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2009年08月
2009年08月27日
DL#12カールの誕生日
8月26日はDL#12カールの24歳の誕生日だったので、近所に住むみんなでお祝いしてきました。
近所に住むみんなとは#80山本、#11KJ、#67フランクです。
家が近いのでしょっちゅう集まって飯を食べたりしてます。
きのうは#23古川も途中から参加し、男5人でカールの誕生日を祝いました。
カールとフランクはハワイ人、KJもハワイ大出身ということで行ったお店はハワイアンレストラン。
カールとフランクは常連らしく、ハワイ料理めっちゃうまかったです。
男ばかりなので、みんなでケーキを食べたり、ハッピバースデーを歌ったりはしませんでしたが、
ハワイ話やオービックシーガルズの話で盛り上がりました。
そんなカールは9月4日(金)の日本ユニシス戦@千葉マリンで日本デビュー。
みなさん、彼のプレーを楽しみにしてくださいね。
▲左からKJ、ぼく、古川、フランク、カール、山本
▲地下鉄にて。腕ヤバイです
▲これは先週、ぼくの家でマツタケパーティをした時の写真。
左からカール、ぼくの息子、山本、KJ
2009年08月26日
夢の話
初戦まであと10日を切りました。
楽しみです。
さて、今日は夢の話。
将来の夢ではなくて、寝ている時に見る夢です。
昨晩、現役選手に復帰する夢を見ました。
引退して1年半が経ちますが、週に1度はこの夢を見ます。
夢の中では、復帰したことに対してみんなから歓迎されるのではなく
「中途半端な気持ちでやるな」的な目線を感じながら、練習に参加する、毎回そんな内容です。
2005年に日本一になって満足して引退し、2006年の夏にもっとやりたくなって復帰しました。
2007年は春にアキレス腱を切る大怪我をし、プレーでもここ数年チームの役にたてるような動きが
できなくなったので限界を感じ引退しました。
やろうと思えばできたかもしれませんが、その年に子供が生まれたこともあり
休日は一緒に過ごしたいという思いもあったので、きっぱりと引退しました。
未練があるとすればその年に日本一になれなかったこと。プレーも不甲斐なく終わったことくらい。
引退したことを後悔したことはありません。
そりゃ大きな試合を見ているとプレーしたくなることはもちろんありますけどね。
現役復帰は全く考えてませんが、#20古谷拓也や#45早坂が息子を試合会場に連れてきてるのを
見ると「ええな」と思います。
ぼくがアメフトをしていることは息子の記憶には残っていないですから。
「お父ちゃん、がんばれ」なんて言われたら涙でてしまいそうです。
▲息子と。2007シーズン、そしてぼく自身最後の試合となった松下電工戦の後で
現役選手は仕事とアメフトの両立をして本当に大変だと思います。
子供のいる選手はもっと大変。いろいろ苦労もあるでしょう。
でも、プレーできるという環境は本当にすばらしいと思います。
現役選手には本当にアメフトを楽しんでもらいたい、試合を楽しんでもらいたい、
そう思います。
彼らが楽しんでるプレーを見ると、観客は楽しい。
彼らが楽しんでないプレーは、見ている方もつまらない。
試合が楽しみですね。
HAVE FUN!!
2009年08月19日
相模原ライズと合同練習
先週、相模原ライズと合同練習を行いました。
オービック対相模原で1オン1やマンツーマン、試合のようなスクリメージ、どれも盛り上がりました。
※ニュース⇒相模原ライズ合同練習
相模原ライズは昨年廃部になったオンワードオークスのメンバーたちが立ち上げたチーム。
ぼくは相模原ライズを初めて見たのですが、その印象は・・・
「モチベーションがめちゃくちゃ高い!!!」
です。
新チームとなりX3からのスタート。しかし彼らのプレーを見ていると
「X3で勝つのは簡単、でも我々の目標はX1に戻ることではなく、再来年にX1で日本一になることである」
という声が聞こてきそうな気がしました。
とにかくモチベーションが高く、スクリメージ(試合のような実践練習)では1プレーごとに
盛り上がる声が聞こえてきました。
彼らの状況では高いモチベーションを保つのは大変でしょう。
無理やりでもモチベーションをあげる必要もあるでしょう。
でも本当にフットボールが楽しそうで、それがとても自然体でした。
久しぶりにX1のチームとアメフトができる喜びがあったのかもしれません。
スクリメージの内容は、やったりやられたりの繰り返し。非常に白熱しました。
まるでX1のプレーオフを見ているよう。それくらいのレベルでした。
旧オンワードからオービックにたくさん選手が移籍してきましたが、どちらの選手も
対戦を楽しんでいましたね。
相模原ライズのダニエル・リンズヘッドコーチは最後のハドルで
「再来年X1に戻ってきてジャパン・エックス・ボウルで対戦しよう」と言っておられました。
今年X3で優勝して入れ替え戦に勝っても、来年はX2で戦わなければならない。
気の遠くなるような道のりです。でも彼らならきっと再来年X1に戻ってきて、
更にXリーグを盛り上げてくれるに違いありません。
強敵のいないリーグで優勝するより、強敵がひしめくリーグで優勝するほうがいい。
▲相模原ライズのダニエル・リンズヘッドコーチ。練習後のハドルにて
さて、自分が彼らの立場ならどうしただろうかと考えてみました。
海外に挑戦するなら「移籍」、日本一だけを目指すなら「残留」ですかね。
とにかく熱い選手が多かったです。
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さて、相模原ライズのことばかり書きましたが、もちろんオービックシーガルズの
選手たちも熱かったです!何枚か写真でご紹介します。
▲昨年大ブレイクしたRB#23古川選手。チームトップクラスのスピードに加え、パワー、テクニックも
格段に進歩。バランスもいい。事務局員エダ、イチ押しの選手です
▲インターセプトしてリターンする新人DB#43町選手。
#5のジャージをつけていますが、LB#5中井選手ではありません。
肉体派LB中井と見間違えるほど体でかい。プレーも写真の通り。秋が楽しみです
▲スクリメージで2回のTDパスレシーブを決めたWR#85萩山選手。
春はCFL(カナディアン・フットボール・リーグ)に挑戦し、10kg以上でかくなって帰国。
なおかつスピードもアップしています。めちゃめちゃパワフルでした
▲本格派ディフェンスエンドの新人DL#12カール・ノア選手。
パスプロテクションしているOLの体が浮いています!
ボディビル部?
夏合宿最終日。
多くの選手が帰った後、ちょいとベンチプレスでもしようかなとトレーニングルーム
に行くと・・・・
4人が残って筋トレしてました。
4人ともヤバいです。体、キレすぎです。
下の写真はWR#13高橋ムツミ君の背中です。
風船ふくらませたみたいにパンプアップしてますが、ホンモノの筋肉です。
▲WR#13高橋選手の背中。ホンモノです
みんなあまりにもええカラダしてるので、カメラを向けると
みんなボディビルのポージングをし始め、ボディビル大会になってしまいました。
音楽もいかにもそういうのが流れていて、最高。
真剣な顔でのポージングが逆におもしろくて、腹抱えて笑いました。
みんな最高!
秋の試合はハードヒット祭りやー!!
▲オービックシーガルズ、ボディビル同好会の皆様
左からWR#13高橋、DB#41堀、DB#2古庄、LB#5中井
2009年08月12日
夏合宿
夏合宿が終わりました。
9月4日(金)の日本ユニシスBULLS戦まであと3週間ほど。
早いですね。
夏合宿といえば長くて、辛いもの、って印象がありますが、
今年は2泊3日。今までで一番短い日数の夏合宿だったので選手にとっては
少し物足りなかったのではないでしょうか。
しかしその分、内容は非常に濃く、いい合宿だったと思います。
写真を撮ったりしながら練習を見ていて、ぼくが目を向けたのは新加入のルーキーとベテランたち。
春はCFL(カナディアンフットボールリーグ)挑戦していたため、この夏から練習に入ったDB#41堀、
KJの後輩でハワイ大のスターターDL#12カール・ノアの実践練習を初めて見ましたが、
「・・・・!?」という感じでした。
なんのことやねん!?って思われるでしょう。
それは9月4日(金)に千葉マリンスタジアムに見に来てください。
▲DL#12カール・ノアです。身長・体重はKJと同じ。詳しいことは
試合まで秘密ですが、KJがもうひとりいるとお考えください
▲DB#41堀。見た目も動きも日本人離れしています。岐阜県出身。
長年主将を務めた元#39遠藤紀彦さんも日本人離れしていましたが、
彼も岐阜県出身でした
AF2(アリーナフットボール2)に挑戦していたLB#9塚田、DB#14長谷川、#16三宅も、
半年間の武者修行を経て相当レベルアップしていますし、CFLに挑戦してたWR#85萩山は
別人かと思うほど巨大化し、なおかつスピードも落ちてないので、
本場アメリカ人の選手のようでした。
▲WR#85萩山。体も頭も肥大化していました
ベテランでははWR#10水口(ぐっさん)、DB#8渡辺(サル)、#19玉ノ井(タマ)。
サルとタマはぼくと同期で、歳は二人とも1コ上。
ぐっさんはぼくの1コ下。
正直心配になるわけですよ。
みんないい歳やし午前は夏の炎天下、午後は大雨の中での練習でしたから。
でも、3人ともキレていましたね。
タマは春はコーチ専任で、半年間プレーしていなかったので特に心配だったのですが、
プレーはキレていました。すぐにでも試合に出られるくらい。
きっと選手にも、奥さんにも内緒でコソトレ(こっそりトレーニングすること)していたんでしょうね。
そんなタマといろいろ話をしていて 、
「エディ(ぼくのこと)にとって、どの合宿が一番印象に残っている?」と聞かれました。
移籍したてで何もかも新鮮だった2000年のハワイ合宿、小笠原の漁師研修を1週間
早く切り上げていきなり合流した2003年の初の習志野合宿、引退生活から復帰したてで
心身ともに不安定な状態で参加した2006年の習志野合宿など、それぞれいろんな想いで
過ごしてきた合宿ばかりですが、ぼくにとって一番印象に残っているのは、
最後となった2007年の合宿です。
ひとことでいうと「覚悟と決断」の合宿でした。
その年で最後にするとシーズンが始まるときから決めていました。
そして春の練習中にアキレス腱を断裂するという大怪我をしてしまいました。
夏からリハビリを始め、9月の復帰を目指していました。
でも最後と決めた年、のんびりなんかしていられません。
再断裂=引退を覚悟して、実戦練習を含む合宿のすべての練習に入ったのを覚えています。
その時の日記が過去のROCKERSに載っていました。⇒その時の日記
きっと、みんなもいろいろな想いを持って、臨んでいるのだと思います。
選手だけでなくスタッフも。
ファンの皆様には試合会場で、それを感じていただけたら、と思っています。