5日間お疲れさまでした!
翌日、現地土曜午後には帰国の途につきます
 

2016LAキャンプ 4日目報告(QB#12畑)

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2/14(日)~2/21(日)の日程で、4人の選手がLA(ロサンゼルス)でのトレーニング研修「2016 OBIC SEAGULLS Spring Training Camp」に参加しています。
 
キャンプも終盤。4番手、QB#12畑選手から4日目のレポートが届きました。
 
(記事バックナンバー )
    日程 :2/14(日)~21(日) [トレーニング:15(月)~19(金)]
    トレーニング施設 :ベロシティ・スポーツ・パフォーマンス
 
 


 
<現地2/18(木)  LAキャンプ4日目(QB#12畑)>
 
 
【午前】
・クロスオーバーからのダッシュ
・チューブを使ったクロスオーバー
・クロスオーバーからのメディスンボール投げ
・5ヤードシャトル
・ウエイトトレーニング(クリーン)
・ジャンプ測定
・ロープ
【午後:ポジション別練習】
・リリースポイントの確認
・ストップ and スロー
・ランニング・スロー
・ドロップ・バック
・セーフティーの動きを見て判断し、スロー
・コーンドリル
 
昨日の午後はオフでしたが、体はかなり重く、疲労もたまってきている状態です。でも、みんな頑張っています。

今日はアメフトの動きを意識したクロスオーバー(足を交差させる動き)からのダッシュをメインとしたメニューでした。アメフトの動きの中で、クロスオーバーはかなり大切な動きのひとつです。チューブを使って体重移動を意識する、メディスンボールを投げたあとクロスした足がスピードに乗れる位置に持ってくる、などのメニューを、いかにスピードに乗って速さをキープしたダッシュに移れるかを意識して行いました。ダッシュと同様に、2歩目、3歩目が体重移動しやすいポジションにあるかを確認します。
ウエイトトレーニングは、爆発を意識したクリーンなど。ジャンプ測定では高さや速さを測定しましたが、森選手と清家選手が競い合う場面も見られました。
最後はロープ種目。1人8セットを行い、かなり追い込んで午前は終了しました。

午後はパート別のスキルトレーニング。QBは投げ方を中心に学んでいます。QBの動きを交えながら投げる、という基本的なメニューを繰り返し、約3時間弱行っています。
メニューは日本でやっていることとあまり変わりませんが、ステップ、テイクバック、体重移動など、かなり細かいところまで学ぶことができ、多くの発見がありました。たとえば、自分はボールの握り方、持ち方などを指摘され、「なるほどなー」と感じる部分がありました。と同時に、基礎の基礎を指摘されている自分はまだまだ未熟であると痛感しました。

ダメなところはしっかりと指摘して教えれくれますが、「なぜそうするべきなのか」「なぜその方が今よりいいのか」といったことは自分からコーチに詳しく尋ねないと教えてもらえません。貪欲な姿勢が大切です。スキルトレーニングを通じて上手くなっているかわかりませんが、多くの考え方を学ぶことができる、とても良い機会になっています。残り1日となりましたが、頑張ります! みんなで上手くなって帰りたいと思います。
 

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2016年02月18日

2016LAキャンプ 3日目報告(DL#68清家)

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▲負荷をかけてジャンプ力を鍛えるトレーニング。写真はTE#89森選手

 

 
2/14(日)~2/21(日)の日程で、4人の選手がLA(ロサンゼルス)でのトレーニング研修「2016 OBIC SEAGULLS Spring Training Camp」に参加しています。
 
3日目、中日を迎えました。3番手、DL#68清家選手からのレポートをお届けします。
 
(記事バックナンバー )
    日程 :2/14(日)~21(日) [トレーニング:15(月)~19(金)]
    トレーニング施設 :ベロシティ・スポーツ・パフォーマンス
 
 


 
<現地2/17(水)  LAキャンプ3日目(DL#68清家)>
 
 
【午前】
・縄跳びを使ったウォームアップ
・メディスンボールを使ったスタート時の踏み込みのためのトレーニング
・ソリを使って力をいかに伝えるかを意識するためのフォームの矯正
・ジャンプ力アップのトレーニング
・ケトルベルを使ったウエイトトレーニング
【午後】
(オフ)


今日は中日ということもあり、リカバリーを意識したトレーニングでした。
まずストレッチをしてから、縄跳びを使ったウォームアップを行いました。次に、メディスンボールを使い、スタートダッシュ時に一歩踏み込むトレーニングをしました。いかに一歩目の蹴り出しを意識できているか考えながら繰り返します。
そのあと、ソリを使って重いものを引きながら、足の踏み込みを意識するためのトレーニングをしました。体が起き上がらないように前傾したまま30ヤードほど走るもので、ビデオで確認しながら、フォームを意識して取り組みました。体の角度や地面の蹴り方など、細かいところまで分析してくださるので、すごく充実したものでした。
 
続いて、ジャンプ力を上げるトレーニング(上写真)。腰のベルトについた金具に下から紐をつけ、上にジャンプすると下に引っ張られて負荷がかかる仕組みです。自分のジャンプ力のなさに、飛べない豚なんだなっと、あらためて現実を突きつけられました。そんなわけで、暗い気分で次のウエイトトレーニングをしていたら、今日は最後のコンディショニングトレーニングはないとコーチから話があり、気分が晴れました。

疲労した体のリカバリーを目的としたトレーニングだったため、トレーニング自体は他の日より軽かったとの話でしたが、この3日間しごかれて、体が細くなるくらい疲労していて、その軽さもあまりわかりませんでした。残り2日、なんとか生き延びます。
 
 
 
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▲ビデオでフォームをチェックしながら

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▲午後はオフで、「前半戦お疲れさま&後半も頑張りましょう会」。
プロテインをたっぷり摂取しました
 

2016年02月17日

2016LAキャンプ 2日目報告(TE#89森(章))

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▲左から、DL#31三井、TE#89森(章)、DL#68清家、QB#12畑

 

 
2/14(日)~2/21(日)の日程で、4人の選手がLA(ロサンゼルス)でのトレーニング研修「2016 OBIC SEAGULLS Spring Training Camp」に参加しています。
 
トレーニング初日はLA到着の翌日だったこともあって相当きつかったようですが、2日目はどうだったでしょうか。2番手、TE#89森(章)選手からのレポートをお届けします。
 
(記事バックナンバー )
    日程 :2/14(日)~21(日) [トレーニング:15(月)~19(金)]
    トレーニング施設 :ベロシティ・スポーツ・パフォーマンス
 
 


 
<現地2/16(火)  LAキャンプ2日目(TE#89森(章))>
 
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【午前】
・(昨日は縦への動き、)今日はチューブ、メディスンボールを使ったシャッフル(横への動き)
・メディスンボールを使ったラダートレーニング
・ウエイトトレーニング(ベンチプレス、デッドリフト)
・コンディショニング(シャトルラン)
【午後:ボジション別練習】
・ウォームアップ
・コーンドリル
・マンツーマン

2日目のトレーニングが始まりました。初日の疲れは少しありますが、皆やる気に満ちています!
 
最初はストレッチをしながら、今日行うシャッフル(横への動き)の体の使い方や意識する点などをホワイトボードを使って学習しました。そのうえで、チューブで負荷をかけながらシャッフルし、どこの筋肉を使って重心移動すればベストなパフォーマンスができるかを考えながら実践しました。
次にラダー(縄梯子状のトレーニング器具)を使ってシャッフルの練習です。日本ではラダートレーニングをする際に負荷をかけたりはしないのですが、こちらではメディスンボールを使い、体を切り返すタイミングで進行方向とは逆にボールを振り、より体幹を意識したラダートレーニングをしています。
続いて、ジムでのウエイトトレーニング。今日のメインはベンチプレスとデッドリフトでした。メインのトレーニングのセット間に腹筋などをして、短時間ながらみっちり取り組みました。

昼休憩を2時間はさんで、午後はボジションごとの練習に入りました。
TE・WRパートは昨日に引き続き、キャッチドリル(ターンしてからキャッチ、棒を抱えてキャッチ)とコーンドリルをしたあと、一緒に練習をしてくれているアメリカ人DBと2日目にしてマンツーマンを行いました。まさに自分と彼、2人だけのマンツーマン。休みなく20本くらいやり続けるのは体力的にかなり厳しいものがありましたが、日本では試合以外でアメリカ人DBとマッチアップする機会がないので、非常に良い経験をさせてもらいました。自分が方向転換してからの寄りの速さや、目の前に立たれたときの圧力、自分を外に押し出そうとする力などすごいなと感じました。
 
全員、連日すごくいい刺激をもらっています。しっかり体を追い込んで、あと3日間頑張ります!

 
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▲午前のトレーニング

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▲午後はパート別に。左はアメリカ人DBとマンツーマンを繰り返す森選手。右はDLの2人
 
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▲「練習中に吐きそうな清家と練習中も元気な清家」(森選手)
 

2016年02月16日

2016LAキャンプ 1日目報告(DL#31三井)

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  ▲成田空港で。左から、TE#89森(章)、DL#31三井、DL#68清家、QB#12畑の4選手
  
2/14(日)~2/21(日)の日程で、4人の選手がLA(ロサンゼルス)でのトレーニング研修「2016 OBIC SEAGULLS Spring Training Camp」に参加しています。facebookでお伝えした通り、飛行機のトラブルで1日遅れの出発となるハプニングがありましたが、現地時間2/14(日)午後、無事LAに到着しました。

日程 :2/14(日)~21(日) [トレーニング:15(月)~19(金)]
 
 
 


4人の日替わりレポート、トップバッター三井選手から初日のレポートが届きました。

<現地2/15(月)  LAキャンプ1日目 (DL#31三井)>
 
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【午前】
・施設案内、ガイダンス
・柔軟性、体の使い方のチェック~ウォームアップ
・「縦の加速」のトレーニング~20ヤード測定
・ウエイトトレーニング
・コンディショニング
【午後】
・ウォームアップ
・パート別トレーニング

 
午前のセッションでは、はじめに施設の案内や説明がありました。
次に、FMS(Functional Movement Systems)を用いた柔軟性や体の使い方をチェックし、そこからウォームアップに入ります。ウォームアップでは、体を大きく使って柔軟性を獲得すること、体幹のスタビリティやプライオメトリックのような速く体を使うことを学び、最後にゴムチューブを用いて臀筋群に刺激を入れました。基本的に前後に動くアップだけでしたが、このあと行うトレーニング(今日は「縦の加速」)に対応したアップだということでした。
加速に関してのトレーニングでは、加速時のポイントは、地面から40~45°に力をもらうこと、しっかりと力をもらうために体幹・股関節をまっすぐにする(パワーラインをつくる)こと、と指導されました。脚をどのように前に持っていくかなど、細かい部分にも注意します。最後に、20ヤードを測定。水曜日か金曜日に再び測定するそうなので、ここでどれぐらい伸びるか楽しみです。
続いて、ウエイトトレーニングを行いました。パワークリーン、スクワットを中心に、懸垂や股関節屈筋のストレッチ。メディスンボール投げを挟みながら、フォームの確認やどのように意識していくかなどを学びました。
最後に、クライマーという器具を使ったコンディショニングで午前は終了しました。

ウォームアップから体の使い方や刺激の入れ方を考えたり、加速のトレーニングではどのように体を使えばいいか、20ヤード測定やクライマーではNFLに行く選手の目標値と自分の現状を比較してどれぐらい成長すべきなのかを学んだりと、初日からたいへん面白いトレーニングができたと思います。
 
 
午後は、ウォームアップをしてから、パートに分かれました。
午前のウォームアップと違い、まず足関節、股関節のモビリティを出すためにゴムなどを使ったモビライゼーションのような動的ストレッチなどを行い、動物の動きを真似るような動作をするアニマルムーブメントといったウォームアップを行いました。
DLのパートでは、アジリティに始まり、パスラッシュのテクニックなどを練習しました。

指導の間に強調されたのは、stay low(低い姿勢をとる)、まずはアタックすること、とにかく手と脚を止めないこと、パスラッシュのスタートでのエイミングの話など、主に基本的なことながら、すごく大事なことです。これらをしっかりできるようになることが上達への近道だと感じました。
 
 
初日を終えて、走り方、加速の仕方、柔軟性、体の使い方など、日本では曖昧にされている部分がすごく体系化され、評価もしやすく、理解しやすいようになっていると感じました。日本では体系化されずに感覚的に指導されるため、わかる人にはわかるけれどわからない人には全くわからないといったことが多いのです。
また、スキルに関しては、やはり一番大事なことは基本だと感じました。DLではstay lowであることなど、日本でも当たり前に言われていることですが、いかに徹底できるかが重要であると思います。
あと4日間、とにかく貪欲にいろんなことを学んで、上手く、速く、強くなって帰れるようやっていきます。
 
 
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▲午後のパート別トレーニングでライアンコーチの指導を受ける畑選手(三井選手ではなく、すみません)
 
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▲追い込んで、肉食べて、バタンキュ(写真は清家選手)。トレーニングの追い込みが半端なく、皆、筋肉がパンパンとのこと。「帰りたい」という声に、初日の充実ぶりがうかがえました