2013年02月15日
習志野市民カレッジの合同講義に参加しました
2/9(土)、習志野市民会館で開催された「習志野市民カレッジ」の合同講義で、オービックシーガルズについてお話させていただきました。
習志野市民カレッジは市民の学習意欲に応える場として1995年に開講し、2012年度で第18期生目を迎えられています(※2013/2/15~ 19期生募集中)。学習期間は2年間、これまでの卒業生は1,250名を超え、カレッジで築いたネットワークを活かして市内全域で活躍されているそうです。
この日の受講生は平均年齢66歳、約210名の皆さん。NHK総合テレビ「こんにちは!いっと6けん」(関東ローカル)で今年1月に放送されたオービックシーガルズの特集映像をご覧いただいた後、アメリカンフットボールの簡単なルール説明やホームタウン活動についてお話しました。
「オービックシーガルズをご存知の方は?」とお尋ねしたところ、うれしいことに、8割ほどの方が手を挙げてくださいました。地元の祭りやイベントでSEA-Cheerのパフォーマンスをご覧になられたことがある方も多数いらっしゃいました。
「アメリカであれほど人気があるのはなぜでしょう?」
「チアリーダーも選手と同じように普段は別の仕事をされているのですか?」
-質疑応答では様々な質問をいただき、アメリカンフットボールやオービックシーガルズのことを知っていただける、貴重な機会となりました。
習志野市の職員の皆さん、市民カレッジの受講生ならびにOBの皆さん、ありがとうございました。
習志野市体育部会講演会で大橋HCが講演しました
- 2/12(月)、習志野市体育部会に所属する先生方約80名を対象に、大橋ヘッドコーチが講演を行いました。
体育部会とは、体育を研究している小学校の先生方や体育専門の中学校の先生方で構成される組織です。昨年1月の市民スポーツ講演会で大橋HCの講演を聞いた、同部会部長を務める秋津小学校の高田先生のお声がけにより、今回講演させていただくこととなりました。「昨年の講演を最前列で聴講し、体育部会の先生方にもぜひ聞いていただきたいと思いました」と高田先生。この日会場となった秋津小学校では「きてきてアメフト先生」の授業もさせていただいており、高田先生はご自身でフラッグフットボールの公開授業もされています。2012/11/8公開授業の模様
この日の講演テーマは、「心・技・体 『志』を磨くチームづくり」。
「個々人が、それぞれの局面で勝利するためには」
「個々人を活用し、組織の最大パフォーマンスを発揮するためには」
「一人ひとりが強い個人であるためには、どうすべきか。心・技・体の土台となる『志』をどのように『続』させるか」
-大橋HCが日々どのように選手たちと接しているか、実際の取り組みや考えついてお話しました。
約1時間の講演の後の質疑応答では、スポーツの現場と先生方の教育現場を結びつけての話に発展しました。
Q.「対象を子どもに置き換えると?」
A.「一人ひとりの個性を活かす。これは同じだと思います。個性を活かすためには、決して一つの形におさえないこと。聞く姿勢をどのくらい持てるか。そういった場面をどれだけ持つかも大事」
Q.「外国人や新人など、いろいろな選手が入ってくる中で、どのようにメッセージを伝えているか?」
A.「長くやっているとベテラン選手が増えてくる。そうすると、チームに風土ができる。組織の中でも仲間を増やすこと」
「アメリカンフットボールのことも、より知ることができました。今日のお話は、部活動の運営はもちろん、学級経営につながる。生徒に志を持たせ、それを続けさせる。そのために担任がどのような手だてをするべきか。今日の気づきをよりよい学校教育につなげていきたい」と、秋津小学校の関先生から謝辞をいただきました。
習志野市体育部会の皆さん、ありがとうございました。
2013年02月14日
初回は3/16(土)-「2013フラッグフットボールで遊ぶ日」参加申込受付開始
オービックシーガルズの現役選手やコーチとフラッグフットボールを体験する「フラッグフットボールで遊ぶ日」の2013年上半期日程が決まりました。
この“遊ぶ日”は、今年で4シーズン目。昨年2012年は、(雨天中止を除き)全6回 のべ126人の小学生にご参加いただきました。この他、選手やコーチが小学校を訪ねて授業を行う「きてきてアメフト先生」も合わせると、昨年は【全76回 のべ4,457人】の子どもたちとフラッグフットボールを通してふれ合うことができました。
今年はさらに多くの子どもたちにフラッグフットボールを楽しんでもらおうと、運営母体となる「習志野オービックシーガルズスポーツクラブ」(仮称)の設立準備を進めています。フラッグフットボールは、初めてでも安全に楽しめるスポーツですので、ぜひ気軽にご参加ください。選手と一緒にキャッチボールやゲームで思い切り遊んで、たくさん友だちをつくりましょう。
「実施概要」をご確認のうえ、各開催日の前日までにお申し込みください。
●「2013フラッグフットボールで遊ぶ日」
上半期日程 :
※開始時間を昨年までの「9:30」から「10:00」に変更しましたのでご注意ください。
第1回 :3/16(土) 10:00~11:30
第2回 :4/20(土) 10:00~11:30
(5月は試合日程の関係でお休みさせていただき、6月に2回開催します)
第3回 :6/1(土) 10:00~11:30
第4回 :6/22(土) 10:00~11:30
第5回 :7/27(土) 10:00~11:30
※8月以降の日程は、決まり次第お知らせします。
主催 :習志野オービックシーガルズスポーツクラブ(仮)設立準備室
フラッグフットボール、キッズチアリーディングを軸に、習志野市を中心とした地域の皆様に、地域行政と一体となってスポーツ教室など幅広いスポーツへの参加機会や場を提供するスポーツクラブの設立準備を行っています。併せて、本クラブでは、住民の皆様が健康増進を目的に気軽に利用できる機能であることを目指し、また、地域の経済発展や魅力づくりなど、地域社会への貢献を担うことを目的とします。さらには、これらの活動を通して、競技者及び指導者の育成強化を図り、習志野・千葉が「スポーツどころ」「スポーツ選手が日本一育つところ」となれるよう貢献していきたいと考えています。
ご参考 :
「フラッグフットボールで遊ぶ日」の模様(動画)
オービックシーガルズYouTubeチャンネル>2010年ニュース番組「デイリー船橋習志野」より
フラッグフットボールとは
日本フラッグフットボール協会公式サイト>フラッグフットボールとは
「きてきてアメフト先生」とは
オービックシーガルズ「ファンブック2012」>「きてきてアメフト先生」レポート(PDF)
2013年02月08日
千葉県児童福祉施設協議会マラソン大会に参加しました
2/3(日)、千葉県総合スポーツセンターで「千葉県児童福祉施設協議会マラソン大会」が開催され、オービックシーガルズから有志27名が参加させていただきました。
今年で29回を数えるこのイベントは、千葉県下の養護施設に暮らす幼児から高校生までの子どもたちに、走ることなどを通して夢や希望を感じてもらい、自立支援を目指すもので、今年は子どもたち、職員含め約800名が参加しました。
「普段接することのないスポーツ選手である我々が応援しながら伴走することで、少しでも笑顔を引き出してあげられたり、子どもたちの今後の楽しみが増えたりするなら、チームとしても個人としても、ぜひ参加したいと思いました。もしかしたら、フットボール選手に憧れて将来の夢になるかもしれないし、来季の我々の試合を楽しみにしてくれるかもしれない。オービックシーガルズは強いだけでなく、フィールドの外でも夢や希望を届けられるチームでありたい」と#2古庄主将は参加の動機を話します。
Xリーグが賛同している「オレンジリボン運動」(子ども虐待防止)の一環として昨秋にチームで行った「オレンジリボンデー」に続き、スポーツ選手である私たちにできることがあるなら、と有志が集いました。
【参加者】
選手 : K/P#1金親、LB#2古庄、LB#5坂田、WR#10森(健)、DL#11KJ、DB#16三宅、DB#33島津、RB#35山﨑、LB#41豊田、K#47丸田、DL#54冨田、OL#55島、OL#76藤田、WR#85萩山
コーチ/トレーナー/スタッフ :大橋、吉永、渡部、鈴木、奥村、脇田、冨樫、鳥居、倉知、林、山邉、山口、大津
(以下、選手たちの写真を中心に掲載させていただきます。選手の様子から、子どもたちの笑顔を想像していただけたら幸いです。)
▲開会式でスタンドに控える子どもたちにあいさつ。プロバスケットボールbjリーグ千葉ジェッツのチアリーダーチームがオープニングパフォーマンスで盛り上げます
▲よーいスタート! 6部門(※)に分かれてレースを行いました。「こういうの、小中学校のマラソン大会以来だなぁ」と千葉県出身の#1金親選手
※幼児(1km)/小学校1年男女(1km)/小学校低学年男女(1.5km)/小学校高学年男女(2.5km)/中学・高校・職員男子(5km)/中学・高校・職員女子(2.5km)
▲#11KJ選手は子どもたちから「ボルト~!」と呼ばれ大人気。確かにトラックで見るKJはウサイン・ボルト選手にそっくり!?
▲本気モードの#35山﨑選手とスタンドの子どもたちに手を振りながら走る#16三宅選手
▲最初のレースでは早々に戦線離脱した#76藤田選手と#54冨田選手でしたが、子どもたちの本気の走りに刺激を受け、次のレースでは完走! 右の#55島選手も、子どもたちの予想以上のスピードについていけず……
▲子どもたちに伴走する#2古庄主将と、#5坂田選手に伴走する(?)#10もりけん選手
▲レースを太鼓で盛り上げた千葉ジェッツの皆さん。「僕にもやらせてください!」と#2古庄主将が飛び入り
▲最も爽快な走りを見せたのは#33島津選手。最初のレースではチーム1位。2位は#11KJ選手でした。
子どもたちの懸命な走りに、応援も熱くなります。「ラストスパートがんばれ~!」「あと少し! ファイト!」
レースの後は、ゲストのパフォーマンスが繰り広げられました。
▲左は、昨年メジャーデビューを果たした男性コーラスグループ「Le Velvets(ル・ヴェルヴェッツ)」。結成4年目、本大会にも4度目の出演だそうです。元オリンピック400メートルハードル日本代表の為末 大さん(右)も参加されていました
▲オービックシーガルズはアメリカンフットボールのデモンストレーション。チーム随一の名司会#35山﨑選手が臨機応変に盛り上げ、会場を笑いの渦に巻き込みました。右は、パスプレーを披露した、昨年まで米国を拠点にNFLに挑戦していた井上友綱さんと#85萩山選手
▲豪快なロングキックを披露した#47丸田選手に、傍らのチームメートからも拍手! #11KJ選手vs子どもたち4人のタックル対決もありました
最後の表彰式ではプレゼンターを務めさせていただき、入賞者にライスボウル3連覇記念のチャンピオンキャップをプレゼントしました。
▲スタッフの皆さんと
#11KJ選手
「みんな一生懸命に走っていました。普段、僕たちがわからないようないろいろな経験や思いをしているはずなのに、そんなことを全く感じさせないくらい、すごく元気で明るい。子どもたちパワーをもらいました」
#41豊田選手
「養護施設にいる子どもたちがこんなにもいることを、ここに来るまで知りませんでした。子どもたちの頑張る姿にたくさん感じることがあり、貴重な機会でした。参加してよかったです」
#47丸田選手
「子どもたちに何かできることはないかと思って応援にきたつもりが、いつの間にか僕の方が応援され、励まされていました」
大橋ヘッドコーチ
「参加した子どもたちの大半は虐待被害児童であり、普段は屈託のない笑顔を見せることは多くないそうです。でも今日の子どもたちはイキイキとした表情で走っていて、我々がよく接している地域の子どもたちと何も変わらないように見えました。またひとつ、スポーツの力を感じさせてもらいました」
私たちにとっても、多くのことを感じ、考えさせられる貴重な機会となりました。一緒に走ってくれた子どもたち、職員の皆さん、このイベントに関わられたすべての皆さん、ありがとうございました。
2013年02月05日
きてきてアメフト先生-幕張南小の放課後子ども教室へ
1/17(木)と31(木)、千葉市立幕張南小学校の放課後子ども教室でフラッグフットボールの体験教室を行ってきました。
1/17(木)は、雪が降った影響でグラウンドが使えず、体育館で行いました。
元気に1時間ほどのフラッグ教室を終えると、ご父兄がいらっしゃって子どもたちを整列させました。何やら隠れて準備を……そして、パーーン!!とクラッカーを鳴らす音。サプライズで子どもたちが日本一のお祝いをしてくれたのでした。KJ選手の目には感動の涙が?! みんな本当にありがとう!
31(木)は、グラウンドでプレーできました。ようやく乾いたグラウンドでしたが、ボコボコになっていて、足が引っかかって転ぶ子もたくさんいました。でも、幕張南小の子どもたちは転ぼうが、腰から落ちようが、本当に元気でした。
放課後教室は、授業と違っていろいろな学年が協力し合ってゲームを進めます。小さな子が投げたパスが短くても、お兄さんは滑り込んででも取ります。小さな女の子が頑張ってカニブロックしてTDもしました。しっかり協力し合って成功したプレーは格別にうれしいですね。
▲みんなのプレーを見守るさるコーチ。次もみんなで協力してゲームを楽しもうね!
きてきてアメフト先生-市川市立大柏小学校を訪問しました
1/24(木)と2/1(金)の2日間、市川市立大柏小学校を訪問し、フラッグフットボールの授業を行ってきました。4年連続の訪問となる今回は、ノジマ相模原ライズの安川大輔選手とともに活動させていただきました。
1/24(木)は5年生3クラス104名、2/1(金)は3年生4クラス124名、両日とも各クラス別に1時限ずつ行い、給食も一緒にいただいたので、たくさんの子どもたちと密度の濃い楽しい時間を過ごすことができました。
▲(5年生) コーチ陣の自己紹介。右端がノジマ相模原ライズの安川選手
▲(5年生) みんなでしっぽ取り。地面がぬかるんでいて滑りやすかったけれど、そんなの関係なくみんな必死!
▲(5年生) 3vs2。上手にカニカニブロックできてるね! 作戦通りにいくかな!?
▲(3年生) この日は駒沢大学アメリカンフットボール部BLUE TIDEの伊津野選手も参加(左端)。なんと大柏小学校の隣の市川市立大野小学校の出身です
▲(3年生) 4vs3。みんなで協力してブロック。目指せタッチダウン!
▲校長室で吉田校長先生と。いつもお声がけいただきありがとうございます
▲5年生の各クラスから手紙をもらいました。みんなありがとう! コーチたちの宝物です。またみんなと会えるのを楽しみにしています
市川市立大柏小学校の吉田校長先生、保健の梶本先生をはじめ先生方、ノジマ相模原ライズの安川選手、駒沢大学アメリカンフットボール部BLUE TIDEの伊津野選手、ありがとうございました。
八千代ボンズスポーツクラブのフラッグ教室で指導しました
1/29(火)、千葉県八千代市で活動している総合型地域スポーツクラブ「NPO法人八千代ボンズスポーツクラブ」の
フラッグフットボール教室で指導してきました。
久しぶりに訪ねた八千代市民体育館。子どもたちはいつものように広い体育館をたくさん走り回りました。今回は、地元IBM BigBlueから末吉智一選手、ジョン・スタントン選手、松尾博一選手も指導に加わってくれて、一緒に盛り上がりました。
前半は、幼児から小学3年生の27名が参加し、コーンを使ったウォーミングアップ、しっぽ取り、1対1、2対1まで行いました。2対1は少し難しいようでしたが、みんな頑張って挑戦してくれました。
後半の小学高学年は、7名が参加。手渡しパス(ハンドオフ)、後ろパス(トス)、パスキャッチの練習を行いました。パスキャッチは、ジョン選手がQB役で、子どもたちがルートを伝えます。とにかくみんなロングパスが大好きです。何度も転びながらもロングパスに挑戦していました。
パス練習が終わると、いよいよ4対2のゲームへ。4人のオフェンスはセンターをつけてのスタートです。末吉選手がアドバイスしたチームは、ランとパスをを混ぜながら着実に進みました。オービックの林トレーナー、倉知トレーナーがアドバイスしたチームは……。
初めて参加した子も、何度も参加してくれている子も、楽しんでくれたと思います。また会える日を楽しみにしています。
▲高学年のみんなと一緒に
2013年02月01日
きてきてアメフト先生-習志野市立実籾小学校を初訪問しました
1/18(金)、習志野市立実籾(みもみ)小学校を訪問しました。前半はフラッグフットボール体験、後半はDB#8渡辺選手とDL#11KJ選手が講師を務め、キャリア教育の授業を行いました。
▲初めてのフラッグフットボール体験授業がスタート
▲この日は、NHK総合テレビ「こんにちは いっと6けん」の取材も入りました。
1/30(水)に放送された内容はこちら
▲コーチたちによるデモンストレーションに大歓声
▲カメラが入っても関係なし。本気のしっぽ取りゲーム!
▲キャリア教育の授業へ。冒頭でライスボウルのハイライト動画を上映。アメフトを初めて見る子がほとんどでした
▲KJ先生のプロフィールをじっくりと
▲これまでの人生を振り返って、大事にしてきたことや働くことについてお話しました。
◆KJ選手 :「新しい文化、新しい環境のなかでどれだけ自分ができるかチャレンジしたくて日本にやってきた。とにかくトライすることを大事にしている。“これをやってみたい、行ってみたい、覚えてみたい……”、そう思ったらぜひ自分の可能性を試してほしい。まわりに無理と言われることもあるかもしれないけれど、そんなことは気にしないで自分の可能性を試してみよう」「ひとつの目標に向かって仲間を信じることも大事」
◆渡辺選手 :大事にしていることを3つ挙げて-「自分で決めること。どう生きていきたいか自分で決め、責任をもって決断する」「誰にもできることを、誰もできないくらいやる。それが、自分自身への信頼や相手からの信頼につながる」「『自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ』-以前勤めていたリクルート社の社訓」
▲真剣にメモしています
▲質問タイム。時間があっという間にたちました
▲NHKの取材を受ける渡辺選手
▲帰りもサイン攻めに
▲2年程ほどに「フラッグフットボールで遊ぶ日」に参加してくれた子が、そのときもらったボールを持ってきてくれていました。ありがとう。グラウンドにまた遊びにきてね!
▲この日参加してくれた千葉大アメフト部の金光選手(前列左)と