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2013年05月
2013年05月24日
【ガルズTVメイキング】Vol.6(東京ガス戦ハイライト)
ケーブルテレビJCN船橋習志野の情報番組「デイリー船橋習志野」(月~土 18:00~18:30)の水曜コーナーとして、「ガルズTV」が絶賛放送中。同局に映像をご提供いただき、オービックシーガルズのYouTubeでも順次公開しています。 ここでは毎回、収録の舞台裏をご紹介します。
ガルズTV vol.6(2013/5/15放送)
「2年連続パールボウル制覇へ -5/11(土)東京ガス戦ハイライト」
今回は、5/11(土)に川崎球場で行われたパールボウルトーナメント2回戦、東京ガスクリエイターズ戦の模様をレポート。あいにくの雨でしたが、試合は45-0で完封勝利。ガルズTV撮影クルーにとっては、初めての試合取材でした。雨の中、お疲れ様でした。
▲SEA-CheerがガルズTVに初登場!
▲【左】激しい風雨にも負けることなく、やぐらからプレーを追い続けた立川 彰カメラマン。このカメラが捉えた映像で、試合のハイライト動画も作られました東京ガス戦ハイライト@YouTube
【右】メディアの取材が集中したのは、ライスボウルで戦った関西学院大学出身のルーキー、RB#36望月麻樹(あさき)選手。1TDでデビュー戦を飾りました
▲試合後も懸命に取材を続けるウエポン(植木ディレクター) 。いつもファンとの交流を欠かさないレポーター・コージ(RB#35山﨑)やLB#2古庄主将にインタビュー
初めてアメフトのプレーを映像で見る人にも伝わるよう、アメフトの専門用語をできる限り使わないことが、ガルズTVのナレーションのこだわりだそうです。
次戦は、打倒オービックに燃える富士通との戦い[5/25(土)14:00キックオフ@川崎球場]。5月の3連戦の最後を勝利で飾り、東京ドームに行きましょう!
2013年05月23日
【ガルズTVメイキング】Vol.5(#6菅原、#13木下善、#15龍村)
ケーブルテレビJCN船橋習志野の情報番組「デイリー船橋習志野」(月~土 18:00~18:30)の水曜コーナーとして、「ガルズTV」が絶賛放送中。同局に映像をご提供いただき、オービックシーガルズのYouTubeでも順次公開しています。 ここでは毎回、収録の舞台裏をご紹介します。
ガルズTV vol.5(2013/5/8放送)
「選手がゲームに挑戦!-QBトリオ」
今回は、QBの3人(#6菅原 俊選手、#13木下善仁選手、#15龍村 学選手)が、レポーター#35コージが考案したゲーム“ガルズシューティング”に挑戦しました。滅多に見られない、QBトリオの対決です。チームの練習直後に、ぶっつけ本番でチャレンジした3人。結果やいかに……!?
映像には映っていませんが、右写真は、ビリだった選手(秘)が、罰ゲームとしてオービックシーガルズ伝統の「ゴロゴロ」中。
オービックシーガルズには、「遅刻した選手は自主的にフィールドを100ヤード転がる」(=ゴロゴロ)という暗黙のルール(?)があるのです。このゴロゴロ、毎日新聞のコラム「余録」(2013/2/24)で紹介されたことも。
富永オフェンシブコーディネーター(兼QBコーチ/左写真/ニックネーム:トミーコーチ)に各選手の特徴を尋ねてみるとー
「QBで大事な能力を3つ挙げるとすると、『パス力』、『走力』、『判断力』。パス力 No.1はタツ(#15龍村)、走力No.1ならお兄ちゃん(#13木下善)、判断力No.1はのっち(#6菅原)ですね。アメフトは、各人の能力を活かせる競技なんですよ」とトミーコーチ。
3人3様の強みを、試合会場にぜひ見にきてください。今シーズンも、個性豊かなQBトリオの活躍に注目です。
(ドイツ)パンサー戦MVP受賞コメント[OFF.#67フランク/DEF.#16三宅/KICK.#83清水]
2013/5/18 ドイツ遠征/デュッセルドルフ パンサー戦 MVP/スタメン表
オフェンスMVP OL #67 フランク・フェルナンデス
I was surprised a bit. It's always surprising when an offensive linemen wins this award, but happy to know that our team appreciates our work in the trenches.
Fujitsu is always a tough game and one that I always look forward to during the season. It should be another good game.
Thank you for your support. I am looking forward to seeing you all this Saturday.
MVP受賞に少し驚きました。OLの選手が選出されるといつもそうすが、私たちの働きをチームが認めてくれることがわかってうれしく思います。
富士通戦はいつもタフなゲームになりますが、シーズン中ずっと楽しみにしているゲームなので、必ずいいゲームにします。みなさん応援ありがとうございます。土曜日にお会いできることを楽しみにしています。
【選出理由】 自分よりもはるかに大きい相手に対して、誰よりも激しいブロックを披露。ランブロックでのドライブに象徴される、フィニッシュしきる姿勢も素晴らしい。
ディフェンスMVP DB #16 三宅剛司
日本で応援していただいたいた皆さんに、勝利の報告ができてよかったです!
ドイツ人は予想通り、でかかったです。その相手にどれだけ通用するのか、ビビらず、引かず、突っ込んでいけるか、しっかり踏み込んでタックルできるか、そこを意識してプレーしました。しっかりできたと思います。しかし、弾き飛ばされました。もっともっと強くなれるようこれからも練習に励んでまいります。
いよいよ次は富士通戦です。必ず勝って決勝に進みます! ぜひ参戦よろしくお願いします。
【選出理由】 いつも通りの思い切ったプレーをドイツでも遂行し、タックル、パスカバーともに安定。相手唯一のTDチャンスを阻止したインターセプトを含め、2INTをマークした。
キッキングMVP WR #83 清水 謙
オービックシーガルズファンの皆様、いつも応援ありがとうございます。
キッキングMVPをちょうだいしましたが、1つのリターンがまあまあだったというだけで、ナイスブロックのおかげであって、エンドゾーンまでもっていけてませんし、満足しておりません!
次戦の富士通戦では、しっかりリターンTDします! 応援よろしくお願いいたします。
【選出理由】 パントリターンでのチャンスを見逃さず、密集をテクニックを駆使してかいくぐり、35ヤードのビッグリターンに結びつけた。
2013年05月17日
Inside the OBIC SEAGULLS-with KJ (5)#34丸山インタビュー
Inside the OBIC SEAGULLS-with KJ-4連覇に向けて、チームのPR活動にもいっそう力を入れようと、DL#KJ選手がチームメートを突撃取材し紹介するシリーズです。
第5弾は、U-19日本代表の経験もある、2年目DB#34丸山雄大選手にインタビュー。U-19での経験やドイツ遠征への意気込みを聞きました。
--これまでの海外経験は
大学2年生のときに、アメリカで行われたU-19の大会に出場しました。そのとき初戦でドイツと対戦しています。とにかく印象に残っているのはデカさ。次に対戦したのは、カナダ。カナダの選手は大きいだけでなく、スピードもありました。それからメキシコ。日本とタイプが似ているというか、そこまで脅威には感じなかった。優勝はアメリカでした。そのあと「アメリカ 対 世界選抜」の国際試合にも代表として参加し、ドイツ人、カナダ人と同じチームでプレーしたことも貴重な経験でした。
--ドイツといえば何
黒ビールがうまいと聞いています。はい、ビール、好きです(笑)。あとはフランクフルト(ソーセージ)。初めてのヨーロッパなので、楽しみです。
--ここは負けない!という強みは
日本のフットボールの特徴でもある、基本的な細かい技術。たとえばDBだったら、ワイズステップとかファンダメンタルとか。すっごく細かいいろいろな技術がありますが、そういうのって海外ではあまり徹底されていないように思います。なかでも、バックステップして前に揺れる動きを「ブレイク」と言いますが、ブレイクにはかなりこだわりがあります。去年1年間、ファンダメンタルの大切さを教わり、学生時代以上に意識してきたので、そこが活かせればと。
--どんな成果を得たいですか
とにかく自分の力を試したい。学生時代にドイツと対戦したことはあるとはいっても、かなり前の話なので……。試合じゃないと起こらないことってあると思うので、そこで自分の力をどれだけ試せるか、すごく楽しみです。絶対に何かを得て帰ってきたい。僕はWRやTEも相手にするポジションですが、ドイツのTEとか、かなり大きいと思います。タテだけでなくヨコの幅もある。大きさはアントンさん(TE#88安東)以上かもしれません。そんな相手にも、とにかく自分の力を試したいです。
--最後に、応援してくださるファンの皆さんへ
オービックシーガルズに入って初のドイツ遠征です。今まで日本でやってきたことがどれだけ通用するのか、それを学ぶ最高のチャンスだと思っています。その経験を、パールボウル準決勝・富士通戦、パールボウル決勝、その先にもつなげます。まずはこの春シーズン、いいプレーを見せられるように頑張ります。ひと回り大きくなって帰ってきます。
●マルヤマは、So Cool! 昼も夜もペースが崩れないヤツで、いつでもリラックスしている雰囲気です。もちろん試合では緊張することもあると思うけれど、それを外に出さない。昨年は、ルーキーにしてスターターとして活躍したホープ。DBは今季ますますチーム内の競争が激しくなっているから、熾烈なスターター争いも春の見どころのひとつ。レベルの高いベテランたちのなかで、どれだけプレッシャーをはねのけて活躍できるか、楽しみです。 |
◇いよいよ明日夜、試合本番。Twitterやfacebookを通して、選手やチームに応援メッセージをたくさんいただきありがとうございます。チームは昨夜無事デュッセルドルフに到着し、今日は、日本人学校訪問、前日練習、スタジアム下見というスケジュール。現地の模様は随時facebookでお伝えしていますので、ぜひご覧ください。ドイツ遠征に向けてのInside the OBIC SEAGULLS-with KJは、これが最終回です。不定期連載ですので、またお会いましょう。
Inside the OBIC SEAGULLS-with KJ (4)#47丸田インタビュー
Inside the OBIC SEAGULLS-with KJ-4連覇に向けて、チームのPR活動にもいっそう力を入れようと、DL#KJ選手がチームメートを突撃取材し紹介するシリーズです。
第4弾は、元証券マン、世界の舞台に向けて日々精進! 2年目のK#47丸田喬仁(たかひと)選手にインタビュー。海外へのチャレンジやドイツ遠征について聞きました。
--これまで海外へはどんなチャレンジをしてきましたか
全部で6回アメリカに行きました。トライアウトで5回、1回はキッキングキャンプです。また、アメフトとは別に、学生時代に大学のカリキュラムの一環でイギリスのオックスフォード大学に行きました。国際政治学科だったんで。
--ドイツといえば
ソーセージとじゃがいもかなぁ。初めてのドイツは、ご飯が楽しみです。ビールは、今ちょっとダイエット中なので控えます。1杯だけにします(笑)。街並も楽しみですねぇ。
--これは負けない!という強みは
飛距離やハング(滞空時間)。目に見える数値で負けたくない。一応、パワー派なので! 相手のキッカーには負けたくないですね。
--どんな成果を得たいですか
普通じゃない、「おっ!」とびっくりさせるようなキックを見せて、チームとしてはもちろんのこと、個人としてもアピールしたいです。ドイツフットボールリーグにはアメリカでやっていた選手やコーチもいると思いますし、日本以外のところでプレーして、活躍して、注目されたいです。
--最後に、応援してくださるファンの皆さんへ
いつも応援ありがとうございます。試合が一番成長できる機会なので、この3連戦に全部出て、自分自身の成長につなげたいと思っています。そして、フラッグフットボールの普及活動などで出会った子どもたちにも、一緒に遊んでいるときの僕とはまた違う、想像できないような姿を見せていきたいです。応援よろしくお願いします。
●マルタは喋り方や歩き方もゆったりしていて、まるで南国にいそうなヤツ。でも、大手証券会社に務めたことがあったり、海外のコンバインにチャレンジしていたりと、いろいろな経験をしている。昨年の様々な海外チャレンジを活かして、今季はオービックシーガルズに100%力を注いでいっそう力を発揮してくれるんじゃないかな。期待値が高いからこそプレッシャーも大きいと思うけれど、それを超える活躍が楽しみです! |
Inside the OBIC SEAGULLS-with KJ (3)#54冨田インタビュー
Inside the OBIC SEAGULLS-with KJ-4連覇に向けて、チームのPR活動にもいっそう力を入れようと、DL#KJ選手がチームメートを突撃取材し紹介するシリーズです。
第3弾は、次世代DLを担う#54冨田祥太選手に、目前のドイツ遠征試合についてインタビュー。
こんにちは! 2年目、もうルーキーではない冨田です。
--U-19代表経験はあるけれど、オービックシーガルズでは初の海外試合ですね
昨年は行けなかったので、すごく楽しみです。外国人は体の大きさも違いますが、そのなかで自分がどれだけの力を出せて、相手を圧倒できるか。それを試せる貴重な機会です。
--ドイツといえば
ビールとソーセージ! いわゆるデブのもと……ってことで、また大きくなってきちゃおうかな(笑)。でも、仕事の関係で観光する時間がないので、試合に影響がない範囲で、合間合間に楽しみたいです。
--これはパンサーにも負けない!というチームの強みは
サムライソウル、大和魂! 一人ひとり個性が強く、強気。たとえフィジカル面で負けていても、気持ちは負けたくない。自分が特攻隊長となって、最前線で戦います。ポジティブに、前向きに、1プレー1プレー取り組んで、勝ちたいです。
--どんな成果を持ち帰りたいですか
「己を知る」ということ。自分の能力がどこまで通用するかを試して、ココは敵わないけど、ココでは勝つ!という点を知りたい。それから、その場に合わせた臨機応変な対処がパッとできるようになれば、日本に帰ってきてビッグゲームに挑むときにも、気持ちを切り替えられたり、プレーでこうやったらいいんじゃないか、ということを発見しやすくなったりすると思う。いつかは日本代表選手となって海外選手と戦いたいので、そういう部分でプラスにしていけたらと思っています。
--最後に、応援してくださるファンの皆さんへ
いつも応援ありがとうございます。2年目の自覚を持ち、1プレーもムダにせず全力で取り組んできます。そして、チームでまた新た歴史を築き上げ、アメフト界を盛り上げていきますので、応援よろしくお願いします!
●トミタは僕たちDLのムードメーカー。そして、すごく心優しいヤツ。面倒見もいい。日大フェニックスの後輩たちからもすごく慕われているみたいですね。普段の優しいイメージとは裏腹に、プレーは力強く、頼れる存在。そのギャップがいい!今季のDLを引っ張ってくれる、未来のオービックディフェンスを担う存在です。 |
2013年05月16日
Inside the OBIC SEAGULLS-with KJ (2)#57角田インタビュー
Inside the OBIC SEAGULLS-with KJ-4連覇に向けて、チームのPR活動にもいっそう力を入れようと、DL#KJ選手がチームメートを突撃取材し紹介するシリーズです。
第2弾は、昨年のドイツ遠征のオフェンスMVP、OLヤングツイスターズの#57角田伸弥選手にインタビュー。
--昨年のドイツの試合はどうでしたか
とにかく選手がデカい!重い! 当たってもびくともしませんでした。反対に、向こうはこんなに小さいOLと試合をしたこともないだろうし、いつもデカいもん同士としか当たっていないからか、腰が高かった。だから、腰が低くてすぐ懐に入ってくる僕らとはやりにくい面もあっただろうし、そこが僕らの強みでもあったと思います。
--どんなことを学びましたか
「ファンダメンタル(=基礎)の徹底」です。一歩目を出す位置だったり、姿勢が高くならないようにすることだったり。ほんまに高校生が教わるような当たり前のこと、普段大事にしている基本的なことがすごく活きました。外国人が相手でも、特別な技術が必要なわけではない。基礎が大切やなとあらためて思いました。
--ドイツでの思い出は
試合の翌日、皆でチェコに行きました。すごく楽しかった! あんな場所、きっと一生に一回しか行けないと思うんで、写真もたくさん撮りました。もちろん、勝ったからこそ、行けたわけですが(笑)。新鮮だったのは、普段は真面目で先生のような、心から尊敬しているベテランの古庄さん(LB#2 主将)やしみけんさん(WR#83清水)が、プラハ城や街並みを見てキャッキャしていたこと。はしゃいだり、寝転んで写真を撮ったり。そんな一面もあるんだなって、とても新鮮でした。
--2度目のドイツ遠征試合目前、これはパンサーにも負けない!という強みは
OLの仲のよさ!です。練習後のご飯も、ノノさん(#70野村)や松本(#50)さんに車を出してもらって、いつもまとまって行っています。僕らはゲーム中も皆で横に並んでプレーしなくてはいけないし、他のポジション以上にチームワークが重要。だからこそ、他より仲がいいと思うし、仲がよくなければいけないポジションなんです。
--今回はどんな成果を得たいですか
「大和魂」を見せつけたい。きっと「日本人は小さいし弱いやろ」と思われているだろうから、それをくつがえしたいです。絶対に「日本人は強かった」と思わせたい。また、去年は秋シーズンが不完全燃焼だったので、ドイツ遠征に限らず、春からどんどん試合に出たい。もう一度、ドイツでMVPをとれるように頑張ります。
--最後に、応援してくださるファンの皆さんへ
元気なデブたちを、ぜひ応援してください。2013シーズン、僕たちがOLの時代をつくります。見ていてください!
▲昨年のドイツ遠征・ドレスデン モナークス戦 photo:Dirk Pohl
●カクタは、So funny! チームメイトのBJ(DL#23)やフジモン(DB#14藤本)からよくイジられていて、そのかけあいを見ているのが楽しい。一方、プレーは激しく、普段とのギャップも魅力です。昨年の春は、ツイスターズ(OL)のなかでも最も活躍していた選手の1人。でも、秋には悔しい思いもたくさんしたから、この春の意気込みはものすごい。試合に出ていないときにも、誰も見ていないところでも、トレーナーと二人三脚でトレーニングをしていたのが印象的です。ツイスターズの春の活躍をお楽しみに! |
Inside the OBIC SEAGULLS-with KJ (1)#1金親インタビュー
Inside the OBIC SEAGULLS-with KJ-ホームタウン活動やチームのPRに日頃から積極的に取り組んでいるDL#11ケヴィン・ジャクソン(KJ)選手が、4連覇に向けてもっと選手やチームのことを知ってもらおうと、チームメートを突撃取材します。
第1弾は、昨年のドイツ遠征試合でMVPをともに受賞、KJと同い年(1981年生まれ)のK/P#1金親洋介選手です。2度目の遠征に向けた意気込みを聞きました。
--昨年のドイツ遠征はどうでしたか
ドイツでの試合は、会場全体の雰囲気が日本とはまったく違いました。たとえば場内アナウンスも日本の落ち着いた感じとは違って、まるで金子さん(TDK)が場内アナウンスをしているような感じ。どんどんお客さんを盛り上げていました。思いもよらないブブゼラまでブーブー鳴る。まったく想像していなかった環境がそこにはありました。
--どんなことを得て帰ってきましたか
僕は当時9シーズン目。新人の時は試合に出ることだけで緊張していたのに、どこか日本でプレーすることに慣れてきていた。それをくつがえされるくらい、久しぶりにワクワクする感覚を味わいました。まったく想像できない環境、完全アウェーでいかにいい精神状態で臨むか。それを心から楽しむことができたし、そこで結果を出せたことはあらためて自信になりました。非常に刺激的な試合でした。
--ドイツでのエピソードを教えてください
最終日にチェコのプラハに行きました。ソーセージを食べてビールを飲んで、少し酔っ払いながら6時間歩き続けました。写真を撮りすぎて電池がなくなってしまい、一番行きたかった大聖堂で写メールが撮れませんでした(笑)。
--2度目のドイツ遠征試合目前ですが、ここは負けない!という今年の強みは
ドイツのキッカーはパワーがものすごい。でも、正確性は負けません。今年も全部決めたい。チームの強みは、最後の最後まで本気でやりきるところ。これは外国人にも負けない強みです。どんなに劣勢になっても、僕は「勝つ」と信じていつも一番近くで試合を見ています。どんな時でも任せてもらえるように頑張らないといけないなと思っています。
--今回はどんな成果を得たいですか
イレギュラーな中での対応力を鍛えたい。個人としては、キックを全部入れる。下見に行った冨樫AGMから、同じドイツといえど昨年とはまったく違うスタジアムの環境だと聞いています。そんなところでゲームができることが、今からすごく楽しみ。ドイツの試合だけでなく、この3連戦すべての試合できっちり決められるよう調整していきます。
--最後に、応援してくださるファンの皆さんへ
昨年は遠征の途中でもSNS上で応援メッセージをもらったり、遠征後、川崎球場で「MVPおめでとう」と声をかけてもらえたりと、うれしかったです。いまだかつてない3連戦。厳しい環境ですが、山場のドイツ戦を越えた僕たちをまたぜひ見に来てください。
▲昨年のドイツ遠征・ドレスデン モナークス戦 photo:Dirk Pohl
●カネオヤはチームで唯一同い年の、大事な仲間。すごく真面目。そしてミステリアス。キッカーは練習も独自なので、同じグラウンドにいても、どんなことをしているのか実はほとんどわかりません(笑)。でも、話をしていると「いろいろ考えているんだな」と思う。深い。印象に残っているのは、5本のキックを決めてチームを勝利に導いた、昨秋の富士通戦(等々力陸上競技場)。それまでカネオヤはあまり調子がよくなくて、「スランプを乗り越えるには、蹴るしかない」と、ひたすら集中して自分を追い込んでた。そうしてちゃんと結果を出した彼をリスペクトしています。試合会場では、彼のファッショナブルな真っ赤なスパイクにも注目してください。 |
▲習志野グラウンドでのひとコマ。練習時のシューズも赤
東京ガス戦MVP受賞コメント[DEF.#11KJ/KICK.#18木下典]
2013/5/11 パールボウル2回戦 東京ガスクリエイターズ戦 MVP/スタメン表
オフェンスMVP 該当者無し
ディフェンスMVP DL #11 ケヴィン・ジャクソン
皆さん、雨の中で応援してくださって、本当にありがとうございました!
I'm very happy that we were able to get a complete victory. We're always aiming to shut out our opponents, and we managed to do that this game. We still have a lot of work to do, but I think we have began the season on the right note. We will continue to get better and make you guys all proud as we go on to win!
The next two games should be exciting we are all looking forward to the challenge. It's a quick turnaround, but I assure you that we will be ready this weekend in Germany. Representing you overseas!
Again, thank you for the support always. I hope to keep seeing you all out at the upcoming games here in Japan. Go Seagulls!
完勝できてたいへんうれしいです。いつの試合もシャットアウトを狙っていますが、東京ガス戦ではそれを果たせました。まだやるこことはたくさんありますが、いいシーズンのスタートが切れました。もっと強くなって勝ち続け、皆さんに喜んでいただきたいです。
次のエキサイティングな2試合にチャレンジするのをチームの皆が楽しみにしています。今週末はドイツでしっかり準備して再び海外で戦ってきます。いつも応援ありがとうございます。次の日本での試合でまた会いましょう。
【選出理由】4タックル、3つのロスタックル、1QBサック、1ファンブルフォース。力強いスタートで、スクリメージを割り込み、激しいプレーを披露した。
キッキングMVP WR #18 木下典明
古庄キャプテンがコイントスに珍しく勝って、キックリターンチームの仲間が完璧なブロックをしてくれたおかけで、TDを取ることができました。本当に、申し訳ないMVPです。
これから、タイトなスケジュールで試合がありますが、開始早々から点を取りまくって、今年もファンの方々とともに勝ち続けていきたいと思います。今年も皆様のオービックシーガルズの応援を、よろしくお願いします。
【選出理由】試合開始早々のキックオフリターンで85ヤードを走りきりTD。圧倒的なスピードで、シーズン最初の得点を決めた。
2013年05月09日
【ガルズTVメイキング】Vol.4(LB#2古庄)
ケーブルテレビJCN船橋習志野の情報番組「デイリー船橋習志野」(月~土 18:00~18:30)の水曜コーナーとして、「ガルズTV」が絶賛放送中。同局に映像をご提供いただき、オービックシーガルズのYouTubeでも順次公開しています。 ここでは毎回、収録の舞台裏をご紹介します。
ガルズTV vol.4(2013/5/1放送)
「闘将 古庄選手 アメフト界を変える!」
今回は、2007年から主将を務めて7年目、LB#2古庄直樹選手に密着インタビュー。冒頭に少しだけ写真で紹介された、映像では伝えきれなかった古庄主将のもうひとつの顔をここではご紹介します。
柔道整復師、鍼灸師、按摩マッサージ指圧師の国家資格を持つ古庄主将。普段はデイサービス施設や整骨院に勤務し、高齢者の健康増進、介護予防や機能回復、様々な後遺症と闘う方々をサポートしています。
取材にご協力いただいたのは、コンフォートガーデン銀座。脳梗塞の後遺症で杖をつかなければ歩けなかった方が、リハビリを重ねることで杖がなくても歩けるようになったり、半身不随だった方が元気に動けるようになったり。そんな方々をサポートするのが、ここでの古庄主将の仕事です。
▲古庄主将とリハビリに励む横澤彰夫さん(74歳)。昭和32~36年、防衛大(関東リーグ)でアメリカンフットボールをしていたそうです。「今年のライスボウルも見ました。現役のスポーツ選手で柔道整復師の資格を取った方はなかなかいないと思います。古庄さんは、自身のプレーだけでなく、私たちの体のことにも精通してくれる貴重な存在。日本のフットボール界を担う古庄さんに診てもらえてとてもうれしいし、元気をもらえます」
▲【左】「古庄さんが書いた文章なのかぁ。日本一のキャプテン、すごいなぁ」と「ファンブック」に興味津々
【右】「ずいぶん大きな体をしている方だと思ったら、日本一のアメフト選手だったのですね」「古庄さんの指圧は力強くて、とても効きます。いつもとてもよくしてもらっています」。患者さんたちも古庄主将に厚い信頼を寄せています
平日の古庄主将は、ほかにも整骨院で施術や鍼灸を行い、患者さんが元気になれるようサポートしています。様々な職業の選手が集まっていることも、オービックシーガルズのクラブチームならではの特徴です。ガルズTVでは、そんな選手たちの素顔もお届けしていきます。どうぞお楽しみに。
2013年05月07日
【ガルズTVメイキング】Vol.3(WR#10森健、DL#91徳間)
ケーブルテレビJCN船橋習志野の情報番組「デイリー船橋習志野」(月~土 18:00~18:30)の水曜コーナーとして、「ガルズTV」が絶賛放送中。同局に映像をご提供いただき、オービックシーガルズのYouTubeでも順次公開しています。 ここでは毎回、収録の舞台裏をご紹介します。
ガルズTV vol.3(2013/4/24放送)
「選手が指導『アメフト体験教室』」
今回は、月1回開催している「フラッグフットボールで遊ぶ日」(以下、遊ぶ日/小学生対象)の特集。4/20(土)の「遊ぶ日」に収録が行われ、WR#10森(健)選手とDL#91徳間選手がレポーターに初挑戦しました。
収録日の「遊ぶ日」記事
▲毎回自主的に「遊ぶ日」に参加してコーチ役を務めている、ルイ(左)&もりけん(右)
2人は、昨シーズン終了後に2012年の「遊ぶ日」について反省会を行い、子どもたちに伝えていきたいことや今後の運営方針について議論したそうです。そこで出た共通の意見は、「オービックシーガルズのDNAでもある“本気”を、子どもたちにもっと伝えていきたいよね」ということ。2人の熱い思いを受けて、ウエポン(植木ディレクター)はフラッグフットボールのルール説明が中心だった当初の構成を練り直し、子どもたちに本気で“本気”を伝える2人の姿勢にフォーカス。今回の映像ができあがりました。
映像に登場しているたいゆう君は、「遊ぶ日」でフラッグフットボールと出合い、ジュニアシーガルズに入部。“本気”でフラッグフットボールに取り組み、憧れのもりけん選手のようなアメフト選手を目指しているそうです。そんな“本気”な子どもたちが増えることを願い、もりけん選手と徳間選手は今シーズンも、アメフトも「遊ぶ日」も本気で取り組みます。
▲5月は試合のためお休みで、次回は6/1(土)10:00~11:30です。ぜひ遊びにきてくださいね。