2013年07月26日
今年度の習志野市「市民スポーツ指導員養成講座」もいよいよ最終日となった7/14(日)、最後の講義/実技として、吉永孝徳ヘッドアスレチックトレーナーが「体幹トレーニング」をテーマに講義/実技を行いました。
トップアスリートだけではなく、腰痛を防ぐという「障害予防」、あるいは「ダイエット」という観点からも、体幹トレーニングは重要視されています。
この日の講義では、ヘルニアが発生するメカニズムの説明を交えるなど、体力強化だけではなく、障害予防に適したトレーニング方法を、動画を中心に紹介しました。
そして後半の実技では、体幹強化の効果をより高める、股関節まわりのトレーニングを中心に行いました。
人間の動作の基本とも言えるのが、上半身と下半身をつなぐ股関節です。しかしながら、現代では、機械化/自動化等により、人間は楽な姿勢や動作に慣れてしまい、この股関節をあまり活用しなくなりました。その結果として、股関節は固くなったり、あるいは以前は使われていた筋肉が使われなくなったりと、腰痛やひざ痛などを引き起こす要因ともなっています。
約1時間半、10種類ほどのメニューを交互に体験していただき、実技講習は終了しました。
講義終了にあたり、吉永トレーナーは、「1日10分、または1日10回でもよいので、本日のメニューをぜひ継続させてさらに健康になっていただいて、習志野をもっと元気にしましょう!」と受講生にメッセージをおくりました。
※今年度の講座では、吉永ヘッドトレーナーとDB#8渡辺選手が各々2回の講義を担当させていただきました。関係者ならびに受講者の皆さん、ありがとうございました。
【第12回市民スポーツ指導員養成講座 5/26(日)~7/14(日)/全4日間】
●吉永ヘッドアスレティックトレーナーによる講義・実技
1日日 5/26(日)ケガ予防、応急処置
4日目 7/14(日)体幹トレーニング
●DB#8渡辺雄一選手によるフラッグフットボール実技
2日目 6/15(土)
3日目 6/29(土)
▲講義の様子
続いて、実技の開始です。
▲腹筋「ハイタッチ:伸ばした両手を頭上の目印につける」
▲腹筋「クランチ:クランチ姿勢で頭を引き上げる」
。なごやかな雰囲気ながら、皆さん「本気」です
▲【左】腹筋「サイドレイズ:横臥位から左手を上に伸ばす」
【右】背筋「クロール:床上でクロール」
▲【左】股関節を柔軟にし、かつ鍛える「8の字スライド:棒を担いで腰を8の字に動かす」
【右】股関節のストレッチ。効きます!
▲最後に、全員で記念撮影。お疲れ様でした!