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NEW YEAR インタビュー9 #16三宅剛司
2009年03月05日
2009シーズンイン! というわけで、新年から続けたインタビュー企画も今回が最終回。
今後はまた選手から発信していきますので、引き続きよろしくお願いします。
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昨シーズンは怪我の影響で本来の力を発揮できなかったDB(ディフェンスバック)#16三宅選手。
今シーズンにかける意気込みを聞いてみた。
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-昨シーズンはどんなシーズンでしたか。
その前の年は練習生で試合に出られなかったので、昨年は、シーガルズの一員として早く試合に出たいという気持ちで、春シーズンに臨みました。トレーニングの数値も過去最高を出しましたし、試合にもそれなりに出られて、いい感じで春シーズンを終えました。しかし、7月に怪我をしてしまい、そのリハビリが長引き、けっきょく秋は、リーグ戦最終戦の鹿島戦とFAINAL6パナソニック戦にしか出ることができませんでした。また結果が残せず、悔しい思いしか残っていません。
-鹿島戦、パナソニック戦はどうでしたか。
リハビリの成果もあって、動けることは動けていたので、コーチに「大丈夫か?」と聞かれれば「大丈夫です!」と答えていましたが、試合で本当に動けるのかと考えると不安でした。いつもなら、たとえ1プレーやられたとしても、次には必ずやり返せる自信がありましたが、この2試合では全くその自信がなかった。やはり、しっかり納得いく練習ができていないことが大きく、練習量が自分の自信に大きな影響を与えていることに気づきました。鹿島戦でうまくいかなかった悪いイメージが頭に残り、いつもなら自信を持って出しているテクニックをパナソニック戦で出さずに守ってしまったのも心残りです。
-三宅選手のこだわりは。
マンツーマンです。プレスマンツーマンにはある程度自信がありますが、距離を取ったマンツーマンがまだしっくりきていません。練習でやっていることがまだ体に染み付いていないというのもありますが、もっと細かい動きへの反応をよくすることが足りていないと感じています。
-海外へのチャレンジを続けていますね。
3月中旬からAFL2(アリーナフットボールリーグ2部リーグ)に参戦します。 自分に足りない部分を補うためです。向こうのWR(ワイドレシーバー)は大きくて速い。 レベルの高いところで
自分を磨くことで、自分の課題が克服できるのではないかと。
またその先にNFLを目指しているので、そのためにも必要な経験だと考えています。
(*三宅選手ら3選手のAFL2参戦について「エダ散歩」でも紹介しています)
-今シーズンはどのようになりたいですか。
個人的にはマンツーマンで全WRに勝つ! あとは怪我なくシーズンを終えることです。ポジションでは、新しく入ってきた人よりも元気よく。森(#42)に元気で負けない! また、同世代の選手が増えたので仲良しグループではなく、お互いに厳しく、そして楽しいポジションにしていきたいですね。チームは当然、日本一。