吉永孝徳ヘッドトレーナーブログ“勝1.01”

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誰でもできることを、誰もできないくらいやる

2011年04月07日

「身体を動かしているだけですか?」

 

「本気ですか?」
「成果をあげるために全力を傾けていますか?」

 

「それとも身体を動かしているだけですか?」

 

=====

 

全員が自らをマネジメントの一員とみなし、
マネジメントとしての責任をもつ組織をつくらなければならない。

マネジメントとしての責任とは、

 

・自らの仕事への責任
・組織全体の成果への責任
・社会への責任

 

を指す。

働く者としての責任とは、
成果をあげることに責任を負うだけでなく、
成果をあげるうえで必要なことのすべてを行い、
それらの成果に全力を傾けることである。

 

-  P・F・ドラッカー  -

 

=====

 

「言われたことを、きちんとできること」

 

1対多の日本特有の学校教育下で指導される「個の責任」とは、
この一点に偏重しがちである。

 

それに対し、 

オービックシーガルズが掲げる2011年シーズンのテーマである

 

自立&自律

 

で言うところの「個の責任」とは、
言われたことを、きちんとできること、と一線を画する。

 

我々、シーガルズのひとりひとりを結びつけるもの、それは

 

「志」

 

であると信じたい。

「同士」ではなく
「同志」だと。

 

今、この瞬間に同志である、アスリートであるひとりひとりができること、
それは、

 

「我々自身が自ら成長している姿を見せること」

 

ではないでしょうか。
ここでいう成長とは、

 

「言われたことを、完璧にできるようになること」

 

ではなく、

 

「自ら気づき、変化していくこと」

 

である。
過去の自分にこだわらず、縛られず、新しい価値観や姿を目指して
日々、チャレンジを重ねていくことである。

課題、問題点の絶えないアスリートとしての日常、社会人としての日常の中で、
葛藤し、試行錯誤し、七転八倒しながらも
その課題から逃げることなく、真っ向勝負を挑み戦っている姿を
ありのままにさらけだすことが、
オービックシーガルズの同志ひとりひとりの「個の責任」だと強く思う。

そのチャレンジしているプロセスすべてが、

 

「 + 0.01 」

 

のアクションである。


特別なことは必要ない。

 

「誰でもできることを、誰もできないくらいやる」

 

その、当たり前の繰り返しが、いつか必ず「特別」になる。