2012年10月18日
10/11(木)、習志野市立屋敷小学校でフラッグフットボールの公開授業を行ってきました。
同校は「体育研究校」として積極的に体育・学校保健に取り組んでおられ、今年2月に習志野グラウンドで実施した「指導者向けフラッグフットボール講習会」に先生がご参加いただいたご縁もあって、「きてきてアメフト先生」が始まりました。6月に6年生2クラスの授業を行って以来の訪問です。
「ファンブック2012」(24~25ページ)でも詳しく紹介しています。記事のPDFはこちら
今回は、6年3組がフラッグフットボールを題材に公開授業を行うということで、それに向けて9/18(火)、10/1(月)の2回授業をさせていただき、この日の公開授業を迎えました。
私たちがうかがった2日計4時間の授業以外にも体育の授業でたくさん練習し、チームで作戦を考えていたので、みんなたいへん上達していて驚きました。特に、ボールを上手に投げられる子がたくさんいたのが印象的でした。各チームごとに個性的な作戦もありました。試合となると、熱くなって言い合いになる場面もありましたが、それだけ真剣に取り組んでいるからだと思います。フラッグフットボールを通じて、本気で取り組むことやチームワーク、相手を思いやる心を少しでも感じてもらえたならうれしいです。
公開研究授業ということで、千葉周辺の学校の先生方はじめ、教育関係者の皆さんにもフラッグフットボールに触れていただく貴重な機会となりました。
屋敷小学校の皆さん、ありがとうございました。
▲先生がこの日のために作ったボード。ボードを見ながら「今日やること」を確認します
▲さすが体育研究校。大勢の大人が見学するなかでも、臆せず、普段どおり活発にプレーしていました
▲授業の終わりには、今日の反省会をしました
「今日はブロック中心にやりましたが、作戦が失敗したときに、修正をするために話し合うチームもあれば、ケンカをするチームもありました。ケンカしちゃったら、いい作戦を立てられないよな?」 と問いかける先生に、うなずく子どもたち。
子どもたちは、「今日できたこと」を発表しました。
「他のメンバーがブロックしてくれたおかげでランプレーができました!」
「今までパスが通ることはあまりなかったけど、練習して今日はついにパスが通ってうれしかったです」
「フラッグフットボールは面白い。練習して作戦が成功して、パスが通った瞬間は、最高!」
多くの保護者の方も見学にいらしていました。
「フラッグの授業があった日は、学校から帰ってきたらその話ばっかり。『コーチに褒められてうれしかった! “センスあるね”って言われちゃった』とか、『外国人の選手ともお話できたんだよ。トレーナーのお兄さんがかっこいいんだよ!』ってうれしそうに話してくれます」
「『フラッグフットボールは、頭を使うし1人で頑張ってもどうにもならないから、チームワークが大事なんだよ』と子どもが言うので私も興味が沸き、見に来ました」
とお母さんたちが話してくださいました。
この日はJCN船橋習志野が取材に来てくださっていました。
※取材内容は、「デイリー船橋習志野」で翌日10/12(金)・13(土)に放送されました。
▲インタビューを受ける鈴木コーチ(左)と、取材に興味津々の子どもたち
▲帰り際もサインを求めてくれる子どもたち。また一緒に遊ぼうね!