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数字のバトン
2011年03月19日
「ご協力お願いいたします!」
「震災の募金活動を行っております!」
「義援金へのご協力、よろしくお願いいたします!」
行ってまいりました「街頭募金」活動。
習志野市社会福祉協議会の皆さんの共同募金のお手伝い。
ある思いを胸に。
被災地の知人から今朝届いた一通のメール。
=====
人々が食料を分け合い、
助け合いながら生活を送る、
様々な人達が励ましのメールを送ってくれる、
故郷がなくなってしまった方がいる、
被災地にて命の尊さを実感しています。
つらい、悲しい……
そんな感情が妻のお腹の子に伝わらぬ様に
気を張っている部分が多分にありますが、
皆さんの励ましに心癒されています。
先日、ドラックストアの行列に並んでいる時です。
食料や物品を求め、早朝からお店の前は大行列。
並んでいると雨が降り始めました。
寒さが増す中、放射線を気にしていたのか
前にいたおばあさんは、雨に当たることをとても気にしていました。
傘を持っていなかったため、
雨があたらないように傘を差し出しました。
「すいません」
一本の傘に一緒に入り、
その後雨が降りしきる中、並んでいました。
いよいよ買い物ができるという間際、
「割り込みをした」
別の人に疑惑をもたれました。
おばあさんがとても小さかったため気づかれてなかったのでしょうか。
「そんなことはありません、きちんと並んでいました。」
始めから並んでいたことを僕が証明し、問題にはなりませんでした。
並び始めて3時間後、商品を手にしたおばあさんは僕に
「いろいろ本当にありがとね」
と飴をくれました。
今の僕には大したことはできないかもしれませんが、
目の前で助けを求めている人に手を差し伸べる。
それが、
今の僕にできる最大限のことのような気がしています。
=====
「いつまで続くのか」という不安。
「少しでも早く」という苛立ち。
「ありがとう」という感謝の飴。
「目の前の人に手を差し伸べる」という今の最大限。
すべて被災地での「リアル」。
「極限」で生まれるチームワーク
一方、今日の津田沼駅前では、
こちらからご協力をお願いしに出向いたにも関わらず、
募金箱にお金を入れてくださる街の皆様からいただいたお言葉は、
「ご苦労様です」
「頑張ろうね」
「しっかり頼むよ」
「よろしくお願いいたします」
被災地へ向けた「リアル」。
「希望」から生まれるチームワーク。
954,972
わずか3時間の街頭募金にもかかわらず、
皆様からお預かりした、託された「数字のバトン」の合計額です。
我々が今できること。
「+ 0.01 for Japan」
被災地の方々へバトンが渡り、
心に再び希望の灯がともることを信じて。
明日も11時から津田沼駅前。
何卒よろしくお願い申し上げます。
▲託された思いも乗せて、締めのハドル(事務局掲載)