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2008年04月
2008年04月29日
韓国クリニック
QB#17村上です。
先日、韓国でのQBクリニックに、新生コーチのアシスタントとして参加させていただきました。
基礎的なスキルのクリニックだということで、まだまだ基礎ができていない自分としては、
自分のスキルを見直すという点でも、非常にためになるだろうと思い一緒に行かせてもらうことにしました。
結果から言うと、韓国でのクリニックは、自分のアメフトを見直すことにおいて、
「スキル」、「姿勢」、「気持ち」と いろいろな面で新しい発見があり、すごくためになることばかりでした。
韓国では日本と比べても、まだまだ、アメフトの普及率はかなり低いのが現状です。
アメリカンフットボールを思いっきり楽しめるだけの環境が整っていません。
アメフトのチームも、社会人が全部で8チーム、アメフト部がある大学というのも30強といった感じで
高校においてはアメフト部は存在しません。
もちろん各チームの選手の数もかなり少ないですし、アメフトに関する知識が豊富な指導者も
国内にはほとんどいません。そして、社会人チームの試合ですら大学のグラウンドで行われています。
そんな中始まった1日目のクリニックはなんと河川敷の広場のような所で行われました。
それでも20名を超えるQBの選手たちが集まってくれたことにはすごく感激しました。
また、選手たちは今回のクリニックに参加するために、
個々に参加費を払ってくれたということにも非常に熱意を感じました。
それから、今回のクリニックを主催してくださった協会の方々にはすごく感謝しています。
歓迎の垂れ幕や練習で使うメディスンボールやボクシンググローブ、バットなどの用意、
参加者の募集からクリニックの運営スケジュール等々、
忙しい中、仕事の合間を使ってすごく準備していただきました。
協会の方々の韓国におけるアメリカンフットボールの普及やレベルアップに対する熱い思いを
すごく感じました。
選手たちのレベルは、正直お世辞にも高いとはいえないものでしたが、昼休憩1時間のみで
朝10時から午後5時までという長い時間、ひとつでも多くのことを学ぼうという韓国の選手たちの
姿勢にすごく胸を撃たれました。
自分は彼らのように、日々の練習を大切に使えているかと、自問自答させられるばかりでした。
クリニックではスローイングのメカニックと、その習得のためのトレーニングがメインでしたが
たくさんの選手と関わるなかで、自分自身も新しい発見があり、とても勉強になりました。
2日目も引き続きスローイングのメカニックを中心に練習し、その後は、今回のクリニックの
企画運営の中心となり、いろいろとお世話をしてくださったナムさんがヘッドコーチを務める
ソウルバイキングスの試合を観戦させていただきました。非常に濃い2日間を過ごせたと思います。
1日目2日目ともに、クリニックの後はナムヘッドコーチとともに食事をしながら韓国のフットボールの
現状をお聞きし、いろいろと韓国のフットボールについて学ばせていただいたのですが、
その中で非常に残念な話がありました。
ナムさんのチームであるソウルバイキングス(昨年国内3位)では月に3回の練習がやっととのことでした。
大学の部活動でも、ソウルの大学では週3回の練習がやっとだとおっしゃっていました。
勉学や仕事、家族への時間を考えると、それ以上の時間をアメフトの練習に割ける選手がほとんどいない
というのが理由だそうです。
なので、それ以上練習回数を増やしてまでアメフトに情熱を注ぐというモチベーションは実際のところ、
今の選手たちにはないとのことでした。
クリニックに参加していた選手の方々がクリニック中はすごく真剣だっただけに、
そのお話を聞いた時には、すごく残念でした。
要因はいろいろあると思います。
例えば、勉学や仕事、更には家族との時間を削ってまでアメフトに賭けるだけの魅力が、
今の韓国のアメフトにはないということ。
まだまだ、アメフトの試合の位置づけが、「勝負の世界」ではなく、アメフトというスポーツを
「単純に楽しむ場」になってしまっていること。
何故ならば、試合会場は大学のグラウンド。観客は入って100人から200人。選手層は薄く、
ライバルとなる選手がいない。特に頑張らずして、試合に出場できてしまう。
環境のせいにするのは間違っているとは思うのですが、
それらのことが選手たちのモチベーションが低い要因になっているようです。
ナムヘッドコーチ自身はそんな状況をなんとか変えたいと考えていらっしゃいました。
今の目標は日本のフットボールのレベルに並ぶこと、
そして、「日本VS韓国」というアメフトの本気の試合ができるようになることだそうです。
そのための一つとして、今回のクリニックが選手のモチベーションアップ、
そして、韓国アメフトのレベルアップに少しでもつながればというのが、開催の目的であったとも
話してくださいました。
今回の韓国でのクリニックでは、そんな韓国の状況を知り、
改めて、日本ではプロリーグでは無いとは言えど、「日本一」という目標を持って、
練習でも試合でも真剣勝負を楽しめる環境があることに、自分自身はすごく恵まれているんだと
再確認させられました。
今、オービックシーガルズでは週に3回の練習を行っています。
僕自身、練習に参加するための仕事の調整が大変だったりする面もあります。
しかし、日本の恵まれた環境にいる自分には、大きなスタジアムで大勢のお客さんの前で
真剣勝負を楽しめる「試合」に出場できるチャンスがあります。
「日本一」という目標があり、それをつかむチャンスがあります。
そう考えると、もっともっとできることはいっぱいあります。
それを再認識できたことは非常に大きな収穫になりました。
昨年オービックシーガルズに入団して、自分の技術を見直し、改善に取り組んできましたが、
結局自分のプレースタイルを見失ったまま1年目のシーズンを終えてしまったことが
悔しくてしかたありませんでした。
大事な場面で出場機会をいただいたにも関わらず、チームには非常に大きな迷惑をかけた
ことも忘れられません。
昨シーズンが終わって以来、そんな悔しさ、そしてチームかけた迷惑を取り返す!という思いで
トレーニング・練習を頑張ってきましたが、
今回の経験は、そんな思いをさらに強くする良い機会となりました。
この経験を自分の成長につなげ、どんなかたちであれ、今年は必ず「日本一」に貢献したいと思います。
もうすぐパールボウルが始まります。
皆さんに昨シーズンより成長した姿を見ていただけるように頑張りたいと思います。
ご声援、よろしくお願いします!
▲お弁当も韓国料理でした
▲肉市場にて。焼肉の本場だけあって肉が充実していました
▲焼肉はすごく美味しかったです。しかし飲みすぎて泥酔してしまいました
▲新生コーチと。横断幕まで作っていただきました
2008年04月28日
弱い心
DB#21玉ノ井です。
オービックシーガルズはクラブチームなので
練習は基本水曜日の夜と土日。
土曜日は13:00~ミーティングが始まり練習開始は16:30。
練習が終わるのは19:00くらい。
そこから勉強会(当然アメフトの)があって、それまでの間に少しだけウエイトトレーニング。
勉強会が終わるのが20:00ぐらい。
明日に疲労を少しでも残さないために、トリートメントを行ってグランドを出るのが21:00過ぎ。
都内に着くのがだいたい22:00。
夕飯を食べて、銭湯に行って、家に着くのが24:00前。
翌日は朝トレが8:30~あるが、7:00に家を出なければ間に合わないのでさすがに断念。
練習後にウエイトトレーニングをすることにした。
日曜日は10:00集合。
家を8:30に出る。
この週末は同じポジションの欠席者も多く、キッキングからほとんど出ずっぱ。
前日の疲労もなかなか抜けない。
練習後のトレーニングもなかなか気が進まない。
「練習で出し切ったから、ウエイトトレーニングはいいんじゃない?」
そんな囁きが徐々に弱くなった心を支配して来る。
ひとりではどうしてもやる気になれなく、同じポジションの#8サル(渡辺雄一)と#7金子に
声をかけ、一緒にウエイトトレーニングをすることに。
3人の中では一番ウエイトトレーニングが遅れているのもあるし、気合いが入る。
3人だとウエイトトレーニング自体を楽しんでできる。
▲手前からぼく、サル、金子。
左で笑っているのはシミケン(#83清水)
何度もこんなシーンを経験してきた。
ひとりでは乗り越えることのできない壁も、信頼できる仲間とならば
なんとかなる。
今シーズンも支え合い、助け合い、日本一を掴む。
2008年04月23日
体重
毎度どうも。
OL#56木村裕二です。
今日は、体重についてお話します。
競走馬の体重は、牡馬(オス馬)でだいたい450キロから、500キロくらい。
大きい馬だと550キロくらいあります。
牝馬(メス馬)は、400キロから480キロくらいでしょうか。
体重に大きな幅があるのは、競走馬にも走る距離の得意・不得意があって、
短距離が得意な馬に、筋骨隆々の大型馬が多い傾向にあるようです。
人間もよく似ています。
オリンピックの100M決勝に出てくるスプリンターは、みんな筋骨隆々です。
それとは逆に、マラソンランナーは、骨カワ筋エモン。
軽い方が早く走れる、というイメージですが、スプリンターは無駄な肉が一切なく、
走るための筋肉がしっかりつくことで、大きなパワーが生み出されるのでしょう。
人間も競争馬も、体重(体脂肪率あるいは除脂肪体重)の増減で大きく
パフォーマンスは変わってきます。
例えば競走馬では、いつもよりも大きく体重が減って走れば、次のレースで
反動(疲れとか)が来て、凡走するケースがあったり、逆に太ってたりすると、
最後の直線で伸びを欠いたり。
競走馬にとって、体重というのはとても重要な勝敗を分ける要素であります。
アメリカンフットボールは、ポジションごとにいろんな勝敗を分ける要素があります。
その中で、オフェンスラインにもいろんな要素が、実はあるのです。
運動神経がなさそうなデブがやるポジション、ってのは、ひと昔前の話である。
今は、大きくて、機敏で、賢い選手がやるポジションであります。
オフェンスラインは人気が無いポジションと誤解されていますが、実は
オフェンスラインというポジションをできる人材が少なくて(難しいポジションであるため)、
やりたいと思う人が少ないだけである!(と、私が誤解してるかも)
みんな、本当はオフェンスラインがしたいけど、その三つの要素が難しくて、
QBとかWRみたいな、簡単で、多少バカでもできるポジションに行かされてしまいます。
そう、ドナドナドナ~の歌と共に。。。
そんなオフェンスラインであるが、やはり相手とぶつかるポジションであるので、
体重が重い・軽いで、有利・不利がある。
普通に考えて、お互い同じスピードで当たるなら、重い方が勝つに決まってる。
中学生の時、等加速度直線運動かなんかを物理で学習したが、それとは関係ないようだ。
オフェンスラインに体重があって有利である事は明白であるが、
体重が増える事によって“機敏”である事を失えば、タダのデブ、である。
日本代表の#75宮本選手は、120キロありながら、まぁまぁ機敏である、まぁまぁ。
付け加えると、彼は40ヤードも5秒そこそこで走りきる。(私は、4秒8台ですけど)
そんな120キロ宮本選手に憧れてかどうかわかりませんが、
いつも#65山田選手は焼きそばとファミチキを食いまくってるので聞いてみた。
「今、何キロで、何キロにしたいねん?」
「106キロで、120キロにします」
彼は、学生時代の最低体重は70キロそこそこである。
「オマエ、動けるのか?」
「いや、とりあえず、体重増やしたら良いかなと思って・・・」
明治大学卒は、なぜこうも愚直なのか。
いや、「愚か」なだけなのか!?
パールボウルは、山田選手から目が離せません!
応援、よろしくお願いいたします。
2008年04月22日
萩山竜馬のIPD挑戦記~2次キャンプ゚゚突破~
おひさしぶりです。
WR#85萩山竜馬です。
連絡が遅くなってしまいましたが、NFL IPDプログラムの第2次のロンドンキャンプを通過し
第3次キャンプに召集されることになりました。
22日から第3次キャンプに行ってきます。
場所はスペインのセビージャです。
ロンドンは雨が降ってたし寒かったからうれしいです。
前回のキャンプでのパフォーマンスは、簡単なミスをするなど自分で納得行くものじゃなかったので
今回のキャンプでは、集中して自分の出来ることすべてをだしてきます。
戦います。
そして、アピールします。
皆さん、応援よろしくお願いします。
※NFLジャパンのウェブサイトにIPDプログラムに関する最新情報が載っています(事務局)
※萩山選手のIPD挑戦記バックナンバー
2008年04月21日
週末練習
DB#21玉ノ井です。
今週末からユニット練習が始まった。
今まではファンダメンタルを徹底的に作る練習を行ってきたが
今週からは相手がいても、ファンダメンタルができているか?を
チェックできるいい機会になった。
案の定、相手のいない自分自身でコントロールできる環境ではできたが 、
相手がいることによってできなくなることが多々出てきた。
できなくなったことが何なのか?
しっかり理解することが大切。
日曜日もDBはみんなでその日の練習をフィルムで確認。
いい選手は同じ失敗を繰り返さず、いいプレーをどんどん伸ばす。
1年目、2年目の選手はまだまだ失敗が多い分、伸びしろがたくさんある。
失敗を恐れて消極的なプレーを選択するよりは、
この時期は悲観することなく、どんどん思いっきり「自分らしい」プレーを出して
成長の糧につなげてほしい。
若い選手ほどのびしろは少ないが、まだまだうまくなれるチャンスを
得られている実感がある。
僕がシーガルズで見たきてベテランは、自分で限界をつくらず
常に求めていた。
僕はその姿勢を見て育ってきた。
同じように、僕もさらなる上を目指して、求めていきたい。
「Raise my roof !」
2008年04月20日
里見恒平のAF2挑戦記~VSストックトン~
2008年04月18日
カロリーメイト
2008年04月17日
里見恒平のAF2挑戦記~ゲームウィーク~
2008年04月15日
ファンダメンタル
DB#21玉ノ井です。
2,3年目の若手と一緒にファンダメンタルに取り組んでいる。
今年の新人も非常に能力が高く、とても楽しみな素材。
スポンジのようにどんどん言ったことを吸収していく。
うらやましい。
練習後には一緒にAFTERでさらに極め、AFTER後にみんなでVTRを見て、指摘し合う。
平日もイメージをして過ごしているようで、同じ失敗が少なくなってきた。
今この中に12年前の自分が入ったら、間違いなくCUTされているだろう。
新人の向上心に触れて、自分自身もまだまだ成長するためにいい刺激をもらっている。
ファンダメンタルは自分自身最も大切にしているところ。
大事な試合の大事な場面こそ、基本に立ち返ることが多い。
しかし大事な場面ほど、勝手なことをやってしまう選手が多い。
Detailにこれだけこだわれる大事な時期はそうない。
とても大切な時期。
ブレークだけをとっても1歩の角度、歩数、膝の角度と様々な注意点がある。
来週からは相手がいる中での練習。このDetailが伴っているかどうか?が分かる。
また一歩成長する姿が目に浮かぶ・・・
体力測定
WR#22古谷晋也です。
2008シーズン、はじめての書き込みになります。
今シーズンも宜しくお願いします。
4/13(日)、皆に遅れて体力測定を実施しました。
結果は、、、、最低の最低の最低のラインをクリアしたといったところです。
今の実力を確認することができたこと・夏にむけて鍛えることを心に誓ったということが一番のプラス。
実はトレーニング大嫌いです。
ただ負けるのも大嫌いなので、夏にパワーアップしたところをコーチ・トレーナー・仲間に見せつけます!
写真は師匠中村コーチ。
2年前にレシーバーに転向したときから教わっています。
中村コーチにはレシーバーのことを1からすべてを教わりました。
実は今シーズン、測定結果が悪かった場合、フィールド練習に参加できません。
何とかクリアし、フィールドに立てる喜びを交わしました。
師匠中村コーチのもと たくさん練習してフライヤーズが活躍するシーズンにします。
2008年04月14日
中西類のAF2挑戦記~一週間~
みなさん、こんにちわ。
中西類です。
早いもので成田空港でお別れの讃岐うどんを食べてから一週間が経ちました。
我らがYARD DAWGZは今週末、アウェイゲームに臨むべくテキサスのLUBBOCKへ乗り込みました。
寝台バスに揺られて6時間、LUBBOCKに到着。
LUBBOCKの街は見渡す限りフラットでした。オクラホマシティに輪をかけてフラットでした。
さくっとウォークスルーを済ませてフーターズへ繰り出しました。
するとそこになんとミスLUBBOCKが。
iine!
肝心の試合は43-63で負けました。
個人的にはキッキングで1タックル。ディフェンスで2シリーズ出場0タックル。
ファンブルリカバーを仕損ない、いい感じでヒザをすりむき帰りのバスは怒りのレム睡眠でした。
▲LUBBOCKのロッカールーム
スピードは問題なし。フィジカル強化が課題です。
トレーニングに励みつつ次に気持ちを切り替えてまた土曜日にピークを持っていきたいと思います。
帰り路に住んでいるホテルの隣のワッフルハウスのサインを見たときに
思わず「我が家だ」と思ってしまいました。
滞在1週間目にして既に芽生えたこの我が家感。本物でしょうか?
▲ワッフルハウス
次は昨年の覇者、強豪TULSA TALONSとのアウェイゲームです。
※中西類選手の所属するOKLAHOMA CITY YARD DAWGZのHPは→コチラ
※AF2リーグのHPは→コチラ (事務局)
すべては心次第
このコーナー初めてかもしれません。
DL#52庄子です。
「選手の独り言」時代は常連でしたが、
最近は自分のブログばかりになっていました。
オービックシーガルズファンの皆様専用に
たまにはこちらに更新していこうと思います。
まず最初に
ご報告遅くなりましたが
今年も現役続行を決断しました!
フットボール歴20年目に突入です!
実は玉ノ井の想いに非常に近く重なります。
詳細はそちらに譲りますので再読ください。
https://archive2021.seagulls.jp/blog/rockers/2008/04/post_51.html
さて
そんなことを考えていることもあり
選手としてのモチベーションも
相乗効果で高まっています。
個人的にも本日(4月14日)、会社を設立し
いろいろな意味で勝負の年です。
でも
いろいろあったほうが面白い!
出来ないかもしれないと
最初から決めつけて削ってしまうことが出来ないんです。
正直結果はどうなるかわかりません。
だけど自分はすべての経験を糧にしちゃいます(笑)。
そう信じています。
だったら挑戦するしかないでしょ!
2008年も最高にアグレッシブにいきます!
2008年04月13日
三宅剛司のIPD挑戦記~ロンドンキャンプ~
DB#16三宅剛司です。
IPDプログラム2次キャンプでロンドンに行ってきました。
今回は、前回のスペインとは違い、アメフトをする環境としては非常によかったです。
前回は収容所みたいなホテルだったので・・・。
肝心のプレーですが、前回に比べると動けてたと思います。
その反面、接触負けするシーンもあったので、その点はこれからの課題になったと思います。
2次キャンプでは昨年までNFLヨーロッパで活躍していた選手も合流しました。
彼らを見て私自身、非常によい刺激になりました。
まず、彼らを超す事を近い目標にして頑張っていきたいと思います。
▲最終日に恐竜博物館に行きました。恐竜マニアの萩山君です。
館内で全て説明してくれて、ガイドさんになってました
▲ ロンドンの街並みです。有名な赤バスとロンドンカップル
▲日本人集合! 最終日の練習後です。
左上から 長谷川 木下 秋山 堀 三宅
左下から 加藤 佐藤 恐竜博士 大滝
▲バッキンガム宮殿に行ってきました。
ちゃんと練習はしてますので・・・
2008年04月10日
里見恒平のAF2挑戦記~フレズノ~
#13里見恒平です。
4月7日ジャバリとさよなら。
オークランドからフレズノまで約3時間のドライブです。
99号線、サウスでひたすら真直ぐ行きました。
ほなすぐ着いた。
これがフレズノかいな?
なんにもありません。
砂漠の給油地や。
まあそのうち、いろいろ探すことにしよ。
チームオフィスに着くと、ミーティングが始まるところやった。
自己紹介を済ませ、合流完了する。
明日から練習あります。
今週はバイウィークのためゲームはありません。
でも練習ありますって。
コーチなんか怒っている様子です。
先週負けたからのようです。
さて体調は良い方だと思います。
明日楽しみです。
※里見恒平選手が所属するCENTRAL VALLEY COYOTESのHPは→コチラ
※AF2リーグのHPは→コチラ
平日練習
DB#21玉ノ井です。
今シーズンから平日練習が義務化された。
義務化というとやらされ感のような感じだが
平日に仕事を終えて、習志野まで来て、練習して
日付が変わる頃に家に帰るなんて、義務でもなかなかできない!
好きじゃなきゃできない。
この時期は基礎のトレーニングを重視しているので
ウエイトトレーニングが中心。
意識の高い選手が集まっているので、空気というか
雰囲気がいい。
僕の目から見ても、今シーズンにかけている選手の
行動ははっきり分かる。
きっとフィールドでも結果が出るだろう!
残念ながら、今シーズンも昨年と変わらない選手もいる。
きっとフィールドでも変わらないだろう。
前回の測定を受けて、危機感を持って取り組んでいる選手と
そうでない選手。
チームのベースはそうでない選手。
限りある時間をオービックシーガルズというチームに捧げる理由を
しっかり考えて、行動してほしい。
ウエイトトレーニング後、グランドにて後輩の#14長谷川と一緒に
大橋さんから直々にハンズテクニックを学んだ。
普段DLのパートを担当されているので、なかなか直接何かの指導を
受ける機会はないのだが、平日練習は自主練習なので、このような
チャンスも得られやすい。
今までDBで学んできたそれとは少し異なる、有効的なテクニックを
学んだので、早く試してみたい。
里見恒平のAF2挑戦記~ジャバリ~
毎度どうも。
DB#13里見恒平です。
4月4日にサンフランシスコに到着した。
車を調達する為オークランドへ移動する。
オークランド近郊の街でジャバリと再会した後
車を求めてサンノゼへ向かった。
▲ジャバリ ※ジャバリ→JABAlI MILLER
2006年OBIC SEAGULLS所属/DB#16 (事務局)
サンノゼにありましたよ、ええやつ。
中国人の親父に3200ドルほど手渡し車を確保した。
「何か必要な物はあるか?」とジャバリが言った。
「携帯と食料だ」と答えた。
「Anything You Want You Go Walmart man」とジャバリが言った。
いこうよ ウォルマート!ありましたよ 生活用品!
4月7日 17:00までにフレズノに着けば全てOKです。
オークランドでの残りの滞在はジャバリと過ごし楽しんだ。
※里見恒平選手が所属するCENTRAL VALLEY COYOTESのHPは→コチラ
※AF2リーグのHPは→コチラ (事務局)
中西類のAF2挑戦記~はじめまして~
みなさん、はじめまして。
オービックシーガルズDB#31 中西類です。
僕は現在日本を離れ、アメリカのオクラホマというところで
アリーナフットボールをプレイしています。
例年通りビザ取得に時間がかかり若干出遅れた感はありましたが
なんとか開幕戦に滑り込み出場を果たす事ができ、今のところ順調です。
チームは今後、7月末まで残り15試合のレギュラーシリーズを闘い
プレイオフ、チャンピオンシップゲームと最長約5ヶ月のシーズンを送ります。
オクラホマに到着して早5日。時差ボケもとれ、なんとかチームにも
じわじわと溶け込んできました。
目下の懸念点としては背番号が7番だということだけです。
今後、時間をみつけてオクラホマの様子やアリーナフットボールのことなど
こちらのブログでレポートさせていただきますので皆様よろしくお願いします。
※中西類選手の所属するOKLAHOMA CITY YARD DAWGZのHPは→コチラ
※AF2リーグのHPは→コチラ (事務局)
スタート
ご無沙汰しております。
DB#21玉ノ井です。
OLD FANの方々は、以前「独り言」コーナーで頻繁に更新していたので
ご存知かと思いますが、このブログになってから怠っていました…。
申し訳ありません。
心を入れ替えます。
今年で社会人12年目のシーズンを迎える決断をしました。
今までで最も引退する決断を固めたOFFでした。
コーチとの面談でも、引退を断言しました。
なぜ、今グランドに立っているのか?
大きな理由はオービックシーガルズが「本気」になって
日本でのアメリカンフットボールの普及を考え、行動に
移す意志を感じたからです。
僕らが入部した頃のシーガルズは毎年2部3部校対象に、
丸一日を使ってクリニックを行なっていました。
僕自身、このクリニックに参加したおかげで、素晴らしい
体験を後々することができました。
また試合会場では観戦に来たお客さんが「また来たい!」
と思ってもらえるようなイベントを試行錯誤して企画し、挑戦していました。
ここ数年全く行なっていないとは言いません。
ですが、もっとできるのに、やれていないことが淋しく感じていました。
ここ2,3年で30名以上の新人がオービックシーガルズに入部してくれました。
彼らはオービックシーガルズが過去このようなチームだったことを
知らないまま入部しています。
オービックシーガルズは日本のアメフト界において、すべてにおいて
常に先頭を走って行くチームだと思っています。
ここ数年できなかったことを、選手の立場からも「やる」ために
引退を撤回しました。
当然選手である以上、グランドでも結果を出します。
今までにない大きなチャレンジとなりますが、
チームも事務局も一丸となって
「強く、愛される、開かれたチーム」を目指していきます。
ご期待ください!
ぜひ、お誘いあわせの上、春シーズンからご観戦いただければうれしいです。
では、ごきげんよう!
2008年04月03日
母校主催のクリニックに参加してきました
DB#47寺田です。
僕の母校、大阪市立大学アメリカンフットボール部「ゴールデンシダーズ」が主催する
クリニックに参加してきました。
今回のクリニック(合同練習会)は、大学の助成金で学生が主催するイベントで、
高校生にわが大学をアピールすることが主旨でした。
その一部として、OBである僕が招待を受けて、学生(高校生含む)を相手に話し、
指導するという立場で参加しました。
と言いつつ、オービックシーガルズのアピールも行いつつ、
アメリカンフットボールを継続していってほしいという、普及の部分も担ってきました。
▲小雨が降る中、大学生・高校生合わせて約60名の学生と大学OB関係者が
集まって開会宣言。
天気に負けず元気よく!・・・といいたいところですが、
最近の学生はちょっとおとなしいのかな。。。
僕はシーガルズのユニフォームが修理中のためJAPANユニフォームで参加。
▲各ポジションに分かれてのパート練習。
大学生が主体で考えたメニューで、まずは大学生がお手本を示し、
高校生が実際にやってみる。
基本的なテクニックの指導は大学生に任せて、
うまくなるためのヒントを少し指導しました。
大学生顔負けの才能を持った高校生もいました。
▲ひと通りパート練習が終わると、次はマンツーマン勝負。
いつもと違う相手を前に、どこまで自分のテクニックが通じるか勝負です。
高校生だからってなめてかかると大学生も・・・ 。
▲練習の合間の休憩時間。
ちょっとしたきっかけを与えてあげることで、急に成長する生徒も多々います。
専門外ですが、レシーバーのステップをちょっと指導しています。
▲高校生対大学生の合同スクリメージ。
1stプレーから10ヤードのロングゲイン。
高校生のきびきびした行動は、大学生が見習うべき点も多かったのでは?
グラウンド内はダッシュ。ハリーハドル、ハリーセット。
先生やコーチの指導方針が見受けられました。
▲昼食をともにして交流会。
大学ってどんなところ? どんなプレーを使ってるんですか?
高校生にとっては、様々なことを質問できるいい機会です。
▲やっと僕の出番です。
OBとして母校やフットボールについてコメントしました。
ここは昭和の喜劇王「てらっち」の笑いの取りどころ。
しかし、緊張のあまりか、はたまたおとなしいからか、笑いもまばら・・・
「面白かったら笑ってえぇんやで~!」
高校生・大学生にはちょっと笑いの質が高すぎたかな???
▲体験談も早々に切り上げ、みんなからの質問タイム。
高校生:「なぜ、大学でフットボールを始めたのですか?」
寺田:「休みの日に合●ンが多いって聞いたからです・・・なんて答えられません」
高校生:「食べ物には気をつけてますか?」
寺田:「健康を維持するために、好きなもの食べてます」
・・・。
ちゃんと学生の参考になったのだろうか???
最近の学生はおとなしいのか、質問もまばらでした。
できれば、高校生マネージャーからの個人的な質問(告白?)がほしかったなぁ・・・
ということで、今回は、大学生が主体のところにゲストとして行ってきましたが、
このような活動自体は今後も継続していってほしいと思いました。
大学生にとっても、教えるということは自分自身の勉強になるし、
高校生にとっても吸収できる技術を学ぶチャンスだし、普段対戦できないような相手と
プレーできるということは、自分の目標になるのではないかと思いました。
僕自身、今回のクリニックでは気持ちの部分(精神的な部分)を主に伝えましたが、
本当の意味でのテクニックといった面では、まだまだ指導の余地があると感じました。
まだまだ僕たちには、フットボールの普及と発展という意味での課題があると感じた一日でした。