吉永孝徳ヘッドトレーナーブログ“勝1.01”

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こんなときこそ「1.01」

2011年03月16日


「1.01」

という数字には
こんな「志」がこめられています。


1.01×1.01×1.01×.....

1.01を70乗すると
2.00676...

つまり2.0。
もとの値の2倍を超えます。


一方、

0.99×0.99×0.99×.....

0.99を69乗すると
0.49983...

つまり0.5。
もとの値の半分以下になります。


1.01と0.99、
違いはわずか0.02。


0.01=1%

1%上積みするのか、
1%下回るのか、
それが大きな違いになる。


たかが1%。

時間にすると
一日24時間の1%は14.4分、
つまり約15分。


一日15分間の積み重ねが
結果的には大きな結果につながる。

 


2010年は、
まさにそのことを我ながら思い知らされたシーズンでした。

 

ひとりひとりの声が、
東京ドームが割れんばかりの声援(クラウドノイズ)になり、

 

ひとりひとりの腹筋1回の積み重ねが、
「腹筋ミリオンプロジェクト」として
ライスボウル時点で計130万回となりました。

 

 

 

今回の東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に
我々が今、このタイミングでできること。

 

節電、募金、メーセージ発信、など
一つひとつは小さなことかもしれませんが、
単なる電力、お金、文字の集合体ではなく、
その思いが積もることで
少しでも元気、勇気、希望を取り戻すきっかけになればと。

 

ひとりひとりの「+ 0.01」

 

皆様、
一緒に頑張りましょう!

 

 

仙台の知人より、ようやく一通のメールが届きました。

現地の状況を理解するために少しでもお役に立てばと思い、
原文のまま掲載させていただきます。

 

=====

皆様ご心配をおかけしています。
 
幸いにも命は無事でした。
命があるありがたさ、
当たり前の幸せを日々実感しています。
 
先程インターネットが復旧し、
パソコンにてインターネットが
使えるようになりましたのでお送りします。
 
3月11日(金)被災しました。
 
立っているのも困難な揺れを感じたのが午後2時50分頃です。
当時いた場所を避難するため外に出れば、建物や車が大きく左右に揺れ、
物凄い恐怖を感じました。
 
およそ3分以上の揺れを感じ、棚から物は落ち、建物はひび割れ、
悲鳴が飛び交っていました。
 
周りの方の安全確認が終了し、急いで帰宅の途についたのですが、
信号機はストップし、車は超大渋滞で通常一時間の帰宅時間から
程遠い四時間車に閉じ込められていました。
その間も余震は続き、携帯電話は不通なため不安は募る一方でした。
地面は隆起、陥没し、辺りは停電なため異様な暗さ。
 
その後、人生初の避難所生活。
 
情報はなく、ありとあらゆるものが歪んで見えました。
 
そんな中で近所住民とのコミュニケーションには随分救われたように感じます。
水も食料も数限りある中、人々の助け合いは今もなお続いています。
 
食料を求めにスーパーやコンビニに長蛇の列が続き、物品を買い求めるのに
3時間以上かかるのは当たり前。
 
ガソリンを求め、車が大渋滞をおこしています。
それでもガソリンは行き渡らず、私も車での移動は今も制限しています。
 
私の知り合いには津波で家が倒壊し流され、故郷がなくなってしまった人もいます。
話を聴くと心が痛み、自然の猛威を思い知らされます。
 
断水が続き、お風呂に貯めておいた水も後少しでなくなってしまいます。
ライフラインがすべてなくなった時の人間の弱さを身にしみて感じています。
 
緊張が張り詰め、皆疲れてきています。
そんな中助け合い、励まし合い、懸命に生きようとしています。
 
不安は消えません。どうしたらいいのかも分かりません。
 
でも、少しでも前を見ていきたいと思います。

もし、被災された地域にお知り合いがいらっしゃれば、どんな一言でもいいので、
メールを送って励ましてあげてください。
その一言で随分救われます。

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