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Inside the OBIC SEAGULLS-with KJ (5)#34丸山インタビュー
2013年05月17日
Inside the OBIC SEAGULLS-with KJ-4連覇に向けて、チームのPR活動にもいっそう力を入れようと、DL#KJ選手がチームメートを突撃取材し紹介するシリーズです。
第5弾は、U-19日本代表の経験もある、2年目DB#34丸山雄大選手にインタビュー。U-19での経験やドイツ遠征への意気込みを聞きました。
--これまでの海外経験は
大学2年生のときに、アメリカで行われたU-19の大会に出場しました。そのとき初戦でドイツと対戦しています。とにかく印象に残っているのはデカさ。次に対戦したのは、カナダ。カナダの選手は大きいだけでなく、スピードもありました。それからメキシコ。日本とタイプが似ているというか、そこまで脅威には感じなかった。優勝はアメリカでした。そのあと「アメリカ 対 世界選抜」の国際試合にも代表として参加し、ドイツ人、カナダ人と同じチームでプレーしたことも貴重な経験でした。
--ドイツといえば何
黒ビールがうまいと聞いています。はい、ビール、好きです(笑)。あとはフランクフルト(ソーセージ)。初めてのヨーロッパなので、楽しみです。
--ここは負けない!という強みは
日本のフットボールの特徴でもある、基本的な細かい技術。たとえばDBだったら、ワイズステップとかファンダメンタルとか。すっごく細かいいろいろな技術がありますが、そういうのって海外ではあまり徹底されていないように思います。なかでも、バックステップして前に揺れる動きを「ブレイク」と言いますが、ブレイクにはかなりこだわりがあります。去年1年間、ファンダメンタルの大切さを教わり、学生時代以上に意識してきたので、そこが活かせればと。
--どんな成果を得たいですか
とにかく自分の力を試したい。学生時代にドイツと対戦したことはあるとはいっても、かなり前の話なので……。試合じゃないと起こらないことってあると思うので、そこで自分の力をどれだけ試せるか、すごく楽しみです。絶対に何かを得て帰ってきたい。僕はWRやTEも相手にするポジションですが、ドイツのTEとか、かなり大きいと思います。タテだけでなくヨコの幅もある。大きさはアントンさん(TE#88安東)以上かもしれません。そんな相手にも、とにかく自分の力を試したいです。
--最後に、応援してくださるファンの皆さんへ
オービックシーガルズに入って初のドイツ遠征です。今まで日本でやってきたことがどれだけ通用するのか、それを学ぶ最高のチャンスだと思っています。その経験を、パールボウル準決勝・富士通戦、パールボウル決勝、その先にもつなげます。まずはこの春シーズン、いいプレーを見せられるように頑張ります。ひと回り大きくなって帰ってきます。
●マルヤマは、So Cool! 昼も夜もペースが崩れないヤツで、いつでもリラックスしている雰囲気です。もちろん試合では緊張することもあると思うけれど、それを外に出さない。昨年は、ルーキーにしてスターターとして活躍したホープ。DBは今季ますますチーム内の競争が激しくなっているから、熾烈なスターター争いも春の見どころのひとつ。レベルの高いベテランたちのなかで、どれだけプレッシャーをはねのけて活躍できるか、楽しみです。 |
◇いよいよ明日夜、試合本番。Twitterやfacebookを通して、選手やチームに応援メッセージをたくさんいただきありがとうございます。チームは昨夜無事デュッセルドルフに到着し、今日は、日本人学校訪問、前日練習、スタジアム下見というスケジュール。現地の模様は随時facebookでお伝えしていますので、ぜひご覧ください。ドイツ遠征に向けてのInside the OBIC SEAGULLS-with KJは、これが最終回です。不定期連載ですので、またお会いましょう。